まずはこちらをご覧ください。
《小学生の時に読むべき本おすすめ87選》
1「エルマーのぼうけん」ルース・スタイルス・ガネット
2「ボッコちゃん」星新一
3「ずーっと、ずっと、だいすきだよ」ハンス・ウイルヘルム
4「ハリーポッター」J・K・ローリンズ
5「夏の庭」湯本香樹実
(本、映画、音楽の情報サイトBOOKCASEより上位5冊)
続きまして、
《2018年児童書ベストセラー》
1「ざんねんないきもの事典」今泉忠明監修
2「おしりたんてい」トロル
3「だるまさんが」かがくいひろし
4「わけあって絶滅しました」今泉忠明
5「かいけつゾロリのちかたんてい」原ゆたか
(トーハン)
みごとに1冊もかぶっていないですね。
このことから、ザックリとした見方ではありますが、大人が子どもに読ませたい本と、子どもが読みたい本は一致しないということが言えると思います。
ここ数年はだいぶ変わってきましたが、夏休みの読書感想文の課題図書のおもしろくなさについては誰もが認めることではないでしょうか。
もちろん、いやいや読まされる感にみちているわけですから、ただでさえおもしろくない本がトラウマになるくらいおもしろくなさが倍増する(笑)
ただ、子どもが読みたい本だけを読ませればいいかというと、これがまた難しいとこで、限りなくNOに近い。
大人もそうですが、本を読む行為というのは最終的にアウトプットすることに帰結するわけです。そのあたり、読書感想文を夏休みの課題にすることはまっとうな方策でしょう。
というのも、おしりたんていやかいけつゾロリはちょっと書きづらい。結局は「おもしろかった」で済ませるしかなくなります。
結局は、物語性のある「読むべき本」に軍配が上がるというわけです。
以下続く。
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