皆さまこんにちは!
NPO法人ひと・まち・あーと広報担当の高田です
クラウドファンディング締め切りまで残り1週間をきりました!!
まだまだ頑張ってまいりますので、皆さまお付き合いくださいませm(__)m
本日は、日替わりマスター制の、コミュニティBAR「ふるさと」にてマスターをしてみたい!
と名乗りを上げてくださったお2人を紹介したいと思います。
菓子と珈琲 朔(さく)オーナー 吉田 元幸さん
・プロフィール
神戸のご実家の洋菓子店でパティシエをされていましたが、2013年に独立。
お客様にゆっくりとくつろぎながらケーキや珈琲を味わっていただきたい!という想いで店舗を探していた時に、
縁あって龍野城下町にあるお屋敷、圓尾邸に出合い、菓子と珈琲のお店、朔(さく)をオープンされました。
明治時代から今日まで約百年間、ほとんど手付かずのままのこされた趣あるお屋敷に、モダンなソファーの映える
店内は、日常を離れリフレッシュできる空間です。
そこで頂ける吉田さんの、季節の素材を使ったケーキや珈琲は絶品です。
昔ガラス越しに美しい庭を眺めることができる店内
コミュニティBAR「ふるさと」のマスターとしてカウンターに立ってやってみたい事
一番は、様々な人が情報を共有出来る場所を作るということですね。
地元の人同士は勿論のこと、外から転入して来た人、旅行などで龍野を訪れた人など、普段ならなかなか接点の
持てない人同士が「ふるさと」に集うことによって、打ち解け、色んな情報を共有し、「ふるさと」発で新しい
何かが生れてくれたら嬉しいですね。
夜の営業という事でお酒も提供しますが、お酒が飲めない方でも吉田さんの淹れる美味しい珈琲と、お菓子が
頂けるかも?!との事です。
こうご期待ください( *´艸`)
龍野という場所への想い
初めて龍野を訪れた日、緩やかに流れる川と美しい山々に囲まれ、自然に古い町並みが残るこの町を見て、
龍野という町は充分な潜在的魅力のある町だと感じました。
しかしながら、住民の高齢化などの問題もありここ数年でかなりの空き家が増え、中には取り壊されてしまう
家屋も増えてきました。
美しい町並みというのは、個の人や建物が作り出すものではなく、地域で日々暮らす人々や、その人々が代々
守り受け継いできた家屋や建物、その町の空気感すべての要素が作り出すものだと思うのです。
そんな美しい町並みを残す為には、同じ想いの人達が団結し、協力していかなくてはいけません。
その為にも、龍野内外の人が気軽にコミュニケーションのとれる「ふるさと」のような場所は必要だと感じます。
(インタビューアー:ひと・まち・あーと 高田)
けんたろう農園 荒木 健太郎さん
・プロフィール
大阪府茨木市出身。
高校卒業まで茨木で過ごし、その後神戸の大学へ進学。
2015年3月から親族の住む兵庫県たつの市新宮町で新規就農。
無農薬・無化学肥料で稲作と、少量多品目の露地野菜を生産・販売をしている。
<農業を始めたきっかけ>
農業には高校時代から興味があり、大学時代に秋田県の米農家、兵庫県のキャベツ農家にインターンに行った。
大学卒業後、農薬を製造・販売する会社に就職。
会社員として働く中で、高齢者を中心に「農薬を適正に使える農家が少ない」という事実に直面し、これではいけないと危機感を感じた。
3年間務めた後、就農を考え”日本農業経営大学校(専門学校)”に入学。
そこで、金子美登氏から有機農業を学ぶ。
http://www.shimosato-farm.com/
「農」と「農業」は違うものだと考えています。
私は農はを一つの文化を指す語として使っています。
一方農業というと、産業の一種を指します。
日本の農は、日本の文化。
言い換えれば、農がなくなることは、文化がなくなることになります。
私は農を守る一人になりたいと思っていますし、生き方としての「農」を見つめたいと考えています。
それを祖先が代々暮らしてきた、たつのでやりたいんです。
<ふるさとに立ってやりたいこと>
私が農家なので、お客さんが農と接することのできる場所にしたいと考えています。
ふるさとに立つ私が情報源になり、農の発信拠点になれば良いなと思います。
農の情報は市役所に行っても分らないような、クローズな情報が多くあります。
私の持っている農家ならではの情報をどんどん発信していき、お客さんと繋がっていくことが理想です。
月一回ふるさとに行けば農の情報が集まる、という情報が浸透すれば嬉しいですね。
<たつのへの想い>
私の先祖は代々たつの市で暮らしてきました。
それもあり、私が就農する際にも地域の方から仲良くして頂き、助かったことが多くありました。
自分も地域へ貢献することで、恩返ししていきたいと思っています。
(インタビューアー:ひと・まち・あーと 八木、藤浦)