
今回のクラウドファンディング企画にご参加頂く作家の先生方の紹介を順次させて頂きます。前回の旭凛太郎先生に続き、今回はやまもとありさ先生です。
やまもとありさ先生とは宴席などで何度かご一緒させて頂いた関係で、今回オファーを引き受けて頂きました。やまもと先生は現在はmessyにて『やまもとありさのおんな薄毛道』という育毛漫画を連載されています。薄毛というと男性の悩みかとばかり思ってましたが、そりゃ同じ人間、女性でも悩む人はいて当然なんですね。
それと、ねとらぼでは『アオイトリデ』というSNS漫画家漫画を連載中です。アオイトリデって何のことかと思ったらツイッターのマークでした。

やまもと先生の作品で最も有名なのは、やはり「あいこのまーちゃん」でしょうか。

喋る女性器「まーちゃん」と中学生女子のあいこちゃんの交流を通じて、初潮を迎えた思春期の中学生女子の心情を描いた作品です。
これが一時期、不健全図書に該当するのではないかとの疑いから連載中止となってしまい、世間的にも物議を醸しましたが、実際に内容を読んでみると、特にめくじらを立てるような内容では全くなく、むしろ、年頃の女の子の性教育にも有用そうな作品となっています。うちの妻いわく「娘ができたら読ませたい」。

マンガonウェブにて一話が試し読みできる他、KindleUnlimited対象作品なので、Unlimited会員であれば無料で全編読むことができます。

また一話だけですが、英訳版も収録されているようです。Kindle版にたぶん収録されているはず。
そんなやまもと先生には今回、『ダンゲロス1969』からヒロインの一人、マゆゆのイラストをお願いしました。

(上:武富健治先生によるマゆゆ)
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顔だ。巨大な女の顔だ。顎先から頭頂まで実に二メートル超はあるだろうか。それが会議室の奥にどんと鎮座している。無論、生首ではない。首のあたりを見ると床が円形にぶち抜かれている。おそらくは一階、二階を貫通して、この会議室に首だけ出しているのだろう。女——といったが、長い髪や睫毛などからそう判断しただけであって、その表情に女学生の可憐さなどは微塵もなく、とろんと濁った瞳はひん剥かれ、口はだらしなく開け放たれて際限なく床に涎を垂らしている。黒い毛髪もよじれ脂ぎり、べたりと頭皮に張り付いていた。洗顔という概念がないのだろうか。顔全体は垢により黒ずみ、不潔な異臭を放っている。この巨大な首が会議室全体の五分の一の空間を占めていた。(『ダンゲロス1969』より)
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その正体は法曹界を目指して日本アルプスから下山してきた女型UMAであり、東大法学部の女学生です。全長20M超。「ガバガバ」としか喋れませんが、非常に繊細な女性であり常に全裸です。作品中では主人公であるユキミと恋愛関係に発展し、二人の濃厚なセックスシーンも描かれます。
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マゆゆはユキミの爪先を己の股間部へと向けて、
「う、うわー!」
「ガバガバー」
ユキミの全身を己の洞窟へと挿し込んだ。暗黒が彼の体を包み込む。ジェットコースターの乗客よろしく、ユキミは両手を上げて、この一大スペクタクルに身を任せるばかりだ。
「う、うわー!」
「ガバガバー」
ずぼずぼずぼずぼとユキミの全身が肉の中へと迎え入れられ、途端に腐ったチーズのような香りが辺りを満たす。真っ暗で何も分からないが、柔らかい肉の感触が学ラン越しにユキミの肉を愛撫して、どろりとした液体が彼の全身にまとわりつく。
「う、うわー!」
「ガバガバー」
ユキミの全身が肉のおしくら饅頭から光の世界へと引き戻された。まだユキミの先っちょだけはマゆゆの中に突っ込んだままだ。(『ダンゲロス1969』より)
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能力は『ガバメント・オブ・セックス』。暗黒大宇宙へと通じる自らの女陰へと、様々なものを掴んでは無制限に放り込む能力です。作中では機動隊の放水車を次々と女陰の中へとしまい込んで敵戦力を削っていきました。

今回のゲームではLv2の魔人として登場。決戦フェイズにおいて、相手プレイヤーのアイテムを股間にしまい込んでゲームから除外する能力として再現しています。
やまもとありさ先生の描くマゆゆにご期待下さい!





