本日の更新の当番は大江です。
情報公開から今日まで「3人の出会いの話」から、「スープ」「開催する養老館の歴史」についての話がされてきました。ところで開催する津和野っていう町はどんな町なんだろうかっていうことを今回、お話しします。
といいつつ、ぼく津和野は2年と半年しかいないので全体像はつかめません。
なので、役場の方に聞いてみました!
「みなさんに津和野ってどんな町って伝えればいいですか?」
「そうですねー、有り体に説明すると、
“津和野町は、島根県の西端に位置する人口7,500人程度の小さな町で、「山陰の小京都」として国内外から多くの観光客が訪れ、清流日本一に何度も輝く一級河川「高津川」をはじめとする自然の恵みに抱かれたまちです”(T10より抜粋、改変)
となりますけど、つわのスープという企画から、養老館での開催ですし、幕末から明治にかけて「西周(にしあまね)」や「森鷗外」など輩出した文化芸術のまちであり、今もそれを町民が誇りに思っていることは言いたいですね。日本の新たな時代を拓いた人物を輩出した場所で “津和野町の新しい歴史を作っています” という感じでどうでしょうか?」
なるほど、なるほど!そんな感じです!
ちょっと追加していくと、このコンパクトな町には「地域おこし協力隊」や「集落支援員」の方が51名(30年度6月時点)いて、様々な分野(教育、文化、芸術、林業など)で町の課題に取り組んでいます。それに各集落にも地域の活動団体があり、町全体で町の課題に取り組んでいると言っても過言じゃないでしょう。
ただそれは人数的な話。
団体同士が繋がり、一緒に町で活動するということできているかといったら、まだまだだと思います。そこまで他の活動のことを知っているわけじゃないし、町の課題や、課題を取り組む人たちのことを把握しているわけじゃないと思います。
ちゃんと町の未来を考えようと思うと、町民が町内のそれぞれの活動や課題について理解していて、未来のことに目を向けていく必要があると思います。そのことが僕らの活動「つわのスープ」に繋がっています。
といったところで、津和野町の現在の話でした!
次回の更新は「つわのスープ」がはじまるきっかけになった「夜糧」についてお話していきます!
(写真:斎藤香菜子)