
出雲民藝紙代表 紙漉き職人 安部信一郎さんより、応援のメッセージを頂きました。
以下引用
応援します!
出雲民芸紙 代表
(公財)安部榮四郎記念館理事長
安 部 信 一 郎
野津さんとの初めての出会いは、彼女が小学4年生の時、夏休みの宿題に出雲民芸紙を研究課題に選んで・・・と、これは野津さんから聞いて大変驚きました。それと同時に、彼女の和紙への熱い思いに、やはり縁があったのだと感じました。
そして今から2年半程前、和紙で花を作りたいと、安部榮四郎記念館を訪れ熱心に和紙を選んでおられたことを昨日のことのように記憶しています。
その時、一年後予定していた「全国手漉き和紙シンポジウム」に、パネリストや来賓の胸を飾る花をお願いしました。
野津さんは本物の花をよく観察し、和紙の特性も研究して何度も試作されました。そしてシンポジウム当日、私共の漉いた色とりどりの出雲民芸紙が美しい椿や牡丹になったことに感激し、その繊細な表現に高い芸術性や感性を感じました。
出雲民芸紙が本当に好きで、その思いが溢れた作品でした。
今回のオーストリアでの「第27回 国際平和美術展」に野津さんのアート作品が出展されることは、出雲民芸紙の製作者として心から嬉しく思います。
和紙は使われてこそ生かされる素材です。手漉き和紙を生かすことは、日本の伝統文化の継承でもあります。
野津さんの和紙を花として創作された美しい芸術作品を通して、日本の伝統文化「手漉き和紙」を海外にも発信し、歴史あるオーストリアの「シェーンブルン宮殿(世界遺産)」という素晴らしい会場で多くの方に見ていただけることに、和紙職人として大いなる誇りを感じています。
野津さんの和紙に対する情熱を強く応援いたします!!
皆様にもこの企画をご理解いただき、どうか日本文化を世界に発信できますようご協力ください!!
よろしくお願いいたします!!
みんなで応援しましょう!!
以上引用終わり

今回のこのプロジェクトは、安部信一郎さんのご協力なくしては成り立ちません。私の活動をずっと見守ってくださり、やってみなさいと背中を押してくださっています。惜しみない応援に心から感謝いたします。
そして、同じく出雲民藝紙の伝承者、紙漉き職人 安部紀正さんにも今回のプロジェクトに、多方面で力を貸してくださっています。紙漉きに関する質問に答えてくださったり、気遣いの言葉や善きアドバイスを頂いています。
そして安部栄四郎記念館、学芸員でいらっしゃいます安部己図枝さん。励まし、たくさんの資料を用意してくださったり、栄四郎さんのお話をたくさん話してくださいます。今後の出雲民藝紙のことを真剣に考え、動いてくださっています。
特にお世話になっているこの3人の方に、この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございます。





