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出雲民藝紙(いずもみんげいし)で作った花を国際平和美術展に出展したい!

出雲民藝紙(いずもみんげいし)の花を国際平和展に出展し、国内をはじめ海外へも広く知ってもらうことで、出雲民藝紙の伝統を未来へつなぎ、地域振興へつなげたい。

現在の支援総額

285,000

51%

目標金額は550,000円

支援者数

44

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/06/26に募集を開始し、 2019/07/26に募集を終了しました

出雲民藝紙(いずもみんげいし)で作った花を国際平和美術展に出展したい!

現在の支援総額

285,000

51%達成

終了

目標金額550,000

支援者数44

このプロジェクトは、2019/06/26に募集を開始し、 2019/07/26に募集を終了しました

出雲民藝紙(いずもみんげいし)の花を国際平和展に出展し、国内をはじめ海外へも広く知ってもらうことで、出雲民藝紙の伝統を未来へつなぎ、地域振興へつなげたい。

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 出雲民藝紙から作られた花を、国際平和美術展に出展し、出雲民藝紙の良さを広め、未来へ伝統をつなげたい。

 

 


 はじめまして。島根県松江市在住の手漉き和紙(てすきわし)を使ったクラフト作品を作っている、アトリエHaruiro Chiekoと申します。

  

 この度、第27回国際平和美術展に作品を出展するお話を頂きました。国内はもちろんのこと、海外の皆さんにも日本の伝統的文化や手漉き和紙の素晴らしさを伝え、地域の伝統工芸を残していくという活動の大きな一歩としたいと考え、参加することにしました。

 まず知って頂くことが、使って頂く、買って頂く、来ていただくことにつながり、島根県松江市の産業振興と手すき和紙 出雲民藝紙を次の世代に繋いでいくことに微力ながら貢献できるのではないかと思っています。そのための出展料、渡航費の一部を皆様にご支援いただけないでしょうか?

 

 

 

 

 アトリエHaruiro Chieko

 島根県松江市在住。

手漉き和紙 出雲民藝紙を用いた和紙の花、アクセサリーなどを製作している和紙クラフト作家です。

 

 

 

 私と出雲民藝紙

  私が出雲民藝紙と出会うことになったのは、小学4年生の夏休みでした。両親に連れられ、手漉き和紙体験し、夏休みの宿題として1冊のノートにまとめたものでした。紙漉きに至るまでの工程にとても手間のかかること、一枚1枚がとても大切に思えたこと、少なくなった紙漉き屋さんがこれからも残ってほしいなどと、感想を書いています。

  出雲民藝紙と深くお付き合いさせていただくきっかけとなったのは、2016年10月、新しい使い方の一つとしてプリザーブドフラワーとのコラボ作品ができないかとお話を頂いたのがきっかけでした。

最初は、プリザーブドフラワーのアレンジの中にアクセントとして使うなどしていましたが、なぜかこの和紙で花が創れそうと思い、あれよあれよという間に独学で花を作っていました。

 

 

 

 

 

出雲民藝紙とは

・出雲和紙は手漉き和紙として、江戸時代からかわらない手作業で作られており、機械漉きの紙が多くなる中でとても貴重な技術や文化です。

 

・手漉き和紙職人として人間国宝 安部栄四郎さんが手漉き和紙の美を追求し、原料それぞれの特性を生かした色鮮やかな和紙を製作し、出雲民藝紙として確立されました。

 

・紙漉き職人だけでなく、紙を漉く道具を作る職人、原料や綺麗な水の流れる環境の維持、和紙を使ったり買ったりする人など、チームプレーが必要で、誰でも紙漉きの文化を残していくことに貢献できることを知りました。

 

 作品を作る中で手漉き和紙の奥深さや、可能性の大きさを感じています。その丈夫さや、思わず紙を手で撫でてしまうようなやさしさ。人の手間と時間をかけて作られた紙だから伝わる温もり。素材の繊維が生み出すつやと輝きは格別です。日本の多くの文化材にも使われる手漉き和紙は、日本の伝統文化として残していかなければならないと感じています。

 

 

 

 

 

 私の製作する出雲民藝紙の花

 私のつくる花は自然に咲いているような雰囲気をまとい、出雲民藝紙に新たな命を吹き込むことができます。それは出雲民藝紙のもつ特徴を最大限生かせると思っています。

 花を立体的に作り上げることができるのは、出雲民藝紙が少し厚手で、しなやかだからできること。

花びらや葉を一枚ずつ切り出し、一輪の花として組み上げる作業を全て手作業でおこなうことで、より手漉き和紙の持つ温かみを引き出し、手作りの温もりを伝えるものとなっています。

また、いろいろな花や葉を作り出すことで、紙色の鮮やかさや、豊富さを生かしています。日本の伝統色をはじめ、特に緑色系の紙色の豊富さは、出雲民藝紙の自慢であり、私も作品を作るうえでとてもウキウキするところです。

 

 

 見た目の美しさで人を楽しませ、生活に彩りを与え、時代のニーズに合わせた使い方で、若い世代の方にも和紙の魅力を知って頂き、身近に使って頂けるのではないかと感じています。

 

 

 

 第27回 国際平和美術展に出展

 この美術展への出展は、私の作品を見た企画会社の方から、連絡をいただいたことがきっかけでした。

私の作品としてはもちろんのこと、地方の伝統工芸の振興のためにもぜひこの美術展を活用し、様々なチャンスにつなげる機会としてほしいとお話を頂きました。

 

 今回のこの作品展は、愛と平和をテーマに日本中の様々なジャンルのアーティストが出展します。

第27回を迎えるこの美術展は

国内展、6月18日~22日 神奈川県民ホールギャラリーにて。

海外展、11月1日~4日  オーストリア ウィーン シェーンブルン宮殿(世界遺産)にて開催されます。

 

 

去年開催の様子です。国内展広島、海外展スイス ジュネーブにて。

 

 

 この展示会は世界の共通言語といわれる芸術から多くの方に平和について考え、平和への意識を次世代に伝えていくことを目的としています。

これまで広島市や長崎市、日本政府や日本ユネスコ協会連盟など公的機関の支援のもと、ローマ法王をはじめとする各地の要人や現地の方と平和への思いを交歓してきました。

 

国際平和美術展主催のクオリアートさんの特集ページです

http://www.qualiart.co.jp/works/detail.php?kijiId=20180710184204

 

 

出雲民藝からみる平和と愛

 江戸時代から400年続く出雲民藝紙が、今の時代まで受け継がれてくるためには、大きな戦争の時代もあり、必ずしも平和的な使い方のできない時代もありました。そうした時代も乗り越え、時代に合わせた使い方をしながら、今、花を創るという平和で幸せな使い方ができることは、本当に感謝できると感じています。

 そして花というアイテムは平和の象徴であり、多くの人を楽しませ、花束、ブーケなど愛を語る上では欠かせないものです。

 

 

 

 “かみ彩”

 今回の作品は「かみ彩」“かみいろ”とタイトルを付けました。

髪飾りをイメージし髪への彩りを表現しました。花や葉の色を通して出雲民藝紙の彩り豊かな紙色を生かしました。そして紙は神に通じるもの。愛と平和が春に咲く花のように、世界中にたくさんの愛と平和が広がるように願いを込めて。

 

 

 

 

 

 ここから未来へ

  島根県松江市に生まれ育ち、ここが大好きです。田舎で保守的といわれるこの地域だから残っている自然や伝統を大切にし、残していきたいと思っています。

 1000年もつといわれている手漉き和紙を、次の世代へ繋げるために今、私にできることは出雲民藝紙を使い、良さを伝え、広めることで支えることです。

 

 手すき和紙を一つの日本の芸術品として認知し、伝統を大切にし、多くの著名な芸術家を産み出した芸術の街ウィーンで作品を公開できることは、私にとっても、出雲民藝紙にとっても意義のあることで、大きなチャンスだと思っています。

 

 この大きなチャンスをとらえるためには、作品の製作、出展料、渡航滞在費など、たくさんの資金が必要です。

私とご縁のある方、島根や松江が好きな方、今は離れているふるさとのために何かしたい方、伝統工芸や手漉き和紙に興味のある方、私の活動に賛同いただける方、応援してください。

この応援は私を含め、出雲民藝紙を漉く職人さんや支えている皆さんの励みになります。

 

 

共に喜び、想いを共有してください。

 このクラウドファンディングを通して、海外で行われる作品展に出展するという素晴らしい出来事を皆さんと共有し、共に喜びたいと思います。

 多くの方にご支援いただくことで、地元の方をはじめ、より多くのかたに島根や出雲民藝紙に興味をもって頂き、リターン品を通して、出雲民藝紙を使うという役割で、地域の文化を守っていくことに共に貢献していただけたらと思います。

 

 出雲民藝紙を含め、手漉き和紙も材料や道具の問題、後継者不足など多くの課題を抱えています。

また過疎化日本一や、認知度が低い、外国人宿泊者数最下位など、マイナスイメージを語られることの多い島根です。

でも、熱い思いを持って活動している若い世代のいることが地域を盛り上げ、未来への希望となると信じています。

 

 つきましては、この国際平和美術展(ウィーン シェーンブルン宮殿開催)に関する出展料、渡航費の一部をご支援ください。

夢と希望をのせて作った出雲民藝紙の花を世界へ、そして未来へ繋げるために力をお貸し添えください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

愛と感謝を込めて。

アトリエHaruiro Chieko 

 

 

 

リターン品について

 ご支援くださった皆様にも、リターン品をとおして出雲民藝紙を使って頂いたり、地元に来ていただくことで、未来につなげる一歩に貢献していただければと思います。

私のつくる作品を中心に、島根のおいしいおつまみセットなどをセレクトしました。

 

中でもイチオシは、「出雲民藝紙の工房と安部栄四郎邸を巡る、松江流おもてなし会」です。

 

 安部栄四郎記念館の見学、手漉き和紙体験、出雲民藝紙の工房見学、安部栄四郎邸の見学、松江流おもてなし会など、盛りだくさんの内容となっています。


・安部栄四郎記念館の見学 

 安部栄四郎が生涯をかけて製作した出雲民藝紙の資料、紙に関する資料、交友のあった民藝作家の棟方志功、河井寛次郎、バーナー・ドリーチ、浜田庄司の作品などを展示しています。様々な産地の手漉き和紙にも実際に触れていただくことができます。

 

・手漉き和紙体験

  記念館の隣にあります伝習館にて、紙漉き体験ができます。カードサイズの紙が2枚もしくはA4サイズの紙が1枚出来上がります。あなただけのオリジナル和紙を作ってください。 

 

・出雲民藝紙の工房見学

  記念館から徒歩5分の場所にある紙漉き工房。戦前からあるという風情ある建物や、薪をくべて炊く大きなかまど、職人が漉く凛とした姿などご覧いただけます。

 

・安部栄四郎邸の見学

・松江流おもてなし会

  普段は非公開の安部栄四郎邸を、出雲民藝紙伝承者 安部信一郎さんにご案内頂きます。記念館に収まりきらなかった貴重な紙に関する資料、民芸の研究のために集めた資料などが所狭しと並んでいます。

そしてこの建物は、安部栄四郎がこだわってデザインし、釘を1本も使わずに建てられています。
 実際に安部栄四郎が民芸運動をともにした、棟方志功、河井寛次郎、浜田庄司などと過ごした部屋で、ここにしかない貴重な作品を見ていただくことができます。

 そして今回は特別に棟方志功の描いた襖絵に囲まれた部屋で、河井寛次郎、浜田庄司のお茶碗で、松江流のおもてなしでお抹茶と和菓子を頂きます。

・お土産付き

 出雲民藝紙で作られた製品をお土産に。

内容は、当日のお楽しみです。



 

 

 

● 支援金の使いみち

国際平和美術展出展料、渡航費

リターン品費用(送料を含む)

FAAVO利用手数料

 

 

● 実行スケジュール

クラウドファンディング 6月~7月

国際平和美術展 国内展 6月18日~22日

国際平和美術展 海外展 11月1日~4日

リターン品発送、ワークショップ開催  8月~年内

 

 

 

今までの活動や作品について

 

2016年10月  作品を作り始める。

2017年2月    八重垣神社  巫女さん天冠飾りの製作

2017年10月    手漉き和紙展 作品展示

2018年10月  全日本美容技術選手権 出場者 髪飾りの製作

2019年6月  第27回 国際平和美術展 国内展 出展

など

 

出雲民藝紙を身近に感じていただけるようヘアゴム、ブローチなどの製作、委託販売。

出雲民藝紙の花で作る、作品やアロマディフューザーなど、新しい出雲民藝紙の使い方の提案と商品開発。

出雲民藝紙の良さを感じていただけるよう、日本各地でのワークショップの開催。

大好きな出雲民藝紙、島根、松江の魅力を伝えるために活動中。

 

 

アメブロ https://ameblo.jp/niziiro2586enpitu

インスタ https://www.instagram.com/atelierharuiro/?hl=ja

 

 

 

 

● お問い合わせ先

メール  atelier_haruiro86@Yahoo.co.jp

アトリエHaruiro Chieko

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最新の活動報告

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  • クラウドファンディング、終わりを迎えました。 目標達成ならずでした。   いろいろな面で、ほんとに私の力不足を感じざるを得ません。ごめんなさい  m(__)m 準備から、今日までとても長かったです。 本音を言えば、終わったことにホッとしています。   協力してくださった方を思うとき、その応援の気持ちに勇気を何度ももらい、最後まで寄り添ってくださった方がいたことが、ほんとにうれしかったです。   いろんな形の応援がありました。 人を応援するって、こんな形でもできるのかと、勉強になりました。応援することができる人は、それ以上に応援される人と言います。今回応援してくださった方にたくさんの応援の恩返しがありますように。   目標金額の達成という結果に関しては今回は不成立でしたが、たくさんの方に記事を読んで頂ける機会がありました。様々な方面から出雲民藝紙、日本の手漉き和紙の文化についてお伝えするという目的は達成されたと思っています。たくさんのいいねや感想を頂きありがとうございました。   私は今回ウィーンへと続く作品展に出展することで、アートという表現方法を私の新しい一面として加えることができました。平和や地域振興のメッセージをのせることができるということに気がつけたのは大きな成長でした。   また、ここから新しく何かが始まる、そんな希望につながるご縁をたくさんつなげてくれたクラウドファンディング。このご縁を出雲民藝紙広め、地域振興につなげていきたいと思います。   そして、私はウィーンに何とかして行くのだと思います。 出雲民藝紙も、紙漉きに体験にたくさんの外国の方ももこられます。特にヨーロッパ、フランス語圏の方の来館が増えています。 そんなニーズにも応え、何かにつなげ、肌で文化や手漉き和紙に関する認識などに触れることで、今後の活動の糧にしたいとおもいます。   出雲民藝紙を支える活動は、これからも続きます。原料のことなど、その活動は多岐にわたっていくのだなと、そんな未来が見えつつあります。 今後の活動の中では、また皆様にお力をお借りすることもあるかもしれません。 そして、今回のプロジェクトで少しでも出雲民藝紙に興味を持っていただけたのなら、使うことでチームの一人として支えてください。   応援してくださった方、お一人お一人にお礼のメッセージをと思います。 ですが、明日は大阪でのマルシェへの出店、ワークショップが控えてます。こちらに全力で向かいたいとおもいますので、月曜日以降になることをご容赦くださいませ。     たくさん、たくさん応援を頂きました。 心から感謝しております。 私の少ない語彙で、どう表現したらいいのかわからないけど。 ほんとに、ほんとにありがとうございました。 大変だったけど、幸せでした。 毎日のように、嬉し涙が溢れました。 最後まで支えてくださりありがとうございました。   至らないことがたくさんあったこと、お許しください。   皆様に幸せの恩返しがたくさんありますように。   アトリエHaruiro 野津智恵子   もっと見る
  • 紙は神様

    2019/07/26 01:18
    本文を入力してください “紙は神に通ずる” 棟方志功は出雲民芸紙 紙漉き職人 人間国宝安部栄四郎に初めて会ったときに語っています。     古代から神話の地であり、神在月で知られる出雲大社など、神様やご縁、パワースポットなど神秘的なことに話題は事欠かない出雲地方です。 山々に囲まれ、緑たっぷりの風景、宍道湖の美しい夕陽など、自然が身近でそこにいるだけでその恩恵を十分に受け取れる環境です。 八百万の神様として、自然にあるもの全てを神様と尊び、大切にしています。 松平不昧公から続く、お茶と和菓子の文化など、日本の文化や心を大切にしています。 茶の湯の文化は、多くの窯元を産み、手をかけた美しいものを普段の食器に使うなど、民芸の精神“用の美”日常の使うものの美しさを取り入れて暮らす人が多いです。 特別でないときでもお抹茶をふるまうなど、風流な文化が息づく、そんな土地柄です。   出雲人というのは、控えめです。 自分という軸は持ちながらも、出しゃばらず、“和”を尊ぶそんな精神の人たちです。 几帳面な部分を持ち合わせ、変化をあまり好まず、守ることに長けています。   もちろんすべての人に当てはまるものでもないし、私の主観の部分も大きいとは思いますが。 出雲という場所は、落ち着いた、どこか神秘的で、癒される場所だと思います。   そんな出雲の地で、手漉きによって1枚1枚作られている、出雲民芸紙。 全ての工程に地下水が使われています。 自然に囲まれた作業場。 この土地のエネルギーをたっぷりすっています。   そして、紙の漉き方。 これ、地方によって全然違うのです。 漉き方には型があって、桁と呼ばれる部分の動かし方が違います。 漉く人の人柄や、風土、気候などがその漉き方の違いをうみ、その土地の紙となるのです。 同じ野菜でも、栽培される場所や、栽培者によって味が変わるように。   手作業で、大切に大切に作られている紙。 人の手がかかるから生まれる、優しさを持っています。 それは、家族のために手をかけて作られた食事のように。   一枚一枚の紙は、繊維を傷つけないような工程を経て作られています。 繊維を傷つけていないから生まれるつやと、なめらかさ。   そして原料を混ぜず、雁皮は雁皮、楮は楮、三椏は三椏だけで漉かれた紙は出雲民芸紙の特徴です。 シンプルに、素材を大切に。   “和紙は使われてこそ生きる”とした安部栄四郎さんの言葉どうり、使う人のことも重点に置いて作られています。 たくさんある色も、使う人のために増えていきました。   紙が完成するまで、水場には水神さん、かまどにはかまどの神様、漉き場には紙の神様、各所に神様が祀られ、神様に守られています。 紙は神様に通じる。 神様が宿る紙。 出雲民芸紙はそんな紙です。   いろんな要素を全部含んで、出雲民芸紙。 ここだけの、ここしかない紙。     私はここに生まれ、育ちました。 だから、この和紙はとても手になじむ。 大切にその紙を使っていきたい。   千年、二千年と受け継がれ、歴史に育まれてきた日本の財産である手漉き和紙という日本文化。 伝え、広め、使うことでこの長く続いてきた伝統をつないでいきたい。 私が作品を作り、商品にすることで、もっと身近に手漉き和紙を取り入れてほしい。 触れてほしい、そのやさしさと、癒しの紙に。     まだまだ、出雲民芸紙を未来へつなぐプロジェクトは始まったばかり。 原料を栽培すること、 道具、漉き手、使う人がチームワークを作っていくこと。 これからも出雲民芸紙、手漉き和紙をいろいろな方向から支えていきたいと思います。   もっと見る
  • 写真が多かったので分けました。 なるべくたくさんの写真で、わかりやすくお伝えしたかったです。 手間暇かけて、1枚の紙が出来ていることをお伝えできれば良いなと思います。   紙の繊維を大切に、傷がつかないように出雲民芸紙は作られています。 それは工程にも、煮るときのソーダ灰にも、真っ白な紙以外は漂白剤を使わないなど、繊維を大切にすることに重点が置かれています。 薬でどうにかしてしまうことは簡単だけど、それをしないで愛情と手間をかけられた紙なのです。 だから、植物の持つパワーがそのままだから、優しく、思わず触ってしまう柔らかさと、温かみを持ち合わせているのです。   “叩解”の後の工程   繊維を染める。 窯で煮ながら染めることを“煮染め”という。 他にも、ビーダーで叩解の後、そこで直接染めるやり方もある。   最初に繊維を柔らかくするために煮る“煮熟”の時にも、“煮染め”の時にも、大きなかまどで、薪で炊くのですが。 火の回りが違うそうで、このやり方が一番良いそうです。 お米炊くときも、釜で炊くのが一番おいしいって言いますもんね。   紙を漉く。 和紙独特の漉き方“流し漉き”で行う。 出雲民芸紙では、紙料とつなぎの役割をする“ネリ”の配合と、漉くときの桁の操作の仕方が、一般的な和紙と違います。 その繊細な技法があっての、原料の持ち味を生かした出雲民芸紙が出来上がります。   漉いた紙は、重ねていきます。 1晩置いて水を切ります。 その後ジャッキで圧をかけて、さらに水分を抜きます。 しっかり水分の切った紙同士は、くっついていているように見えますが、ちゃんと1枚ずつはがすことができます。 漉いた時にちゃんと繊維同士が絡み合っているから、出来るのです。 薄く、ちぎれそうにみえて、ちぎれない。 和紙の強さを感じます。     干場。 1枚ずつはがされた紙は、干板に張り付けて天日で干されます。 この日は、雨で、干してるとこが見れませんでした。 午前中は東向きに、午後は南向きにと、太陽の動きに合わせて移動させます。 干板に張り付けて干された紙は、うっすら木目の模様がついていて、美しいです。 日干しのほかにも、蒸気で熱した鉄板の上に張り付けて乾かす方法もあります。   出雲民芸紙で作られた製品。   出雲民芸紙は、先に繊維を染めてから、紙漉きをします。 だからできる“雲紙”と呼ばれる模様紙は、本当に素敵だと思う。   たくさんある色も、どれと合わせても調和がとれるように色が作られています。 日本古来からある色も大切に。 だから、どの色と合わせても素敵だし、洋服や生花の色合わせ方とも少し違うようなそんな感覚があります。     今は、原料の関係で思うようにいかないこともあります。 職人さんは、繊細に、いろんな調整をされています。 今、原料問題の解決が急務です。 今回のプロジェクトでは、国内で、また海外で出雲民芸紙を広めることに重点を置いて活動しています。 もちろん、これからも私の出雲民芸紙を伝え、広め、使う、使って頂くことで支えていくことには変わりはありませんが。 今後は、原料の栽培などとも向き合っていく計画が立ち上がっており、協力していくつもりです。   本当に、チームワークが必要なんです。 紙すく職人さんだけ頑張ってもダメで、道具を作る人も、原料を作る人も、使う人も、豊かな自然を守っていくことも必要なのです。 誰でも、地域の伝統工芸を守るために、貢献できます。 だから、少しでも興味を持っていただけたら、何かで手漉き和紙を使って頂けたら、そう思います。 あなたもぜひ、その一人になってください。 手漉き和紙の持つ、やさしさに触れてください。   もっと見る

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