エスパルスが誕生した頃、自分はまだ生まれていないです。1996年生まれなので(苦笑)。
父(松原真也氏/1991年~1993年在籍)は昔、エスパルスの選手でしたが、父がエスパルスのユニフォームを着てプレーするところを直接見たことはありませんし、物心ついた頃には現役を引退していたと思います。
1993年のメンバー ※一部
自分は幼稚園の頃からサッカーを始めました。その頃から夢は「プロサッカー選手」になること。
当時日韓W杯(2002年)が開催されて、ブラジル代表FWのロナウド選手に憧れていました。
自分が子どもの頃、父と一緒にボールを蹴った記憶はあります。
小学生でチームに入って以降は、試合だけでなく、時折練習も見に来てくれてアドバイスをくれました。
あるとき、試合が終わって休憩する控えのテントに戻ってくると、他の友達がいる前で父にものすごく怒られた記憶があります。
当時自分はFWをやっていて、ボールを簡単に失っていたりして良くないプレーが続いていたからだったと思います。
それでも、試合を観に来てくれて、いろいろとアドバイスをくれたことに感謝しています。
父の言うことは信用しているし、プロになった今でも毎試合後連絡して、その日のプレーや試合について話をしています。
叔父の良香さん(松原良香氏/1996年エスパルス在籍・アトランタ五輪代表)も親身に自分のことを思って、いろいろとアドバイスをくれます。
1996年のメンバー ※一部
個人的には、身内というより、プロサッカー選手として活躍された尊敬するOB選手のような存在です。
自分をプロサッカー選手に導いてくれたのは、高校時代にお世話になった青嶋文明監督(1991年~1995年エスパルス在籍/浜松開誠館高校サッカー部監督)です。
浜松市出身の自分は、中学の時はジュビロ磐田ジュニアユースに所属していましたが、そのままユースではなく高校サッカーに行こうと考えていたので、父のつながりで、青嶋監督がいる浜松開誠館高校に進学することを決めました。
高校時代、青嶋監督からはサッカーの指導はもちろん、礼儀、考え方など多くのことを一から教えていただきました。
父や叔父、恩師が活躍したエスパルスには、昔から「強い」イメージがあって、「華」があったと思います。
静岡・清水というこの街のクラブで、今自分がプレーできることは本当に幸せなことです。
だからこそ、これからのエスパルスを“Jリーグ1強いクラブ”にしたいと本気で思っています。その中心になれるよう貢献していきたいです。
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