みなさんこんにちは。
プロジェクションマッピングの音楽を担当しています、エレクトーン奏者のLiLica*(リリカ)と言います。
私が担当している、"音楽を創る"ということ。
メロディーや音色、和音、リズム、効果音、それらを合わせていく過程において、私がいつもイメージしているのが「色」です。
私は音楽制作の作業をする時はいつも、五線紙にえんぴつで音符を書いていくのですが、そこには五線紙の白とえんぴつの黒、エレクトーンの鍵盤の白と黒。という、モノクロな景色が広がっています。
そのモノクロな中にあるメロディーにどんな色をつけようか、どんな世界を描こうか、それを常に考え、頭の中に描きながら、音楽を創っていきます。
一見すると、「音楽」と「色」とは関係がないように思えるかも知れないのですが、そこに「何色」を描きたいのかをイメージするのとしないのとでは、音楽全体の持つ雰囲気が大きく違ってきます。
たとえば、「炎」という言葉一つでも、その炎が「青い」のか「赤い」のか。
さらに、その炎などんな熱さで、どんな風に燃えているのか。
それらをイメージすることによって、創りたい世界観が明確になり、メロディーや音色、和音らリズムもどんどん広がっていきます。
だからこそ、「色」の存在というのは私にとって「音楽」を創る上でも必要不可欠なものであり、私が音楽を創る上でとても大切にしているものでもあります。
今回はプロジェクションマッピングの音楽という事で、カジタさんの切り絵の作品を見ながらストーリーを読み、頭の中でそのストーリーの世界の「色」を描き、音楽を創りました。
【切り絵×演劇×音楽】という新しいアートの世界。
それぞれ異なるジャンルのアーティストたちが創る「色」の世界を、ぜひ会場で体感して頂きたいです。





