2018/04/10 13:09

今回のシェアメンバーさん。

皆さん、とても頼もしい方ばかりです。

 

現役の書店員さんが、2名。

仕入や、棚の並べ方についていっぱい教えてもらおう!

と思っています。

 

販売員さん、会社員さんが3名。

本屋は接客業でもあります。書店員さんと共に「接客とはなんぞや」

について、教えてもらおう!と思っています。

人事のお仕事をしている会社員の方には、「育成」について

教えてほしいな、と思っています。

 

学校図書館に従事されていた方は

「前向きに生きる女性」をテーマにした小説を選ぶのが得意な方。

棚を通して、女性にエールを送ってこられました。

 

シンガーソングライターさんは

セミプロのカメラマンさん。今、before-afterの写真を

撮ってくれています。

(一部は私が撮ってます。すぐばれるかも 笑)

 

古物商を扱っている方も、2名。

私も取ろうと思っているので、これからいろいろアドバイスを

教えて頂きたいなーって思ってます。

 

そして、デザイナーさん。

お店のロゴや最初の内装図をデザインしてくれました。

これからも、いっぱいいっぱい、お世話になる予定です(^^)

 

 

 

本屋をやるとき、シェア本屋にしようと思ったのは、

自分の本の知識がないからだ、と書きました。

 

でも本だけなら、「人」はいなくていい。

最悪、置きたい本を郵送する関係でもいいし、

選書プランナーに依頼してもいいのかもしれない。

 

でも私は「人」と一緒に本屋をやりたい、と思いました。

 

私はもともと、勝気な性格です。

無鉄砲で、やりたいことがあったらいつも1人で行動してしまう。

 

このやり方で特に問題なく過ごせていました。

上京して社会人になってからも、しばらくは1人が気楽で

楽しいと思っていました。

 

その思いに変化が生まれたのは、月並みですが

子供を授かってからです。

 

ほんの些細なことで「頼りになる人がいれば」と思うことが増えました。

 

たとえば、髪の毛。

幼い頃、ずっとショートヘアだった私は、ヘアアレンジをしてきたことが

なかったので、

娘を持った今、ポニーテールひとつ、苦労します。

三つ編みもへたくそです。

 

それから、お留守番。

子供がいると、ちょっとそこまで、という買い物も難しい。

子供と一緒に留守番する必要があるか、一緒に出る必要がある。

 

わざわざ実家の親を呼ぶのは申し訳ないし、

30分程の間、子供を見てくれる人が近所に入ればいいな。とか。

 

 

そしてなにより

私は母親としての自信がありません。

 

幼いころから「あなたの考えは変わってる」と言われ続けてきましたが

未だに「変わっている」自覚のない困りものです。

 

私だけの考え方で育てるより、もっとたくさんの人に出会っていろんな考え方の人に出会ってほしい。

そして、自分の思いと重なる人を見つけてほしい。

 

 

子供を甘やかす場所を探しているのではなく

(あ、いえ、もちろん可愛がって下さるのは大歓迎ですが 笑)

 

子供が大人を知り、大人が子供を知る場所―

世代や視点の違う「人」が共存する場所ー

お互いの違いを尊重し合えることを学べる場所ー

 

その場所として、かつては町の小売があり

それを今、「町の本屋」として稼働したい。

 

なかなかうまくいえないのですが、うまく言葉にできないからこそ

「本屋」という活動で伝えて行きたい、と思っています。

 

 

町の本屋であるためには、最低でも週5日か6日は開けておきたい。

私一人では、その責任を負えない可能性が高い。

 

それも「頼る」ことで実現できる、と思いました。

その思いと「本屋をやりたい人」の実践の場になれば、という思いが重なり

協力してくれる方が集まってくれたおかげで、この本屋は生まれます。

 

ここまで、頼りたいことしか買い手きませんでしたが 

私だけが頼ってばかりではなく、

私自身も頼れる存在であるよう、日々精進していきたいと思っています。

 

本屋だけでなく、私自身も育つ場として。

ここに来たお客さんにとっても「成長の糧」になる本を見つけられる場であってほしい。

と思っています。

 

 

クラウドファンディング、本日が最終日です。

ご支援・応援、よろしくお願いいたします!!