2012/12/21 04:09
新潟市は12月に入ったとたん雪がどっさりと降りました。みな慌ててスタッドレスタイヤへと交換。夜中、編集室から帰るときは突き刺すような寒さです。その分夜空は透き通り、星がきれいです。
12月16日(日)に燕市の大山治郎コレクション美術館で、鼓童の山口幹文さんの「一管風月コンサート」がありました。そこでコンサートの取材を行ってきました。
山口さんのソロコンサートということもあり、演奏の合間にその曲の背景をじっくりと聴くことができました。山陰、津軽、アイヌ、琉球、アイルランド、朝鮮半島、モンゴルなど、様々な伝統芸能を取り入れた楽曲が演奏されました。時に限界集落へと出向き、地域の方と向き合い伝授してもらい。またその関心は海外へも向けられて、芸能への貪欲さもうかがい知ることが出来ました。
今回、会場となったのは株式会社曙産業という燕市にあるプラスチック総合メーカーが運営する、私設の美術館でした。大山治郎会長が長年に渡り収集したコレクションに囲まれた空間でのコンサートはまさに贅沢。こういった機会でも、佐渡と燕三条が繋がっていくのはとても嬉しいです。
引き続き、地道に縁を手繰るように活動していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。