2019/08/05 20:32
【達成率は71%です】
皆さんの支援のおかげで、70%を超えました。
ありがとうございます。
残り30%です。応援をよろしくお願いします。
以前から、私にとって驚きでした。
故 服部世津子さんが、宇都井で開業されたのは95年前、
1924年(大正14年)でした。
当時、女医さんというのは相当珍しい存在だったのでは、と想像します。
世津子さんは東京女子医専、現在の東京女子医大の卒業です。
その辺りを娘さんの智恵子さんに聞いてみました。
女性のお医者さんということで、最初は信頼してくれない人もいたそうです。
当時はほとんど研修もない時代だったので、新しい症状に対する度に、患者さんに悟られないよう、医学書を調べながら、診察に当たっていました。
母の記憶は、家事よりも、いつも医学書を読んでいる姿だそうです。
病院の建物を地元の人たちの手で建ててもらった恩から、往診料は受け取らなかった、とのこと。
そのような努力の積み重ねで、徐々に地域の人の信頼を得られたのだろう、と智恵子さんは語っていらっしゃいました。
智恵子さんがお母さんの話をされる時は、いつも穏やかな表情で嬉しそうに話されるのが印象的です。



