こんにちは.
内野です。
先日の那覇出張の二日目に「がじゅまるの家」の視察に行ってきました。
この「がじゅまるの家」、
私の同級生やうちのメンバー内にも利用者がいたので
よく話には聞いていたのでどんな所か。っていうのもある程度はわかっていました。
が、実際行ってみて本当に良かったです!!
・がじゅまるの家http://www.gajyumarunoie.com/は
(隣接する南部こども医療センターに通うお子さんのご家族や当人が滞在できる施設です。)
お部屋は個室が10部屋に、共同のキッチンやくつろぎスペースがあり、
私たちが訪れた際にも滞在者さん同士でおしゃべりしたりして過ごされていました。
案内していただいたこの施設の理事をされている儀間さんが
「お子さんが病気で滞在されてる方が多いのでお部屋にこもると落ち込んでしまいますでしょ、
だからお部屋で食事をすることは禁止にしてるんです。共同の場所で食事をすることで少しでも不安が解消されれば」
とおっしゃっていました。
なるほど!
そんなステキな心遣いが施設の中のいたるところに現れていました。
エントランス
受付にも気配りを感じます。
お部屋の写真は撮りませんでしたが
和室と洋室に分かれており、滞在中は利用者さんが各自でお部屋のお掃除をするようになっていました。
どのお部屋もとても清潔で
きっと施設側の気配りが利用者さんにきちんと伝わっているから
利用者さんもキレイに使っているのだと感じました。
(こういうところはきちんと吸収したいです)
こちらの理事をされてる儀間さんのお話がとても勉強になりました。
儀間さんのお話を聞いて一番びっくりしたのが
与論、沖永良部、徳之島の三町で年間1,000人もの利用者さんがいるということ!
グラフにもなっていましたが、沖縄の先島諸島よりも断然に多かったんです。
それでも、10部屋しか無いので、成人の方で病気で通院されている方などはお断りすることも多いとおっしゃっていました。
個人的にも儀間さんの人柄にとても刺激を受けました。
この施設を立ち上げるために10年かかり、今のような状態になるまでさらに10年かかったそうです。
きっかけは儀間さん本人のお子さまだったようで、
やっぱり母親っていうのは子供のことになると本領以上のちからを発揮するんだな。と思いました。
がじゅまるの家を視察してみて
受け入れる利用者さんは違うけれども
施設の心遣いや利用者さんへの気配りは通じるものがあったと思います。
私たちの施設でも「心穏やかに滞在して欲しい」気持ちは同じです。
勉強してきたことをきちんと活かしていければと思います。
今回の主張、先の村上のレポートからもありましたが
皆さんからの支援でこのような視察にも行けました。
本当にありがとうございました!
施設を管理していただく能塚さんも「がじゅまるの家」視察をレポートされています。
こちらのプロジェクトも合わせて応援をお願いいたします!
https://faavo.jp/naha/project/559/report/11707#pj-single-nav
それでは!