2017/01/05 18:43
森永仁美先生(吹奏楽部顧問)から応援メッセージを頂きました!

 

 

~ 音楽との出逢い 人との出逢い そして 夢 ~

 初めは手探りでした。子供達の演奏も、決してうまかったわけではありません。山下さん達を迎えた学校での最初のリハーサルでは、私も子供たちも、緊張してがちがちでした。ところが、プロの方々が演奏に加わってくださると、「あれ?」「なに?」「すごい!」「楽しい!!」と、子供たちの表情がみるみる変わっていくのが分かりました。類家さんがソロを吹いてくださったときは、もう、目がまんまる!!プロの方の演奏や、音楽への姿勢を、子供たちが肌で感じた瞬間でした。

 プロの皆様は、時間のすきまに、子供たちに、丁寧に色々なアドバイスを下さいました。子ども達の顔からは笑顔がみえ、演奏も、だんだん変わっていきました。迎えた本番では、当時の子供たちの中で、一番楽しい演奏をすることができたと思います。山下さんから、「スウィングしてるね」「子供達ひとりひとりの音が見えるよ」と、にこにこしながら、うれしい言葉をいただきました。JAZZを知らなかった子ども達です。けれども、プロの方々の音楽を生で体感し、プロの方々の熱く温かいまなざしを感じたことにより、「プロの皆様と楽しく、いい音楽をしたい」という思いがひとりひとりの子供の中に芽生えたのでしょう。

 演奏後、山下さんは、子ども達に「音楽を続けていれば、きっとまた会えるよ」と声をかけて下さいました。その、夢のある言葉は、深く子供たちの胸に残りました。

 そして、第2回目、子供たちの気持ちもさらに高まり、第3回目では、さらに「もっといい音でもっといい音楽をしたい。感じあいたい。」という思いが深まり、意欲的でした。「I got rhythm」や「ラプソディ イン ブルー」に挑戦しました。子供たちと、山下さんをはじめ、プロの方々との音楽が呼応しあった瞬間には、ぞくっとしました。

 3回のジャズディを経験させてもらって、思うことは、プロの方は、子供たちに、演奏を通して本気でJAZZを教えて下さった、生き様をみせて下さった、ということ。そして、それは、このジャズディを支え、子供たちの成長を夢見て応援して下さっている一生懸命な「人」がいるからこそ、だということ・・・。子供たちは、それらを感じ、成長させてもらうことができました。本当にありがたいです。子供たちの心の中に、「音楽が好き」という種から、一人ひとり、「もっと楽しみたい」という大きな芽が芽生えました。中には、「プロになりたい」という夢を持って頑張っている子供もいます。この子供たちが、近い未来、どのように成長するのか、本当に楽しみです。

 綾さんも、第1回目から、ずっとこのジャズディに関わり、撮影して下さいました。ファインダー越しの瞳がとても熱く温かく、子供たちからすぐに名前を覚えられ「綾さ~ん」と親しまれていました。そんな綾さんが撮影した写真からは、その瞬間のことばや、音楽が聞こえてくるようです。息づかいやにおいも感じられます。写真展「PASSIONATE」、とても楽しみです。子供たちが改めて写真展で自分たちを見たとき、もしかしたら、初めて、その成長に気付くのかもしれません。きっと、言葉では言い表せない感動があることでしょう。多くの皆様にもまた、きっと、伝わるものがあると思います。

 写真展「PASSIONATE」の成功を心よりお祈り申し上げます。

 

森永仁美

 

 第1回・2回・3回と吹奏楽部の顧問として指導して下さった森永先生。
普段の先生は穏やかで柔らかい雰囲気の方です。が、ひとたび音楽スイッチが入ると力強く、時には厳しく、凛とした雰囲気へと変わります。子ども達への指導は音楽のみならず、普段の挨拶や気配りなど多くのことを教えてらっしゃいます。4年間撮影してきた中で印象に残っている一枚の写真があります。

森永先生の子ども達への指導は、きっと素晴らしいものなのだろうと感動した事を覚えています。そして、子ども達が見つめる先生への眼差しからも、その信頼関係はヒシヒシと伝わってきました。

その森永先生からの応援メッセージは、本当に嬉しく励みになります。
これからも、子ども達が熱中できる、そして夢見れるステージを続けていけるように、頑張りたいと思います。

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