2015/08/18 07:33
昨年コーディネーターとしてババコンに関わらせて頂いた村上ひかりです。
コーディネーターとして参加してみて、ババコンというイベントを一言で言うと「地域の顔(笑顔)が見えるイベント」です!
今回担当させて頂いたモデルの井上さんはすごく恥ずかしがり屋さんで、ババコンへの参加もすごく迷って決められたようでした。
最初のうちは、「あー緊張する」「あーもう嫌だわ」と後ろ向きな発言が多かったです。
そんな井上さんの心を動かしたのが、私とコーディネーターを一緒にやって下さった田辺さんでした。(田辺さんのレポートもUPしていますので、ぜひ合わせてご覧ください。)
田辺さんはヘアメイクの学校に通われていたこともあり、ファッションのイメージが次々と湧いてくる方で、その線のことを全く知らない私にとって、すごく心強いパートナーでした。
「絶対に可愛くするから、私に任せて!」「井上さん可愛いから大丈夫!」と井上さんに力強い言葉を投げかけて、いつもリードしてくれました。
そんな田辺さんを見て「もう、私はまな板の上の鯉になるわ。笑」と、井上さんも田辺さんを信頼し、すべてを任せて下さいました。
私は、その光景を見守ることしか出来なかったですが、「ひかりちゃんがいつも笑顔で側にいてくれたから安心できたわ。」と最後にお言葉を頂いたときは、本当に嬉しかったことを覚えています。
最後の最後まで「(ババコンに)出ることは誰にも言ってないのよ。」と言っていた井上さん。
そんな井上さんですが、ババコン会場の目の前にあるカフェでスタッフをしてらっしゃることもあり、当日は「井上さんを見たい!!」と多くのお客様がいらっしゃっていました。
「さすが、地域に根付いて活動をされているんだな」と改めて実感し、自分自身、見習っていきたいなと強く思いました。
ババコン当日、井上さんの出番は私も、観客席から見させてもらいました。
本番ギリギリまで「緊張する~」と言っていた井上さん。
いざ、自分の順番になりランウェイにあがると、田辺さんの娘さんの力も借りて、井上さんのチャームポイントである、可愛らしい少女のような笑顔がはじけました。
井上さんが舞台にあがった瞬間、拍手と共に「井上さ~ん!」と黄色い大歓声があがりました。
私は観客席から、お客様と舞台上とを交互に見ていました。
観客席では「え?あれは本当に井上さんなの?」と指をさしながら笑うお客さんがいたり、BGMに合わせて手拍子をしてくれる方がいたり・・・。
そんな光景を見ていたら、自然と涙が溢れてきて、ババコン本番中に泣いてしまいました。
地域の方々の顔(笑顔)が見えるイベント、ババコン!
こんなにも地域の中で、子ども・若者・おじいちゃん、おばあちゃん、ご近所の方が見えるイベントはなかなかないと思います。
本当に、これからも長く続けていきたいイベントです。





