2018/06/21 19:26

イベントへの思い あやかver】

皆さんはじめまして。

私は金城文佳と申します。

沖縄県出身、琉球大学の二年次を終え休学中の20歳です。

高校時代に、私はある奨学金で仲間に出会いました。

 今回のイベント運営を決めた理由や、私の人生のテーマである幸せを説明する上での、大きなきっかけがその奨学金関係での経験なので、唐突ではございますが、そこから話させてもらいます。

 その奨学金には、毎年夏に奨学生たちの集まりがあるのですが、そこで私はたくさんの親を亡くした仲間を見つけました。

 悲しいことに、そこで出会った仲間の中には、「夢」を諦める子が、「夢」すら抱かせてもらえない子がいました。

 もちろんその中には「夢」を抱き、努力し続ける子もいました。

  “そこには、何の差があるのか。その差はどうして生まれるのだろうか“

 ということを考えたとき、私は「自分たちが出会った人が自分の手で決断できるようになってほしい」という風に思うようになりました。

 私は世界中の、日本の、特に沖縄の、みんなが幸せになってほしいと思います。 私は幸せとは「自分の過去に向き合うことで、現在の自分を理解し、これからの自分を自分の手で作り出していくことで得られる」と考えています。

【小さな価値観の積み重ねがこれからの自分を作る】

みなさんはどう生きることが、どう働くことが、どのようなことのために生きることが、自分の幸せか、何をしている時が幸せか考えたことがあるでしょうか。

何が好きで、何が嫌いで、自分の中でのいいことや悪いこと、楽しい時に何を感じ、悲しい時にどのように感じるのか、きちんと考えたことがあるでしょうか。

  意外とスルーしがちな、自分の中の「小さな価値観」が「決断の材料」であり、これからの自分を作っていきます。

 子どもたちには、その自分の中にある「小さな価値観」を認識する機会がもっとたくさん必要です。

 今回のお仕事先生は、その導入の一歩として、「働くとは」どういうことなんだろう、自分は何にワクワクするんだろうと子どもたちに知ってもらうこと、世の中には学校で習うこと以外にもっと職業はあること、そしてそれらの職業は、同じ職業でも人によって「思い」があったり「特技」があったり、「こだわり」があったりするのだ、ということを感じてもらえる機会にしたい、できると考えています。