2019/02/26 19:07

 こんばんは!石倉美生です。

 

 つわのスープと夜糧は、切っても切り離せない関係があります。今日は、そんな「夜糧ストーリー」をお届けします!

 

 「夜糧」は、この前お話した「でしリスト」から生まれました。

 坂和くんが「1人暮らしも多いから、夜ご飯をみんなで食べる場がほしい。」
 けんけんさんが「夜にも糧で何かしたい。」
……「じゃあ、夜に糧でみんながご飯を食べられる場所を作ればいい!」

 という、それぞれの思いがマッチングしたことで始まったのが「夜糧」です。

 

 ちなみに、「糧」とは、けんけんさんが運営しているレストランです。


 「糧(かて)」では、昼間のレストランの他、季節ごとの手しごとを学べるワークショップ、本屋、調味料の販売、スパイスの量り売り、在来種の種の交換所などの運営をしています。


 夜糧は、「シェアリビング」という概念がしっくりくる場所です。誰かの家のリビングに集まってご飯を食べるように、ここに集まったときは、普段の肩書きは捨てて家族のように過ごします。


 最初は、この夜糧の場がどうなるかとドキドキしていたのですが、夜糧を通して、新しいつながりがどんどん生まれていきました。3人でスタートした取組みも、半年たった今では20人以上が関わってくれています。

 

 自分のやってみたいことは、誰かに伝えた瞬間、協力してくれる人が見つかった瞬間、「できること」に変わるということを強く実感しました。

 

 そして、夜糧のメンバーで「ミニスープ」をやってみることにしました。毎回4人がプレゼンターとなって20秒×20枚のスライドを使ってプレゼンをします。様々な活動や好きなテーマを発表するのが「ミニスープ」です。

 

 

 この「ミニスープ」で発表された誰かの「やりたい」は、聞いている人にとっても、他人事ではなく、応援したいこと、一緒に実現したいことになっていきました。実際に実現しているものも多くあります。

 

 今回の「つわのスープ」の実現もその一つです!「ミニスープ」は、夜糧の中で自分のやってみたいを表現する場でした。それを、津和野町というより大きな場で行うのが「つわのスープ」です。
 
 「つわのスープ」を、自分のやってみたい、挑戦したいという気持ちを公に表現する場にしたいと思っています。どんなにすばらしい夢を描いていても、誰にも言わず、心の中だけで描いていては、本当にただの夢で終わってしまいます。

 もし、それを「表現」する場があったら・・・?
 「協力」してくれる仲間が見つかったら・・・?
 「応援」してくれる町の風土があったら・・・?


 小さな町だからこそできることを突き詰めてみたい。ほとんどの人が顔見知りで、直接知らなくても必ず共通の知人でつながる町だからこそ、津和野町だからこそできることを私たちは試してみたいと思ったのです。

 

 明日は、津和野町でおきている様々なプロジェクトについて紹介します!!お楽しみに