2017/07/26 15:09
先日、作業場予定地を見に行った時に、隣の畑のおじいちゃんと、その向かいの畑のおばあちゃんに、キュウリをいただきました
お話しながら「苗はどうしているんですか? 」と尋ねると、「苗なんか買わんよぉ、良いやつを黄色くなるまで置いといて、種とって、また来年植えれば種買う必要ないがね」と、当たり前のように答えてくれました!
しかし今、その当たり前が当たり前でなくなって、日本に残された在来種の種は25%しかないのだそうです!
私が田舎に移住した理由の一つに「種とりをして農業がしたい」という思いがあるのですが、ここ西米良ではまだそんな当たり前ではなくなった当たり前が、当たり前に行われていることに感動しました。
西米良村では特に高齢化が進んでいて、子どもはほとんどいません。
ここで、子どもたちがおじいちゃん、おばあちゃんに種取りから一緒に農業を教えてもらえれば、大切な物をずっと受け継いでいくことができ、自然も残していけると思います。