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みつばちの森、獣害からの復興

2015年末にイノシシに荒らされた養蜂場を、防獣対策をした上で再建したい。新しいみつばち、養蜂資材、防獣資材、諸経費を予定している。 蜂蜜や蜜蝋、焼き菓子やジャム等加工品、見学体験、出張講義、手紙、レポートなどをリターンに検討している。

現在の支援総額

1,162,000

116%

目標金額は1,000,000円

支援者数

111

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/04/20に募集を開始し、 111人の支援により 1,162,000円の資金を集め、 2018/05/31に募集を終了しました

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みつばちの森、獣害からの復興

現在の支援総額

1,162,000

116%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数111

このプロジェクトは、2018/04/20に募集を開始し、 111人の支援により 1,162,000円の資金を集め、 2018/05/31に募集を終了しました

2015年末にイノシシに荒らされた養蜂場を、防獣対策をした上で再建したい。新しいみつばち、養蜂資材、防獣資材、諸経費を予定している。 蜂蜜や蜜蝋、焼き菓子やジャム等加工品、見学体験、出張講義、手紙、レポートなどをリターンに検討している。

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2年目の報告
2019/12/31 23:26

年の瀬もあとわずかの報告となります。   ご支援から2年目に入れたのも 皆様のおかげと感謝しつつ、 御礼を贈れるように体制の立て直しを目指す一年として臨みました。   しかし、昨年に続き不作となり、 採蜜量は例年の1/6~1/5、 品質は低糖度で良くなく (近隣の趣味養蜂家も同様の事態との事)、 加工用に回すこととなりました。 今年は瓶詰めでの販売も、初夏前に停止させていただきました。   元来の水不足の地域柄に、気候変動の波が加わり、  植物がついていけないか、振り回される事態が顕著になってしまいました。   植物の状況が、昨年の疑念とあわせて、今年は確信に変わり、  来年以降の計画を大幅に見直さなければいけないと思っております。   今後も地域的に安定した収穫が見込めない中、 現況の養蜂に労力と資金を投資し続けるのは難く、 事業の方向性の転換せざるを得ません。   正直なところ転換の要因は、 環境への不安だけではなく、 不作続きからの資金繰りの厳しさや、 家族の状況からの労力配分の変化など、 多岐にわたります。   養蜂を安定的に続ける方法も考えられます。 一つは、養蜂場を他地域に移したり増やしたり移動養蜂をする・・・資金や体制を整えるのが難しく、投資の見返りが確実とは言えません。 二つめは、品質を落としても良しとして飼い方や採蜜方法を妥協する・・・信頼を裏切ることも、それを皆様か口にされることも望むことではありません。   しかし、今の養蜂は完全に辞めることはせず、 みつばちを飼うことを通して、 皆様へのお返し出来るようにしたいと思っております。   当初の通りのお返しが出来なかったり、 御支援者方々のご希望も変わっているかと存じます。   今考えられる範囲では、 蜂は最低限の群数での飼育とし、 やはり自家採蜜のはちみつをご希望の方への返礼分の採蜜を目指します。 昨年出会ったルーマニア蜜のような、私の養蜂経験や価値観を通して確かなはちみつを探し、そちらでの返礼も検討します。   また、現況にあわせてお話会や見学会の提案をさせていただきます。   この春の養蜂が始まるまでに、 現実的な返礼の新たな提案と、 ご希望をお聞きするものを送らせて頂きますので、 宜しくお願い致します。   2019年末 甲山HoneyGarden 大東 義弘  


ご支援頂きました皆様、 なかなか連絡も出来ず大変失礼致しました。   ネガティブな事象がが続き、体制が整いませんでした。 大変申し訳ありません。   ご支援頂き獣害に対する備えが出来、 壊れた設備も復旧することが出来ました。 しかし、多大なご支援頂いたにも関わらず、 品質的にも、在庫的にも、経済的にも、 機械的にも人員的にも(こちらは内部事情ですが)、 ご支援前よりも厳しい状況に陥り、 返信や御礼を送る事すら出来なくなっておりました。   何とか今年の蜜蜂を少数ながら確保し、 ここまでの気象状況からすると、 今後の収穫が見込めそうな状況となりました。   昨年度不足分を今年以降で確保し、 時間がかかっても、 なんとか体制を整えてお礼をお届けしますので、 御容赦願えましたら幸いです。   厳しいなかですが、 この春の気候の推移は希望がもてる状況ですので、 ご報告させていただきます。   採蜜が出来ましたら、また改めてご報告させていただきます。   宜しくお願い申し上げます。   甲山HoneyGarden 大東 義弘    


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ご支援頂きました皆様、 おかげ様で今年の養蜂のオンシーズンを、 みつばち共々元気に過ごすことができました。   予定よりも長くシーズンを引っ張って様子を見てきましたが、 寒さも急に深まり、今週の養蜂の作業をもって、 来年に向けての冬越しへの準備に入ります。   大変お待たせしましたが、 これより皆様への報告を数回に分けて、 また、お返しの製作に取り掛かりますので、 宜しくお願い申し上げます。   (メイン画像:10月、冬に向けて背高泡立草に訪花するみつばち)     本日は報告その1、 今シーズンの養蜂についてお伝えさせていただきます。     達成に先んじて、 沖縄の仲間からみつばちを送ってもらい、 春の暖かさも相まって順調に みつばちの数が増えていきました。   宝塚の蜂場も、イノシシ対策の電柵も新たにして、 安心して過ごすことができました。    (僅かな隙間にも巣を造ろうとするみつばち)   晴れの日が長く続き、みつばちの健康面や、巣の中の衛生面でも良い期間が多かった印象です。   ただ、春先の早過ぎる陽気は、 みつばちが充分に増える前に期待していた蜜源の花が終わってしまったり、 時期がずれて初夏の花が春に咲いても蜜を充分に吹かなかったりすることにつながりました。   (早く咲いて虫の害が少なかった鈴生りのブルーベリー)   その影響で、例年5月中旬からの採蜜は、 前回報告させていただいた5月下旬に、 例年からは半月ほど遅れて漸く始まりました。     またその後、 長過ぎる晴れの渇いた期間と、その合間の集中豪雨や台風は、 蜜源植物が花蜜を吹こうにも吹けなかったり、 花や植物自体が傷んでしまったりと、 植物にとっては厳しかったようです。   (9月、台風で宝塚蜂場の巣箱の間に倒れる大きな松の木)   我が家でも、雨の間隔が長すぎて、 イネ科の雑草が2度も茶色くなり始める程でした。     それでも6月には何度か採蜜のチャンスに恵まれました。     7月に入り暑い日が続く中、 また蜜もだいぶ貯まってきて、完熟されたように見えたので、 いつものように採蜜してみたのですが、 何故か糖度が充分に上がっていない事態にもぶつかりました。 (77度以下だと発酵・・・蜂蜜ではない。80度以上が望ましい。例年81~83度程度。)     例年は採蜜しない秋蜜にも淡い期待をして、 シーズンを今まで引っ張ってきましたが、 採蜜できるまでの貯蜜量には至らず、 冬越しの蜜を確保して終了となりました。   (8月末、招かれざる珍客)   結果的には、ぼぼ6月のみの採蜜で、 残念ながら蜂蜜は例年の3~4分の1の収量になってしまいました。     みつばち達が元気に過ごすのには充分な蜜がありましたが、 いつものように私達が分けて頂ける余剰な蜜を集めるまでには、 今年は気候に恵まれませんでした。     これは日本だけではなく、世界的にも今年は不安定な収量に終始している様子です。 フランスの養蜂家からも例年の3分の1だという声も聞きました。     また、今年の蜂蜜の質については、 蜂蜜が充分に巣に貯まって、 完熟(みつばちが濃縮して、蜜蝋で完全に蓋をかけた状態)するまでに、 原料の花蜜が少ないために長い期間が必要になり、 単花蜜の特徴ある風味にはならず、 百花蜜としての採蜜となりました。   (7月中旬、僅かな完熟蜜(左)と花蜜(中央))   もちろん美味しいのですが、 例年ほどは、採れた日による違いが 味も色も香りも大きくない印象です。     皆様には、御礼のはちみつをお届けさせて頂く中で、 はっきり差が判る方が良い、糖度が例年くらい濃いものが欲しいなどの要望がございましたら、 昨年度のもの(結晶しているものも)や、 来年までお待ち頂いたり分割してなど、 ご希望にあわせて対応させて頂きます。     私が養蜂を始めて十数年になります。 みつばちと過ごすなかで、 より敏感に気候の変化を感じてきたつもりです。 私達が思う順調な気候の推移をしたのは1・2回のみで、 段々と極端に変動が振れてきて、 勘違いして生長してしまう植物の種類が増えてきている印象です。   (7月中旬、虫の訪花が目立たないリョウブの花)   植物は気温や日照の変化ですぐに生長する、 みつばち等動物は徐々にしか家族を増やせない。   逆に植物は何年何十年かけて世代を超えなければ移動できない、 動物は過ごしやすい方へいつでも移動できる。   この時間のギャップを埋めるのが難しくなってきています。   (数は減っても、毎年姿を見せるクワガタ(店内カウンター上))   植物側のことは、 如何ともし難いのがもどかしいのですが、   みつばち側で自然な形でどう工夫していくか、常々模索しています。       次回はそんな日々の間に、   ルーマニアのオーガニックの蜂蜜と出会ったり、   東京に蜂蜜のイベントに視察へ行ったり   海外研修の機会をいただいた中で見えてきた展開について、   続報させて頂きます。     甲山HoneyGarden 大東 義弘


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今回のクラウドファンディング、早くも最終日になりました。 たくさんのご支援を頂き、おかげさまで目標まであと僅かまできました!   最後のお願いですが、 みつばちが集めるそのままの活きたはちみつを求める方、 みつばちと豊かに暮らしてゆく未来を夢見る方、 みつばちと触れ合える場に集いたい方、 等などのお知り合いがおられましたら、 このプロジェクトを共有していただけますようお願い申し上げます。   皆様のご期待に添えるよう、活動してまいります。     さて、大切なご報告・・・採蜜です! 例年よりも1~2週遅れですが、 5/23に甲山の蜂場から、ようやく今年も始まりました。     みつばちが飛び始めて新しい花蜜を持ち帰る前の早朝に、 蜜蓋(完熟蜜の入った巣にかける蜜蝋の蓋)のたくさんかかった巣を取り出します。[写真左]   ナイフで蓋をうす~く丁寧に切り取ると・・・[写真右上]   黄金色の完熟蜜が![写真右下]     全ての蜜蓋を切り取った蜜巣を遠心分離器に入れます。   この分離器では、2枚を同様にして入れます。 (ピーク時はもっと枚数の入る大きな分離器を使います)   そして・・・     回転!   右回しにゆっくりと数十回、   蜜巣を裏返して入れ替えてまた数十回・・・     分離器の壁面に、巣穴から飛び出した蜜がいっぱいに!   きらきらと光り輝いています~   今度は左回しに少し早めに数十回、   蜜巣を裏返して入れ替えてまた数十回・・・   同様に左右回し表裏を早回しでもう1セット・・・   しばらく待って、分離器のの底に蜜が貯まったら~     出て来ました、新蜜!!!   2重の網で濾したら、そのまま瓶に詰めてお届けです。     つづいて5/29に宝塚の蜂場でも始まりました!   梅雨に入りますが6月は採蜜ピークです。 今年もたくさん蜜が吹きますように・・・


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ファンディングもあと10日となりました。 既に沢山のご支援をいただき、感謝の念でいっぱいです! のこり短い間ですが、お知り合いなどに拡散して頂けましたら幸いです。   さて、ご支援の状況を見て、 沖縄の仲間から先行してみつばち達が届きました!       今こちらにいるみつばちの家族(群)と一緒に(合同)して、 蜜をいっぱい集められて、 しっかり子育て出来て、 外敵や病気にも強い、 さらに大きな家族になってもらいました。   今年は桜もアカシアもいつもより暖かい気候につられて、 早く咲いてしまい、沢山は集められませんでしたが、 ようやく充分に完熟したはちみつが採れ始めます!   例年より遅れての採蜜スタートですが、 花いっぱいの季節を迎えて、 皆さんの応援と共にみつばち達も元気いっぱいに飛んでいます。     お店の前にあるハーブスパイラルガーデンにも飛んできています。 満開のコモンセージに夢中です。     次回はまた、採蜜の様子などお知らせ致します!