Iターン・Uターンした私たちが伝えたい長岡の魅力
はじめまして。
「長岡農×食プロデュース『思いのほか』」という団体に所属し、長岡の農業と食文化を知っていただくイベントを企画・運営している鈴木将と栗原里奈です。

実は、私たちUターンとIターン組。
こちらに来て「長岡って面白いし住みやすい!」とつくづく思い、同時に「こんなに良いところなのに、あまり知られていないのは残念だ。」という思いから、イベントを通じて長岡の豊かな食文化を発信し始めました。
そんな私たちがみなさんに協力をお願いしたい事があります。先人の知恵と苦労により脈々と受け継がれて来た長岡野菜と長岡の郷土食。その魅力を世界に発信したく、プロモーション映像の制作費の支援のお願いしたいのです!
どんなプロモーション映像を制作するか、これからお話させて頂きますので、応援どうぞよろしくお願いします。
プロモーション映像作成でこうなる!?
まず、このプロモーション映像は私たちの力だけで作るのではありません。 長岡には映像や情報発信について学ぶ、地域の事を学習に取り入れている学校や団体が沢山あります。また、地域密着のケーブルテレビ局もあります。この方々の力をお借りして、長岡の郷土食とそれを支える伝統や風土について魅力的で分かり易い映像を一緒に力を合わせて作成します。
また、長岡には留学生の方も沢山います。この映像を世界に発信するにあたり、三カ国語の字幕を付ける予定です。その時に翻訳のお手伝いをしてもらいます。そして映像が完成したら、母国の両親に近況を報告!「私の居る長岡はこんな街。元気で頑張っているよ!このビデオを見てね」そんな風に使ってもらえたら素敵だと思いませんか? 長岡は海外の都市と姉妹提携をしています。そんな地を訪れた時にこの紹介映像を再生!新潟・長岡の農業も近年は輸出を視野に入れていますので、そのアイスブレイク&プレゼン資料として活用!こんな感じで“長岡人の名刺代わり”「映像名刺」としてこの映像が活かす事を目指しています。インターネット上での公開にプラスして個人や会社でも活用したくなる、カッコよく感動出来る映像を作成します!更に、小さな子どもたちが字幕付きの映像を見て「世界にも知られている長岡、カッコいい!」と感じて、長岡が大好きになったら嬉しいですね! 世界中の人々から「行ってみたい!」と思われる長岡の第一歩目を農と食で踏み出します!それと欲張って「映像名刺」のムーブメントを各地域にも広めて行けたら面白いなぁと思っています。
長岡のフードストーリーを伝えるPVの見所
見所1:「農の歴史と伝統『長岡野菜』」
長岡には「長岡野菜」という伝統野菜があります。
長岡巾着(きんちゃく)なすや長岡菜、肴豆(さかなまめ)、だるまれんこん、白雪こかぶ、糸うりなど、全部で16種類。
各地の伝統野菜と同様、長岡野菜もよその土地で種を蒔いても同じものはできません。
長岡野菜は、夏の高温や冬の豪雪、年間を通じた高い湿度、また信濃川が育む肥沃な大地など、その独特の気候風土によって生産できる大変貴重な野菜なのです。
また、みなさまも知っている通り、新潟県長岡市の山間は豪雪でも有名な地域。冬は約4カ月に渡り3mを超える雪に閉ざされます。もちろんその間は一切収穫が出来ません。しかし、そのような気候風土のため育まれる味や食感もあり、またこの厳しい農業環境の中、手間暇かけて育てられ、長年に渡って受け継がれてきた歴史と伝統がこの長岡野菜にはあります。

高度経済成長期を中心に、手間がかからず大量生産ができる野菜の普及によって、各地で伝統野菜のいくつかの品種が絶滅しました。長岡野菜の中にも「生産性が低い」等の理由で、20年も経たないうちに絶滅するのではないかと言われている品種がいくつもあります。
しかし、近年伝統野菜の独特な味わいが再認識され、また優れた栄養価があることも発見されるなど新たな可能性も感じられます。
「長岡の地で昔から受け継がれてきたこのバトンを私たちが落として良いのだろうか?」
そんな思いに答えを下さるように、長岡巾着(きんちゃく)なすを作り続けている1人の生産者にスポットを当てる予定です。
その方は川沿いに畑を持ち、洪水で被害を受けた際も長岡巾着なすを守り、今も作り続けています。
「俺たちが守っていかなきゃダメなんだ。」
いつもそう熱く語って下さいます。

見所2:「食の歴史と伝統『郷土食』」
長岡には長岡野菜を使った郷土食がたくさんあります!
のっぺや煮菜、蒸かしなす…
いずれも新潟県外の人は聞いたことがないのではないでしょうか?
郷土食は「手間がかかりそう」「時間がかかる」「味がワンパターン」というイメージがあり、敬遠されがち。
しかし、食材を一番無駄なく使い切る料理がこの郷土食であり、収穫期の限られている長岡では、先人が編み出した“生きる為の知恵”でもあります。

長岡では、郷土食は昔から家庭内での食べ物で、お客様に出すようなものではありませんでした。
しかし郷土食には先人の知恵や苦労、そして本当の豊かさ・・・こんなものが沢山詰まっていると感じています。だからこそ、長岡の郷土食を知る事により、全国そして世界のみなさんに「郷土食=日常の豊かさ」であると知って頂きたいのです。
そんな思いで、ここでは長岡で郷土食を作っておられるお母様にスポットを当てる予定です。
お母様が手間暇かけたお料理は、長岡で受け継がれる食の歴史と伝統を語るとともに「豊かさとは何か?」を私たちに考えさせるものと思います。

見所3:「歴史と伝統を繋ぐ『人』」
長岡人はこだわりや信念を持った濃いキャラクターの人ばかり。
反面、雪深い土地柄ゆえか、奥ゆかしく、どこか閉鎖的に感じられるところもあります。
長岡野菜とそれを使った郷土料理が他の地域で広まらなかった理由もこういった気質に大きく由来するのではないでしょうか。

ビデオのまとめの部分では、そんな濃いキャラクターながらシャイな長岡人を引っ張り出し、いつも心に秘めている思いを語って頂くことで長岡の「農」と「食」、そして「人」とをまとめていきたいと思います。
今回は野菜ソムリエの資格を持ち、生産者と伴に作物の収穫も行っている料理人で、このプロジェクトの起案者でもある鈴木将が長岡の「農」と「食」、そして、それらを繋いでいく「人」について、現状の課題やその解決策を織り交ぜながら語っていきたいと考えています。
いつでも、どこでも、誰にでも!
今まで私たちはイベントなどを通して、長岡の生産者、生産物、郷土食の素晴らしさを伝えてきました。
参加者の方は長岡や周辺地域に住む方々で、とても満足して頂いております。
このイベントは、生産者の想いを直接聞くことで、地元の人に地元の良さを感じてもらえるというところに価値があります。
今回のプロモーション映像は、私たちが開催するイベントに参加できない方々にも長岡の伝統野菜と郷土食の魅力を感じて頂きたいとの思いから始まっています。
文章や写真だけでは伝えきれない感動や思い。
それを地元の人にもそうでない人にも・・・沢山のみなさんに伝えていけたらと思います!
制作スケジュール
2014年6月 打ち合わせ
2014年7月 撮影下準備(ロケハン)
2014年8月~9月 撮影
2014年10月 動画編集、仕上げ
支援金用途
製作費 30万円
最後に
平成の大合併でたくさんの個性的な地域を抱える長岡。海・山・川あり、夏は猛暑で、冬は大雪が降る、自然豊かで四季がはっきりしている土地です。そのため、自然の恵みは多岐にわたり、郷土料理が豊富にあります。
“何にもないようで、何でもある”からこそ、ぼやけてしまっている長岡の魅力。『食文化』にスポットを当て、「たくさんの人に知ってもらいたい!」…さらには、「長岡に来て楽しんでもらいたい!」と本気で考えています。
みなさま、ご協力よろしくお願いします!
起案者情報
団体名:長岡農×食プロデュース「思いのほか」
映像制作の代表者:鈴木将、栗原里奈(思いのほか所属)
https://www.facebook.com/sho.suzuki.925 (鈴木将のfacebookアドレスです!)
https://www.facebook.com/lina629 (栗原里奈のfacebookアドレスです!)
ホームページ:
http://omoinohoka.net/
facebookページ:
https://www.facebook.com/omoinohoka