2017/07/29 01:20

宗像ドラマの撮影スタッフのために、夕飯の炊き出しは、宗像市食生活改善推進会(食進会)、宗像市岬地区福祉会配食ボランティアグループ浜ゆうの会、宗像市に本社を構える辛子めんたいこ海千(かいせん) にお願いしています。
撮影3日目となる7月28日金曜日は、宗像市岬地区コミュニティ・センターにて、配食ボランティアグループ浜ゆうの会が、炊き出しを担当しました。14時から12名の会員が集まって、宗像の郷土メニューを作りました。

配食ボランティアグループ浜ゆうの会
毎月、第一木曜日に「浜ゆうの会」(吉田益美会長) の会員が、一人暮らし高齢者などの家を訪問し、弁当を届けています。配食数は、月に、40〜50食(鐘崎・上八地区)ぐらいです。

<今日のメニュー>
1)さしみ
 ヒラマサ、ヤズ
2)おきゅうと すりゴマ、ポン酢
3)アジのきゅうりもみ アジ、キュウリ、トサカ、青じそ
4)穴子の天ぷら 穴子、サラダ油、小麦粉、カボチャ、オクラ、
5)アジのつみれ汁 アジ、豆腐、ネギ
大きなヒラマサ3匹、ヤズ4匹、そしてたくさんのアジは、宗像漁業協同組合からの差し入れです。

1)さしみ


魚屋さんの経験をもつ吉田益美会長が、自ら大きなヒラマサを捌いていきます。あっという間に3枚に卸して、あっという間に薄切りに!こんなにキレイなお刺身の盛りが、本当にあっという間にできて、びっくりしました。ヒラマサ、漁協から直行してきただけあって新鮮で美味しかったですよ〜。

2)おきゅうと

宗像の朝ごはんの定番おきゅうと。ごま醤油で食べます。型に流す前に濾さないことで歯ごたえのあるおきゅうとになります。また、短冊式に切ることも宗像の特徴です。

3)アジのきゅうりもみ

鐘崎で採れる「赤とさか」という海藻と、きゅうり、青じそとアジを、三杯酢で混ぜ合わせます。「赤とさか」は、鶏のトサカみたいだから、そういうネーミングらしいですよ。「赤とさか」 美味しいです。

4)穴子の天ぷら

宗像は、県内1位の漁獲量を誇るあなごの産地です。宗像市内外参加店舗で、料理人が腕を振るう『あなご料理』を楽しむ「宗像あなごちゃん祭り」も開催中です。前日から、吉田益美会長が50匹の穴子を割いて準備。2度揚げで、サクッとした仕上がりなっています。衣が美味しいのは、小麦粉にお酒を入れるからと隠し技まで教えてもらいました。

5)アジのつみれ汁 

アジの骨をきれいに水洗いして血合いを取り除き、アジの骨でダシを取ります。沸騰したら、丁寧に灰汁を取り除きます。アジを包丁でたたき細かくしたものと、それをフードミキサーにかけ更に細かくしたものの2種類を混ぜ合わせ、そこに味噌とショウガと塩をプラスしてつみれを作ります。つみれをダシ汁に投入して、豆腐とネギを加えて出来上がり!アジの骨からダシを取るなんてびっくりです。すごく美味しいですよ。

仕上げにおにぎり!

お腹をすかせて帰ってくるであろうスタッフに、4升のお米を炊いて、おにぎりに!浜ゆうの会の皆さんが、一つ一つ握って、ラップに包んでくれたおにぎりです。

暑い中の撮影で、体力を消耗して帰ってきた出演者や、監督、制作のスタッフの方々が、お刺身を見て、「おお!ごちそう〜。」と喜びの声を上げていました。
浜ゆうの会の皆さん、前日からの準備、本当にありがとうざいました。