2014/12/19 11:35
<前編からの続き>
~いちごづくりへの情熱(前編)~
星野はこう言います。
「いちご作りに出会うまでは、もちろん懸命に仕事に
取り組んできたけれども、どこか満たされない部分が
あった。
それは、『仕事を通じて、心の底からお客様に喜んで
頂く。感動して頂く』こと。」
観光農園で、責任者をしている際、お客様にこう言われた。
「いつもいちごを食べる時は、練乳や砂糖をつけて食べる
けど、ここのいちごはそのままが一番美味しい。そのまま
食べるから、いくらでも食べられる。」
その時、「本当にいちごづくりに携わって良かった。
自分は幸せだ」と感じた。
いちごづくりを始めてから14年。
楽しい時、嬉しい時、悲しい時、辛い時。
どんな時も、いつもいちごと共に歩んできた。
「今はいちごに本当に感謝している。それは、
いちごを通じて、沢山のお客様の、心の底からの
笑顔と出会うことが出来たから。
これ以上の喜びや、やりがいは他にはない。」
今後、星野が目指すのは、
「日本一のいちご生産者」です。
それは、味、生産量の両方を兼ね備えたものです。
より多くの方々へ、毎年美味しくなるいちごを届けて
いく。
それにより、たくさんの人に幸せや喜びを感じて頂く。
「いちごに恩返しがしたい」
と語る星野の挑戦、情熱は、いつまでも終わることが
ありません。