2018/11/16 17:00

さて、今回も始めていきます!おしごと先生のインタビュー!画像が分かりやすくて、インタビューの内容をまとめてあります。記事ではもっと詳しいインタビューの内容が書いてありますのでぜひ、最後まで読んでください!

 

 

今回インタビューさせていただくのは、赤田義肢製作所の赤田さんです。早速インタビュー開始です!

 

Q&Aコーナー

Q.おしごと先生にどうして参加?

A.日ごろからなかなか私たちの仕事には出会う機会がないなと思っていて、今回のイベントを通して、知ってほしい、出会ってほしいという思いで参加を決めました。義足と聞いても固い仕事に感じられてしまい、なかなか仕事の内容を伝えられてないなと思っています。

 

Q.なぜその職業に?

もともと祖父と父親がやっている仕事でどんな仕事なのか気になっていました。それだけでなく、大きな要因になったのはやはり、パラリンピックでした。なんで、義足をして走れるんだ!?と不思議になって勉強するようになっていきました。そんなうちに靴が作りたいと思うようになり、今の職業を目指しました。

 

Q.普段はどんなおしごとを?

A.病院と製作所と半々くらいで、靴を病院に届けたり、製作所で作ったりしています。義足を作るときは、足の型どりをして、その人の側部にあったものを作っていきます。最初の頃は、樹脂を使って作ることは大変でしたが、今は慣れてきました。足と装具の触れる部分が重要でその部分を重点的作っています。

 

Q.このおしごとの魅力って?

A.最初のころは、「ありがとう」とか感謝の気持ちを言われることを魅力に感じていました。最近では、感謝の気持ちをいただくことはもちろんのこと、お客さんの日常生活をいかにして楽にしてあげられるかを考えるのがすごく魅力に感じています。どうすれば、痛みを感じずにストレスなく装具をつけてもらえるか考えて仕事することにやりがいを感じています。

 

Q.気になる企業はありますか?

A.アロマが気になります。一番仕事のイメージができないからです。煙草のにおいに敏感だったり、におい一つ取ってもすごく大事だなと思っていて、アロマを通してストレスがなくなるってすごいなと思うのも気になる1つの理由です。

 

Q小さい頃の夢は?

A.先生になりたかったです。今は義肢製作所で働かせてもらってますが、実はこの夢も実現したといえば実現できたんです。

この仕事する前に勉強をするために通っていた学校を卒業後にその学校で5年間ほど先生をさせていただきました。ただ、いろんな職業をやってみてもよかったかなという思いも少しありますね。

 

Q.お子さんにおしごとをどう伝える?

A.自分が子どもの頃は、家の下に製作所があったのでよく遊びに来ていました。義肢って少し怖いようなところがあると思っていてお化け屋敷ごっこをして遊んだりしていました。なので身近にあったなと思います。もしも子どもがいても、同じように職場に連れて行ったりして、興味を持ってもらえるようにするかなと思います。

 

Q.50年後のその職業がより魅力的に存在しているためには?

A.最近では、3Dプリンターとかが出てきて装具を作るのは機械がやるようになってくるなと感じています。ただ、一度作った装具でも細かい調整が必要で、その仕事は自分たちがしなくてはいけないので仕事がなくなることはないと思っています。また、お客さんと相談して、対話を通して装着部をよりよくすることは機械にはできてほしくないというのが本音です。自分たちにしかできないと思っています。そこがこれからの魅力になるとおもいます。

 

 

当日は、義肢装具士を疑似体験!石膏を使って、自分の指のコピーを作るみたいです!どうそ、お楽しみに!