2018/02/05 15:26
皆さま、報告2件です。
市民団体「かわごえ里山イニシアチブ」は、1月末に特定非営利活動(NPO)法人「 かわごえ里山イニシアチブ 」として承認され,登記されました。
2月4日(日)午後:クラウドファンディンで経費を募った「井戸掘りプロジェクト」で待望の水が出ました。これまでの皆さまのご協力の対し感謝申し上げます。
ここに来るまでは紆余曲折がありました。
詳細は、下記に掲載しています。
また、耕福米耕作人のブログも詳細を掲載していますので、ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/koufuku_mai/e/3c8a842a38d428bf2009c1d75efbee5b
2月4日(日)井戸掘りDAY12午前:こうしてパイプが地下深 くに埋められました&井戸掘り親方の出初式?
(マワゴエ・マスメディア白井氏撮影)
午前、パイプはこうして地下深くに埋められていきました。
パイプを接着しながら、1本1本慎重に継ぎ足していきます。
親方と80代井戸掘り職人3人衆の息の合った作業です。
パイプを支える縄がねじれたのか、82歳親方の出初式と
思われる身のこなしでやぐらをスルスルと登っていきます。
パイプの設置が終わった後は、パイプの周りに砂利をひきつめます 。
その後、パイプの径より細い鉄パイプを通し、何度も何度も
パイプの中を洗浄していきます。
パイプによる洗浄が終わると、いよいよ午後から、水中ポンプ
による水の給水を待ちます。
50年前から続く職人芸による伝統的な? 井戸掘りに注目ください。
2月4日(日)井戸掘りDAY12午後:とうとう水が出ました。
本日、午後から給水ポンプに掘削したパイプがつながれ、
とうとう水が出ました。
最初は、工事に使った粘土質の土のために、濁っていましたが
徐々にきれいになってきました。
木箱に層ごとにいれてある石や砂利に注目ください。
一番右の砂砂利のところが50m層。この50m層以下で
岩盤層にぶち当たり1本目のパイプが破損しました。
パイプが破損後、2本目のパイプが、アクシデントで
ロープから切れて地下深くに落下して引き揚げ不可能になったそう です。
給水用の井戸パイプが設置され周りに砂利を敷き詰め、 何はともあれ、
午後からのテスト給水となりました。
勢いよく水が出てきました。
丸く石になっているのは、45mの地層から出てきた石です。
地下深くに秩父水系の水脈があり、 この水脈の流れで石がお互いにこすれ合い
丸くなったものです。
驚くべき地下水脈の力です。
今後は、給水モーターが設置され、 電源の引き込み、 小屋の設置と進みます。