2019/06/27 00:03


こんにちは!浜音のグラフィックレコーダー(名付けてGraCore)の、これひーです。

クラウドファンディングを支援していただいたあなにも、このページに飛んでくれた君にも、浜音を知ってエールを送ってくれているあの子にも、ありがとうが届きますように。
わたしから少し、お話を。

先日、浜音は収録をしてきました!
その時に感じたこと、見えた景色。私から伝えていきたいと思います。
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スタジオに入った時、飛び込んできたのはこの子たち。
-すこーし緊張の氷が溶け始めたバンドメンバーの表情
-ピリピリでもゆったりでも言い表せない機械と人の空間
-練習と言いながら楽しそうに表現を弾き出しているコーラスチーム



着いて早々私はおもむろにスケッチブックを出して描きたくなりました

-何を?-


“この、全てを。”

普段は模写はしません。抽象度の高いイメージや空想ではなく、目に見えたものを描くことは苦手です。
そんな私が油性ペンではなく鉛筆で。一本の実線ではなく数本の薄線を引きたくなったのはなぜでしょう?

・・・何か、生まれる。気がする。・・・

そう、それだけ。何かわからないソレを私はレコーディングしたかったんです。
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けれども全員でのコーラスやボーカル:まゆの収録の頃には私の手にはペンも紙もありませんでした。必要ありませんでした。

“この時わたしはこの場にをしていたんです”

恋をするときって理由も、記録もいらないですよね?
そう。
もう、この空間この時間よ、終わらないでーっていう気持ちしかありませんでした。



好きなことや夢が全然違う各々が、各々の声と音量を各々の自由な方向に向かって歌うあの空間に、恋しちゃったんです。

そして、親友にもあたるボーカルのボイスに込められたメロディと歌詞。
初めて聞いたわけではないのに、
感動なのか嬉しさなのか寂しさなのかわからない中、溢れる涙

その時に気付いたんです。
この曲はきっとCDになっても何年経っても、同じメロディで同じ歌詞。
けれど聴く人、瞬間によって色んな表情をする曲なんです。



あなたにはあなただけ思い浮かべるストーリーが、
わたしにはわたしだから描けるストーリーが、

浜音のこの曲で奏でられているんだなぁ、と。
もっともっといろんな表情を見たい、まだまだまだまだ叶えたい。みんなと。
そして私はその瞬間瞬間を、描きたいし気もするし、描かなくていい気もしてます。
きっとあの涙はその気持ちだったのかな。

浜音を応援し可愛がってくれている
あなにも、
君にも、
あの子にも。

ありがとうこの曲が届きますように。