2016/06/15 13:28

シャトルバスチーム 竹中さん

 

「みんなの笑顔が見たくて!」
自分のために家族のために、そして少しでも社会貢献に繋がれば・・・ との思いでボランティア活動をしています。

<うつのみや花火大会とのかかわり >
2009年に、それまで勤めていた会社を定年退職し、その後嘱託として勤めた勤務先や娘の嫁ぎ先のご縁で、農業や地域イベントのボランティアを経験しました。いずれも未経験でしたが、これまでの会社の仕事で感じるものとはまた一味違った充実感を得ることが出来ました。
そうした活動がひと段落ついた2011年、何気なく眺めていた市報「うつのみや」で「うつのみや花火大会」のドリームスタッフと呼ばれる当日ボランティアの募集を知りました。ありあまる時間の有効活用をと考え、気負わず説明会に参加しましたが、「地域の子ども達に花火を見せてあげたい」という活動の目的や、2007年の復活から市民ボランティアのみで運営を行ってきた経緯等をお聞きし、是非協力したいと意を強くし、参加致しました。

そうして参加した2011年の花火大会当日、ドリームスタッフとしての活動には、自分なりに不安が残るところもありましたが、終了後、ボランティアスタッフをサポートしていただいたWさんから「来年は実行委員ですよね!」 とのお誘いを受け、当日だけのボランティアだけでなく、運営全般を担う実行委員会への参加を決意、翌2012年からは実行委員のメンバーとして末席に座らせていただくことになりました。

 

<実行委員としてお役にたつために>
① 花火大会運営の為の募金箱設置依頼
実行委員のメンバーとして参加してからは、募金箱の設置依頼活動を、清原地区を中心に2012年より担当させていただいております。市街地などは、これまでのご縁やつながりで設置のお願いを行っています。
募金箱設置のお願いに伺う時には、会を代表して訪問しているとの認識で服装や言動に気配りし、名刺やリーフレットをセットで持参することで、先様に花火大会スタッフであることが分かるように心掛けました。
これは、自分が退職前に勤めていた会社で総務として、様々な寄付金や社会貢献運動の窓口を担当し、出資する側の立場にいた時の経験をもとに考えたもので、募金箱を設置していただける方々に対して失礼のないよう、そして快くご協力いただけるようにとの想いで、細心の注意を払いながら活動を行っております。
また、募金箱を設置していただくということは「大会をPRする」という側面もあるので、花火大会について記載されたPOPをラミネート処理し、ブックエンドに貼り付けて、募金箱とセットで設置のお願いをしております。
しかし、せっかく設置していただいたPOPが破損や色褪せで汚れてしまうことも多いため、四辺をセロテープできちんと留めるなど、自分なりに工夫を重ね、花火大会をPRする募金箱が綺麗な姿で店頭に並ぶよう心掛けています。

② 大会ポスターの掲出依頼活動
また、花火大会をPRするうえで最も重要なアイテムの一つである大会ポスターの掲出依頼にも回ります。地域の企業や店舗など、ポスターの掲示にご協力頂けるところを探し、一軒一軒お訪ねして回っております。募金箱設置はNGだがポスターの掲示はOKとおっしゃっていただける箇所もあるので、地道にお願いに回っております。

③ 清原中央小学校「駐輪場」管理運営担当
花火大会では「安全第一での大会運営」を目標としており、その一つの対策として駐輪場を大会会場外に設営する方針が提示されました。そして、ご協力いただいている清原中央小学校における管理責任者を任せていただきました。
これまでの会社生活の経験を活用し「誰もが目で見てわかる管理」を心がけました。人と自転車、バイクの動線や、看板、スポット照明などの設置をマップ化し、そして翌年の大会の参考とすべき駐輪台数の実績を把握するなど、データの「数値化」を心がけました。そして、その資料をもとに清原中央小学校との打ち合わせを行っています。目で見える数値化されたデータは先方様の理解を深めていただくことに有効だと感じております。
シルバーの私には役に立てることは少なく、自分が出来る範囲の中でのお手伝いです。 小さなことの積み重ねで本当にお役に立てているか、不安に思うこともあります。しかし、自分に出来ることは一生懸命やらせて頂きたいと思っております。 当花火大会を運営するボランティアメンバーは、お若い方が多いので、関係個所への挨拶回りの際には、自分の担当以外の箇所にも、要請があれば、枯れ木も山の賑わいとの思いで同行させて頂いたりしています。

今年は記念すべき10周年、参加された皆様が笑顔になれる花火大会の実現に向け、少しでもお役に立てるよう、日々活動に励んで参ります。