皆さん"squat"という単語をご存知でしょうか？ "squat(スクワット)"には英語で"占拠する"という意味がありますが、 そこから転じて、ヨーロッパなどではアーティスト達が 使われていない建物やスペースをアトリエや展示スペースとして 活用することもsquatと呼ぶようになりました。 スクワットとは、社会の中に自らと芸術の居場所を見いだそうとする活動のことなのです。 毎年京芸では学外展示プロジェクトを行っているのですが、 このプロジェクトもそれにちなんでSQUATと呼ばれています。 ところで、芸祭とSQUATは全く別のものじゃないの？と 思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、 SQUATは芸祭の宣伝も兼ねている為その準備をしているのも私達だったりします。 担当しているのは学外展示セクトさん。 仲間内では学外展示セクトさんのこともSQUATと呼んでいます。 現在、彼女達は出来上がったポスターとDMを いろんなお店や大学に設置してもらえるよう奮走しながら タイムテーブルを組んだり説明パネルを作ったりと、かなり忙しく準備している様です！ それもそのはず。 今年は梅小路公園と京大の食堂で行われるのですが、 第一回目の梅小路公園は9/7、8と、もう目前まで迫っています！ 11月開催の芸祭の準備でさえ毎年４月からどれだけ頑張っても 最後は結局徹夜を何日も重ねていることから考えると、 彼女達が今いかに大変かよくわかります。 しかも、当日は警備のために公園に泊まったり 早朝から作品の搬入やリハーサルを行うそうです。 これが終わっても次は京大… 頑張れSQUAT。 梅小路公園と京大の食堂で行うと先ほど書きましたが、実は場所によって中身は全然違います。 ９月の梅小路公園では美術学部生の作品展示だけでなく、 パフォーマンスや雑貨の販売、ライブペイント等 楽しいイベントが盛り沢山になっています！ 10月の京大の食堂では内容ががらりと変わり京大美術部と合同展示を行います！ SQUATに興味を持たれた方はぜひお越しください！