2013/03/01 17:51
みなさん、こんにちは。
東京でリカバリーフレンドをしているマリです。
金沢から始まったこの「あかりプロジェクト」ですが、
昨年より、東京でも本格的に活動を開始しました。
今日はその東京での「あかりトーク」をレポートさせて頂きます
「あかりトーク」は、摂食障害の当事者が、
それぞれの思い思いのことを語る場ですが、
共感している間に自然とその日のテーマが出来ることがあります。
24日のテーマ。それは、「家族に分かってもらえない苦しみ」でした。
食べることは人間としての基本中の基本。
それが、自分の子に限って突然出来なくなるなんて。。。
家族には受け入れてもらえません。
拒食の場合、「世の中には食べたくても食べられない貧しい人がいるんだから」と責められ、
過食の場合は、「後から吐くなら食べなければ良いのに」と呆れられ、
まるで、"贅沢なわがまま病"のように冷ややかにあしらわれることがあります。
だけど私達には、ここに行き着いてしまうほど苦しい過去があった。。。
どうしても抜け出せない苦しみがあった。。。
摂食障害の多くは、背景に、子供の頃のいじめ、家族との確執、愛する人との別れなど、
辛く苦しい思い出が隠れていることがあります。
その苦しみと闘う過程で辿り着いた場所。それが、摂食障害。
「あかりトーク」では、家族にも言えないそんな背景も含めて
話し合い、お互いを受け入れ合うことで、心の平和を取り戻そうとしています。
だけど本当は、家族にも分かってもらいたい。
友達にも恋人にも、もっと多くの人に分かってもらいたい!
私達は、そんな祈りのような願いを持って、あかりプロジェクトの活動をしています。
どうかこの願いが、より多くのみなさまに届きますように。
そしてどうか、全国でこの病気と闘うより多くの方に、平和な毎日が戻りますように。。。
私達の活動は、そんな願いを抱えて、続いていきます。