2013/11/01 13:05
現在、制作途中の内容また誌面について説明をさせていただきます。
あらためて全体の構想ですが、秋田、山形、新潟、富山、石川の5県にて、地域づくりをされている方を取材しています。各県4名ずつの掲載で、計20名の方々に登場していただく予定です。
一口に地域づくりといっても、本当に多様な在り方があると感じています。現在、取材させていただいた例としては、
・「森のようちえん」をはじめた方
・人に出会う旅・トラベルレストランの企画・運営
・子どもからお年寄り、障がいを持った方まで一緒に過ごせるデイサービス
・空き家を活用したシェアハウス
・空き家を活用したカフェ
・まちづくり活動の中間支援NPO
・地場産品の企画・プロデュース
・空きビルをリノベーションしたギャラリー
・音楽・文化イベントの主催
・キャラクターを使った地域振興
・地域の食を題材にした映画製作
・・・などなど。
それぞれの方から、活動をはじめるにあたっての動機、経緯。はじめてみてうまくいったことや苦労したこと。これからの課題や夢。そして、活動地域自体の魅力や課題などを聞かせていただいています。
それぞれ4〜8ページで構成されています。すべての取材を終え、完成すると100ページ近いものになります。取材させていただいた方々の地域に対する思いや夢をしっかりとしたボリュームで形にし、伝えていけたらと思います。
掲載させていただく方はそれぞれに特徴のある方で、本当に魅力的な方々です。県外から出向いていった名もなき雑誌の取材にも快く応じていただきました。
またそれとは別に、取材していて感じることもあります。それは、地域に対して何か大きなことを成し遂げなくとも、市井の人の小さな心配りの積み重ねが地域を支えているんだなということです。
あなたは今日、通勤してきた道中に落ちていたゴミを拾いましたか?
自宅や会社の前に小さな花壇を作ってみませんか?
ご近所の方たちと「おはよう」、「ごめんください」など挨拶はありますか?
こういったことは強制されたり指導されたりしてやることではないと思いますが。そうすることが自然と気持ちいいからとか、相手に対しても「うん、それっていいよね」と思いを伝えられることが大切だよなと感じています。






