クラファンの挑戦が2時間ほど前に、終わりました。
目標を皆さんのおかげで達成でき、あらためてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
この60+1日間の出来事は、リポートでもお伝えしましたように、地元をはじめ各方面からボランティアとして来ていただいたり、片江の皆さんがかたゑ庵をどれだけ応援してくださっているかや、さらにはこのクラファンでの成功の影で、働きかけを一心不乱にやっていただいた方々のこと、一方で私の至らなさから地元の住民の方からの苦情をお受けすることもあったり、思い出せば、ひとつひとつが大事なひとコマひとコマでした。
もし、クラファンを挑戦せずにゲストハウスかたゑ庵をオープンしてたらどうだったでしょうか。
最終アクセス数5,068PV、2,788UU、
いいね1,167
最終金額688,000円
そして支援していただいた54人の皆さん
もし挑戦してなかったら、この数字がなかったことになり、どうなっていたかは、その数字が見事に語ってくれています。
以前、読んだ本の話しです。
小説を書くための、ポイントをおしえてくれた本がありました。
タイトルもその本自体もどこへやったかわからなくなりましたが、
おぼえているのが、
小説を書くときに、そのストーリや結末を考えるのではなく、
まず、個性的な登場人物を設定し、その背景やらロケーションを決める。
そして、ここから生まれる展開をドラマとして創造していく、そんな内容。
これを今回のかたゑ庵プロジェクトに当てはめますと、
今回は読んだ本のように、私は小説を書く時と同じように片江というロケーションを設定し、
そこにいる人たちが登場人物であって、そこからおこる様々な出来事(予期しない)を主人公としてあてはめてきました。
振り返れば今回、予期せぬアクシデントほど小説になる、と思いました。
それはたいへんではありましたが。
この2ヶ月間、様々な形で、それは現れ、
その物語は事実として、リポートの中でお伝えしました。
そしてこのクラファンの最後には奇しくもアディショナルタイムとして、
みごとに物語の最後に予想外の展開をつくりだしてくれました。
さらに、本日もまた新たな支援と応援メッセージが入ってきました。
支援者のどれもそれぞれが、思いをこめていただいたメッセージです。
皆さんのメッセージの軽重は、ありません。
その中で、今日のメッセージのひとつには、
特別な思いがあるものがあります。
それについて、
その応援メッセージに対する
お返しのメッセージを、
言葉にして書いて、それに思いをゆだねようとするのですが、
ことばにすればするほど
チープなメッセージになってしまいます。
もう何度も書き直してますが、
ここは小説のように書けません。
小説のようになるから書けないのかもしれません。
今回の奇跡の内容の応援メッセージは
事実をありのままで受け取り、
静かに見守っていきたいと思います。
今は、ことばにできないこと。
それは、きっとわかっていただけると思います。
最後に
クラファンのスタート時に作ったタペストリーに
かたゑ庵の右隣に書いてあった「ナラティブハウス」に気がつかれた方
いませんか。
なぜゲストハウスでなく、
「ナラティブハウス」なのか。
それは、かたゑ庵はただのゲストハウスではなく
あなたの物語を生かす場。
ナラティブとは「物語」です。
60+1 日間
ありがとうございました。
では、
おやすみなさい。
UG