【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る!

福岡県糸島市の「前原(まえばる)商店街」を舞台にした「ベンチ」プロジェクト。みんなのデザイン案を元に、地元の木工作家さんが作り、商店街に並べます。地元の間伐材を使い、「もり」と「まち」を繋げて、地域活性化とコミュニティ作りを目指します!

現在の支援総額

245,000

37%

目標金額は650,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/08/22に募集を開始し、 41人の支援により 245,000円の資金を集め、 2018/09/22に募集を終了しました

【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る!

現在の支援総額

245,000

37%達成

終了

目標金額650,000

支援者数41

このプロジェクトは、2018/08/22に募集を開始し、 41人の支援により 245,000円の資金を集め、 2018/09/22に募集を終了しました

福岡県糸島市の「前原(まえばる)商店街」を舞台にした「ベンチ」プロジェクト。みんなのデザイン案を元に、地元の木工作家さんが作り、商店街に並べます。地元の間伐材を使い、「もり」と「まち」を繋げて、地域活性化とコミュニティ作りを目指します!

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みなさん、こんにちは!

 

前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。

クラウドファンディングは9/22(土曜)までです。

 

みなさんのご支援が頼りです。

どうぞよろしくお願いします。

 

前回に引き続き、今回の舞台となる「前原(まえばる)商店街」と私の関係についてお話しさせて頂きたいと思います。

 

商店街の未来を考えてみよう!

 

ゲストハウスは素泊まりの宿ですので、基本お客さんは、食事は周りのお店に食べに行きますし、近くの雑貨屋さんに足を運んで、地元のクラフト作品を買います。

 

ゲストハウスは地域の魅力を伝えるのが一つの役割です。

私たちの場合は、宿が立地する「筑前前原」の魅力を伝えたいと模索しておりました・・・

 

 

 

かつては大賑わいだった商店街が、いつの間にか人通りが少なくなり・・・

そんな商店街は全国にたくさんあると思います。

 

前原商店街はどうでしょうか??

 

私たちだけが独りで考えてもしょうがないので、2017年の12月に、韓国・釜山(プサン)に遊びに行って、アートを活かしたまちづくりに感銘を受けたのをきっかけに、みんなで話し合う機会を持ってみました。

 

↑みんなで前原の未来を考えるワークショップの様子@古材の森

 

詳細は、「前原の未来を試しに考えてみよう 韓国・釜山の超面白いアートプロジェクトを元に!

という記事にまとめていますが、集まった人から面白い意見がいっぱい飛び出しました。

 

やってみるものです

 

前原の商店街で商売をされている方や、前原好きな人、移住したての人、市役所の方、福岡市や東京、韓国から来た人など、本当に様々な方がいらっしゃいましたので、様々な角度から興味深い意見が出てきました。

 

①「前原の資産って何?」

 

前原の魅力をまずは掘り起こしてみました。

 

・ユニークで親切な人が多い

・江戸時代からの歴史の積み重ねがある

・交通の便がとてもいい

・物価や食材が新鮮で安い

・地域を良くしようと頑張る人がいる

 

などなど意見が出ました。

 

歴史があって、人も良いって最高ですよね。

新しい街にはなかなか生み出せない魅力かもしれません。

 

そして、食事が安くて美味しく、交通の便もいい!

 

筑前前原には、電車やバス、タクシーなど地域の公共交通機関が集まっています。

博多や天神からも30分程度で来れます!

 

前原の魅力が知られれば、福岡市内からも電車で遊びに来る人が増えてもおかしくはありません。

 

また、糸島には地元の人が集まって交流できる場所はそれほど多くありません。

前原くらいではないでしょうか・・・

 

前原を俯瞰して見ると、地元の人だけでなく、福岡市の人や遠くからの観光客が混じり合い、交流して、何か新しい価値や文化を産み出す・・・そんな場所になる可能性があると思います。

 

 

↑Bar「スピークイージー」&併設のレコードショップ

 

歴史や文化がある場所は、創造的な人たちにとっては「アイディアの源」になります。

 

東京・八王子で有名なラッパーだった古橋さんが、前原にオープンしたバー「スピークイージー」では、毎日のように、ユニークな人たちが集います。面白いのは、若者だけでなく、おじいちゃんやおばあちゃん世代の方にもファンが多い点です。

 

しかもレコードショップも併設。

地価が高騰する都会からは消え失せつつあるレコードショップが、なんと前原にオープンしたんです!

 

地価が比較的安い地方のほうが、やりたいことを自由にやれる余地があることを証明する好例だと思います。

 

 前原にはここ数年で13店舗以上の新規出店が相次いでいます。

オーナー自らDIYした手作りショップも多く、個性が際立っています。

 

②「今の前原が惜しい点って何?」

 

・一方通行など車での交通アクセスに難がある

・駐車場が少ない

・空き店舗があっても貸してくれない

・古いものをもっと大切にした方がいい

 

前原商店街には魅力がいっぱいありますが、それでも衰退したのには、理由があります。

特に田舎は車社会ですので、それに対応できないのはイタイところです・・・

 

インフラの問題は、解決しようと思えば、まちの大改造が必要になります。

すると、前原の最大の魅力である「歴史や文化の蓄積」が一瞬にしてなくなる危険性も出てきます。

 

頭がイタイですね・・・

 

私たちの「ベンチプロジェクト」は実は、現状を無理やり変えるのではなく、最大限、今の状態を楽しもうという発想に立っています。

 

前原の最大の魅力である「歴史や文化の蓄積」を大切にしようという考えです。

 

ベンチを各所に置くことで、回遊性が生まれ、人と人が偶然出会い、自由に語らう機会が増えます。

話が弾んで、一緒に遊びに行く機会が出来たり、一緒にビジネスを始めたり・・・

 

ベンチなんかでそんなことが出来るのか?と思うかもしれませんが、現在、世界的にベンチの役割が見直されていて、ニューヨークでは地域のコミュニティを発展させるため、「合計2000台のベンチ」をまちなかに置いている最中です!!

 

他にもデンマーク・コペンハーゲンや台湾・台北など多くの街でベンチプロジェクトがスタートしています!

 

私たちもそれに続きたいと思っています。

今回設置するのはたった6台の予定ですが、それに触発されて、多くの場所でベンチが自発的に置かれるのが理想です。

 

実は日本では、まちなかからベンチをどんどん減らす方向で動いています。

 

公共空間にベンチを置くと、管理や維持費用での問題が出てくるので、行政に任せる以上、減っていくのは仕方がないと思います。

 

だから私たちは、行政に頼るのではなく、同意を得たお店の「軒先」を使わせてもらう予定です。

私的な空間」だからこそ出来るアイディアなのです。

 

貴重なスペースを使わせてもらうことに感謝しております。
お店の方も、場を「シェア」することで地域に貢献したいという想いを持っておられました。ありがたい限りです。

 

 

 ③「前原をさらに楽しむには?」

 

・地域の歴史を知りたい

・歴史の案内板を各所に立てる

・前原にくれば糸島の情報が手に入る「観光拠点」になる

・無料駐車場を作る

 

歴史に興味がある人が多くて嬉しくなりました。

 

↑歴史的な建物「辰美商店」さんの前で。

 

やはり、古い街はその「古さ」にこそ最大の魅力があるんですね〜。

 

ベンチはその魅力を引き立てるきっかけになると思います。

ゆっくりまちを歩いて、歴史を楽しんで、人との交流を楽しむ。

 

前原の魅力をあげる「ベンチプロジェクト」のスタートです!!

 

 

 

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