2015/08/17 07:57
このマークを見たことがありますか?
国が進めている「認知症サポーターキャラバン」の
マークです。全国の市町村が「認知症サポーター」を
養成し、全国では630万人、播磨でも1万5,000人が
養成されています。
養成講座を受講するとサポーターの証として
オレンジリングが配布されます。
でも、あまり街中でオレンジリングをつけて
いる人を見かけません。
もしも、私が当事者だったら、国や市町村が
認知症サポーターが「〇〇人」になりました!
と発表しても、目印のオレンジリングを
見かけることがなければ、直接、関わることが
なければ、孤独感が増すのではないかと思います。
「認知症サポーター」自体は、「とくべつなことを
する人ではない」、認知症への差別や偏見を
なくしたらいいという位置づけなので、直接、当事者に
関わりがないことは仕方がありませんが、受講数を
ただ発表しているだけでは、やはり安心して暮らせる
まちにならないような気がします。
そこでNPOでは「西はりま認知症サポーターの会」を
発足させて、サポーターの実践活動が増えていくよう
お手伝いをしたいと考えています。
西はりま認知症サポーターの会のロゴはこちら!
会員になると、
・会員証
・会報
・支援力アップ講座の受講
など、いくつか特典があり、認知症に関する情報が
届いたり、地域で支援を実践していくにあたり
いっしょに考えていったりすることが可能となります。
認知症のあるご本人やご家族に、具体的に支援活動の
実態をお見せすることで、住んでいるまちが安心だと
感じていただけるのではないでしょうか。