大工の棟梁のおうち
まるとしかくの舞台となるおうちは、
もともとは石部で活躍されていた大工の棟梁さんのご自宅。
外観とはギャップがあるのですが、室内にはまだ土壁の残っていたりして、木造部分とコンクリートブロック造がミックスされています。
まずは改修前のおうちをご紹介。
\一階/
カフェ、イベントスペース
八畳と六畳のお部屋が二間続いています。
窓の向こうのおうちのすばらしいこと!築200年!江戸時代、この石部が宿場町として賑わっていた頃からこの場所を見守ってくださっています。これは借景というのでしょうか。ありがたいです。母・モモコは、向かいのおうちが大好きです。笑
この窓からは石部で行われる例大祭も見放題!でもなにより嬉しいのは、毎日学校帰りの小学生たちが、「くうちゃん!」と娘に会いにきてくれること
これから聚楽層をはがして、麻炭、マコモ、竹炭などを混ぜた漆喰を塗っていきます。
ちいさなお庭があります。ここにはアート担当の父・洋平の作品を設置予定。
シェアキッチン
厨房部分が狭かったので、残念ながらそのまま使うことが難しく、解体して分別して、みなさまいろんな場所に旅立ちました!いままでありがとう!
おふろ
みどりのタイルがびっしりのレトロなおふろ。
こちらも残念ながらそのままでは使えないため、洗面部分もふくめ、全て父・洋平が一人で解体しました!ここから先がコンクリートブロック造になっていますので、なかなか時間がかかりました。笑
続きまして、
\二階/
宿泊スペース
この眺めが、決め手でした!
洋室に改装されていました。大工の棟梁だったお父さんとその息子さんが、一緒に実験しながら建てたのかなぁ、と思われる仮設の壁が残っていました。なんか素敵な思い出 ですが、こちらのお部屋はホワイトキューブに生まれ変わります!笑 ギャラリーのなかで眠る、をコンセプトにしています。
和室のお部屋は、少し荒れ気味でした。笑 こちらには漆喰を施します。
トイレ、ミニキッチン
もともとはサンルーム?洗濯物などを干すように作られたみたいです。
奥には屋上?があります。とても日当たりが良く、日向ぼっこにはサイコーです!
屋上部分にも洋平の作品を設置するため、室外機や柵など全て撤去いたしました。こちらも分別して、みなさんいろんなところへ旅立ちました!サンキュー!
ギャラリー
この部屋の雰囲気はとても好きでした。
でも、さらに気持ちの良い空間にしたいので、壁だけ漆喰に塗り替えます。
以上が、改修前のおうちのおはなし。
次は改修中のおうちのおはなしです〜