【クラウドファンディング終了】こんにちは、寒菊銘醸・九十九里浜オーシャンビールの風間です。ご協力いただきましたみなさま本当にありがとうございました!今回は約2週間のかなり短いプロジェクトでしたがみなさまのご協力で設定したゴールまですぐに達成でき、さらに多くのご支援をいただけました。今回は発送のご報告ですが、最後にはまたいちご農家さんへの支援のご報告とみなさまのあたたかい励ましのコメント、いちごビールの完成品と支援金のお届けまでしっかりとご報告したいと思ってますので最後まで見て頂ければ嬉しいです。【発送しました!】本日全員に無事発送できました!パッキング自体は昨日のうちに行ってました。こんな感じでせっせとアソートしてソムリエファームさんのデリセットをおいしそうだなと眺めながらYUGEN GLASSさんのいちごの手作りの違いを楽しんだりしながら約150名様のリターン商品にひとつひとつ愛と感謝を込めながらパッキングしました。そして実はここからがかなり大忙し。プロジェクトが締まってから発送先等がすべて開示されるので、今日の朝にデータをだして、それを発送伝票に転記してくれる機器にデータを転送して、、、、それがなんとその危機が故障中とのこと 笑(笑えないけど)だからなんと今回の発送伝票はすべて手書き!私の字は芸術的過ぎて読めないともっぱらのうわさなので(たまに本人も読めない)、達筆の事務員さんにすべて記入してもらいました。腱鞘炎にならないか心配です。そんな必死の思いで記入してもらった伝票を今度はパッキングしたアイテムに貼っていく作業。冷蔵商品なので長く外に置いておくことができないので、素早く手分けして伝票と割れ物シールと要冷蔵シールを貼っていく、、、長い闘いでしたが、時間までに佐川さんに無事引き渡すことができました。↑冷蔵車ほぼ独占で積んでいただいた屈強な佐川のお兄様佐川さんにすべて積んでいただいた時には我が子の旅立ちを見送る気分。みなさまの元に無事届き、そして飲んでいただき笑顔になるところを想像しながら、、、ということでみなさまのお手元に早ければ明日から届くかと思います。楽しみに待っててくださいね!そして飲んでいただいたみなさま!ぜひ感想をください!みなさまに送るメッセージにアドレスを載せておきますので感想をいただければうれしかったり、励みになったり、反省の材料として活用させていただきます。醸造家としてはやはり飲んでいただいたみなさまが笑顔になったり、楽しくなったり、うれしくなったりしていただくことが一番のやりがいです。もちろんお口に合わなければそれを解消できるように考えていくことも成長に繋がりますので厳しい意見もお待ちしてます。あー早く飲んでもらいたいなあ、、、と思いながら今日は自分のビールを飲みたいと思います。
クラフトビール の付いた活動報告
こんにちは、寒菊銘醸・九十九里浜オーシャンビールの風間です。プロジェクトを支援していただきましたみなさま、ご覧になっていただいているみなさま、ありがとうございます。とっても励みになります!今回はリターンアイテムのご協力をしていただいたYUGEN GLASSさんの工房に潜入してちょうどリターンのいちごビール(発泡酒)専用グラスを作成しているところを見学させていただいたのでそのご報告をします。とってもかっこよかったのでぜひ見てみてくださいね!【YUGEN GLASSさん編】今回のリターンアイテムをはこちら↓かっこいいですよね!かわいいですよね!いくつか試作を作っていただき見せて頂いたときに、このいちごがグラスに埋まっている姿を見て衝撃を受け、独断でこちらのアイテムに決めてしまいました 笑実はこのグラス九十九里の砂を練りこんであります。九十九里の素材を活かしたグラスで、九十九里エリアの恵みであるいちごを使ったビール(発泡酒)を飲む、最高すぎませんか?!もちろんすべて手作りなのでこの世にたったひとつのグラス!こちらの作品の制作現場にお邪魔してきました。写真や動画をいっぱい撮ってきましたので貼っていきます。うーん、職人さんって感じで本当にかっこいいです。制作しているところを見させていただいて気づいたのですが、このいちごが埋まっている部分を作るのが本当に大変。まずは埋めるいちごのガラスを作成し、それと同時にベースとなるグラスを吹いて成形し、九十九里の砂を練りこんでから、そこに先ほど作っておいたいちごを埋め込みます(その間最初にいちごは形が崩れないようずっとキープしておいてます)説明が下手ですが、とにかくこの作業ひとりではできない作業になっています。奥様もガラス作家なのですが、おふたりの同時に行う共同作業にて作り上げていただいています。制作において高温の機器を使用するので、当然ながら工房内は激アツ。ただでさえ外気が30度を超えるような日なのにさらに激アツ。ひとつの作品を作成するのに30分以上要するので見ているこちらの体力まで削られていきます。市販のグラスと違い本当に手間暇(と体力)かけてじっくり作ってくれてるんだなと感じました、ありがたや。もともとデザインに惚れ込んでましたが、制作過程を見せて頂き余計に好きになりました。はやくこのグラスで乾杯したいなぁ、、、ということで今回はYUGEN GLASSさんの制作風景をお届けしました。このコロナ問題が落ち着いたらみなさまぜひ九十九里の地へ、YUGENさんへお越しください。このグラスだけでなくきっと気に入る作品が見つかると思います。
こんにちは、寒菊銘醸・九十九里浜オーシャンビールの風間です。プロジェクトを支援していただきましたみなさま、ご覧になっていただいているみなさま、ありがとうございます。とっても励みになります!こんな活動をしてきました!と事後になってしまいますが活動報告をさせていただきます。今回はビール造りの醍醐味、醸造についてです!少し長くなってしまうかもしれませんが興味のある方はぜひ見てみてください。【醸造編】☆醸造についての簡単な基礎知識醸造(じょうぞう)とは、発酵作用を利用してアルコール飲料(酒類)やその他の食品(主に液状の調味料)を製造すること(Wikipedia)となっています。すごく単純にしちゃうと醸造は「麦芽から糖分を取り出し、その糖分を酵母が食べてアルコールと二酸化炭素を産み出す」という工程を行うこと、ということになります。いろいろこだわる部分があるのですが今回は小難しいことは抜きにして、簡単に話を進めちゃいます。興味ある方はぜひ(コロナの心配がなくなってからですが)、弊社の醸造所に来ていただいたり、メッセージで聞いていただいたりして頂ければと思います。☆実際の醸造工程一般的なビールの醸造工程は①麦芽破砕→②糖化→③麦汁ろ過→④煮沸→⑤発酵という流れになってます。①麦芽破砕、②糖化まずは麦芽から糖分を取り出す作業になります。麦芽をいい感じに砕いて(本当に「いい感じ」である必要があるんです)、お湯と混ぜて一定の温度にすることで酵素が働きでんぷんが糖分になります。↑麦芽とお湯を混ぜているところです↑糖化槽のプロペラだけじゃなく人力でもまぜまぜ一時間程一定の温度にすると糖化がすすみ「もろみ」と言われるおかゆ状の麦汁の素が取れます。このもろみは麦の皮の部分とかすべてがごちゃまぜになってるので、舌触りも非常にわるくこのままでは使えません。そこで行うのが次の工程、麦汁ろ過です。③麦汁ろ過先ほど取れたもろみを次の大きな装置ロイタータンに移動します。このロイタータンは底部がメッシュ状になっており、そこから下に麦芽カス(麦芽の皮とか)が通りにくくなってます。メッシュの下から麦汁をとって、上からまた戻す作業を30分ほど繰り返し行っていきます。すると麦芽カス自体もフィルターになってどんどん麦汁が澄んでいきます↑麦汁確認のためのサイトグラス、最初は不純物が多いけど、、、↑だんだん不純物がなくなりクリアになっていく麦汁④煮沸クリアになった麦汁は次の装置ケトルに移されていきます。ここでは単純に麦汁の煮沸を行います。この煮沸の大きな目的は2つで麦汁の殺菌(タンパク質等の除去)とホップの投入です。煮沸をすることにより温度を上げて雑菌を死滅させ、さらに発酵の阻害要因にもなりえるタンパク質等を凝固させて取り除く作用があります。またこの状態でホップを投入することでビールに苦み付けをすることができます。(ホップの種類や投入のタイミングとかいろんなこだわりが生まれる部分でもあります)⑤発酵100度になった麦汁を酵母が活動しやすい温度帯(エールであれば20度付近、ラガーであれば10度付近)まで冷やして発酵タンクに移動します。無菌になった甘い麦汁は雑菌の大好物なので、熱交換器を通して文字通り急冷してあげる必要があります。冷やした麦汁に素早く適量酵母投入。そうすることにより酵母が爆発的に増殖し、他の雑菌が付け入る隙を与えずに発酵がしっかりと進んでくれます。こんな感じで仕込み(醸造)を行います。大体は8時に始めて17時に終わるくらい、8~9時間ほどで終わります。☆いちごのゆくえは、、、?ん?いちごはどこで使ったのか?それは企業秘密です 笑でもほら、こんなに大量に別鍋でぐつぐつ。一度の仕込みで約200キロも使ったので一日中ぐつぐつしてました。ジャム工場かと思うほど大量にぐつぐつしました!私自身も出来上がりが楽しみです。みなさまのお手元に届くまでもう少々お待ちください。
こんにちは、寒菊銘醸・九十九里浜オーシャンビールの風間です。プロジェクトを支援していただきましたみなさま、ご覧になっていただいているみなさま、ありがとうございます。とっても励みになります!あと応援コメントもすごくうれしいです、めっちゃ見てます 笑今回は報告です。【ラベルデザイン決定しました】ということで待望のラベルデザインが決定しました!トップの画像がそれですが嬉しいのでもう一度本文にも貼っちゃいます!左がStrawberry Milk Shake IPA(ストロベリーミルクシェイクIPA)右がStrawberry Chocolate Stout(ストロベリーチョコレートスタウト)です味のイメージをデザイナーさんにお伝えして、それを形にしてもらいました。かなり短い期間になんども要望を聞いていただきとても感謝です。最後にプロジェクト本文にも書いてますが、それぞれのビール(発泡酒)の作成前の企画案から味やイメージを記載しておきます。Strawberry Milk Shake IPA(ストロベリーミルクシェイクIPA)ニューイングランドIPA(ヘイジーIPA)と言われるスタイルをもとにしています。IPAと聞くとビール好きな方にとっては「苦いビール」という印象をお持ちかもしれませんが、こちらの苦みはさほど強くありません。その代わり濁った外見(ヘイジー)となめらかな口当たり、ホップの柑橘系を中心とした強い香りが特徴になっています。強いホップの香りとほのかにかおるバニラビーンズといちごの香り、そしてやわらかな甘みと酸味が同居しています。Strawberry Chocolate Stout(ストロベリーチョコレートスタウト)スタウトと言われる黒ビールのスタイルもとにしています。甘さは抑えて、麦芽のロースト香とカカオの苦みと香り、そこにいちごの酸味とかすかな香りが乗った「大人のデザート」をイメージしています。発送まで2週間切りましたね!まだビール(発泡酒)自体完成していませんが、到着まで期待してお待ちください!
こんにちは、寒菊銘醸・九十九里浜オーシャンビールの風間です。プロジェクトを支援していただきましたみなさま、ご覧になっていただいているみなさま、ありがとうございます。とっても励みになります!今回はこんな活動をしてきました!と事後になってしまいますが活動報告をさせていただきます。【いちご狩り編】☆まずはいちご狩り☆4月前半から2週間かけてスタッフ総出でいちごを摘み取ってきました。今回のビール(発泡酒)に使用するいちごは目標で400キロ!1日100キロで4日かける計画。事前情報で「ひとり一日10キロとれればいい方でしょ」との話を伺ってたのですが、正直10キロくらい余裕っしょという甘い考えをみんな(私だけですか?)持っていたと思います。ということで朝9時に山武市にある「なごみ苺苑」様10名ほどのスタッフが到着。まずは苑主浦野さんにレクチャーしていただきます。いちごの選び方、摘み取り方、その後のメンテナンス等々。レクチャーが終わると実際にいちご狩り開始。「いろんな品種があるので食べてみてもいいですよ」と言って頂いたので、少し味見をしたりしながらキャッキャウフフと摘んでいました。一時間程経過したところでそれぞれが摘んだいちごを計量してみたところ、10キロちょっと、、、これだけやってやっぱりそれしか摘めてなかったのか、、、その後約10名のスタッフは無言で黙々と摘みまくりました、赤い熟した実があれば摘み取るだけのいちご狩りマシーンと化しました 笑・・・・昼休憩をはさみながら15時まで摘み取り約80キロ。目標には到達しないもののみんな疲労困憊 笑普段の仕事も力仕事も多いし、立ち仕事も多いスタッフも多い中、慣れない仕事のためかみんなへとへと。実はこれで終わりではなく、絶対に当日中に終わらせなければならない仕事が、、、☆ジュース加工&冷凍☆会社に戻った我々はキッチンで動き回るスタッフを発見。レストランスペースに入った瞬間に広がるいちごの香り、ところどころに飛び散っているいちごのかす、まるで戦場でした 笑収穫したいちごは何回かに分けて会社に運んでもらってました。それと同時にこちらでも作業開始。大量のいちごのヘタを取り除き、ミキサーにかけて液状にして、フリーザーバッグにいれて冷凍。この作業に農園帰りの我々も参加、今度は無言で黙々とヘタをとる作業に。やっと終わったのが17時、本当に大変な作業でした、、、。こんな一日がかりの作業をいちごが成長するのを待ちながら4日かけて行いました。2回目以降は初めから無言で黙々です 笑おかげで初日少し出遅れた分も取り戻し、4日で目標の400キロを収穫することができました。スタッフのみんなや農園の方に感謝しながらいちごを使わせていただこうと深く思った摘み取りでした。長くなってしまいましたが、今回はいちご狩り編でした。また活動報告しますのでちょこちょこ見に来ていただけるとうれしいです。ちなみに《いちごについて》今回は様々な品種を混ぜて使いました。千葉が誇る新品種チーバベリーや定番の章姫、紅ほっぺ、さらには珍しくて貴重な白いちごや黒いちごなど本当にたくさんの種類を使用させてもらいました。甘味や酸味、食感など結構異なるものも多いのでぜひみなさんにはいちご狩りで体験していただきたいと思いました。《いちご農園について》いちご狩りをメインとしている観光農園は基本的に①お客様の多い土日にお客様に好きなだけいちごを摘んでもらい楽しんでいただく→②翌週農園の少数のスタッフでいちごの枝の剪定等のメンテナンスを行う→③次の土日までに次のいちごが熟していく→①お客様が摘んで、、、という流れになっていることが多いようです。今回はコロナによる自粛要請で①のお客様が摘みとれないという状況でした。やってみてわかったことですがいちごは本当に繊細なフルーツで、少し傷つくだけで商品にならないし、熟した果実を一日放置するだけでも枝についたままカビが生えてきてしまいます。腐らせた枝があったり、メンテナンスができないと新しいいちごが実をつけることができずその株からの収穫が終わってしまいます。※逆にきちんとメンテナンスをしていると次から次へと実ができてきて愛着が湧きます 笑来冬またいちご狩りを開催するのでぜひみなさんでなごみ苺苑様に行って体験してみてください!