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浜名湖発「ニホンウナギ資源回復プロジェクト」

国際自然保護連合(IUCN)ではニホンウナギを絶滅危惧種に指定いたしました。うなぎ養殖発祥の地の責務として、浜名湖発親うなぎ放流連絡会は、平成25年度から継続的に銀化した親ウナギを買い上げ放流する事業を進めています。

現在の支援総額

532,000

177%

目標金額は300,000円

支援者数

45

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/09/01に募集を開始し、 45人の支援により 532,000円の資金を集め、 2017/10/30に募集を終了しました

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浜名湖発「ニホンウナギ資源回復プロジェクト」

現在の支援総額

532,000

177%達成

終了

目標金額300,000

支援者数45

このプロジェクトは、2017/09/01に募集を開始し、 45人の支援により 532,000円の資金を集め、 2017/10/30に募集を終了しました

国際自然保護連合(IUCN)ではニホンウナギを絶滅危惧種に指定いたしました。うなぎ養殖発祥の地の責務として、浜名湖発親うなぎ放流連絡会は、平成25年度から継続的に銀化した親ウナギを買い上げ放流する事業を進めています。

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放流事業で資源回復へ

 

「浜松、そして日本の食文化であるウナギを守りたい―」。

2014年、浜松うなぎ料理専門店振興会、浜名湖養魚漁業協同組合、浜名漁業協同組合、浜松うなぎ販売組合は、浜松市と湖西市の協力を得て、「浜名湖発 親うなぎ放流連絡会」を立ち上げ、資源回復のための活動を始めました。

私たちが取り組んでいるのは、浜名湖で10年ほど育った親うなぎを市場で買い上げて産卵場所であるマリアナ諸島沖へ向けて帰しています。そして、孵化しシラスウナギとなって日本近海に遡上する稚魚の回復を願っています。一匹でも多く買い上げるための募金活動も行っていますが、資金が不足しているため、FAAVOにてお願いしようと考えました。

皆様ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 


親うなぎ放流事業の実績

 

浜名湖発 親うなぎ放流連絡会の発足は2014年ですが、前身の親うなぎ放流有志会として放流活動は6年前から取り組んでいます。2011、12年には約100キロでしたが、浜名湖発 親うなぎ放流連絡会の発足以降は数字が伸び始め、昨年度は放流量400キロにも到達しました。

今後も継続してこの事業を展開するためにも、皆様と資源回復について考え、ご理解と共感をいただきながら資金を調達することが大切だと思っています。

 
 

▲遠州灘で親うなぎを放流するメンバーたち[2015年11月]

 

親うなぎ放流事業の流れ

 

私たちが展開する放流の流れを簡単に説明すると、大きく4つの流れにまとまります。
浜名漁協における10月、11月の水揚げ量は2トンから3トンです。

温かい下流へと下ってきた「下りウナギ」がそのうちの10%から20%とすると、300キロから600キロの漁獲が推定されます。

下りウナギを捕獲し、市場へ販売するウナギと放流するウナギをまずは選別します。放流するためのウナギを買い上げ、指定仲買人が保管します。

舞阪漁港より出港し、冬の期間に数回に分けて、ウナギの放流を行います。

 




 

 

浜松から官民連携で挑む!

 
▲雄大な風景が広がる浜名湖

 

浜名湖は“ウナギ養殖発祥”の地として知られ、全国的にも有名なウナギの産地です。シラスウナギがたくさん獲れるうえ、養殖に必要な地下水やシラスウナギの餌となる小魚が豊富であることなどが養殖に適しているといわれ、大きく発展しました。ウナギを扱う店舗も広がり、浜松の飲食業、観光業を担っています。

 

今回の事業は、静岡県と浜松市とも連携して展開しています。

 

静岡県は今年度、浜名湖水産資源回復事業費のうち、親うなぎ放流事業支援として50万円を計上しています。県や市と連携することで今まで以上に推進力を高めることができます。

 

▲浜名湖発 親うなぎ放流連絡会のメンバー

 


官民連携を深め、皆さまのお力、共感を得られながら食文化、食材を守っていくことができれば、50年後も100年後も浜名湖のウナギを保護していけるのではないでしょうか。



日本の食文化を絶やさないために―



 


 ウナギは日本の食文化を代表する貴重な食材です。海外に比べウナギの消費量が高い日本ゆえに、資源保護に向けた動きを加速させなければいけません。


 



うな丼や鰻の蒲焼、日本人が愛してやまないご馳走であり、大切に守るべき食文化です。
この大切な日本の食文化を絶やさないためにも、ニホンウナギを絶滅させるわけにはいきません。

子供たちに日本の食文化を残すためにも皆様のあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。



◆2017年度「親うなぎ放流事業」にかかる費用◆

親うなぎ買取り金額 1,920,000円

放流用船舶傭船代 130,000円

合計 2,050,000円

※このうちの300,000円を、FAAVOで募りたいと考えてます。

 

◆実行スケジュール◆

2017年9月 FAAVO開始

2017年10月 FAAVO終了

2017年11月 親うなぎ放流


◆問い合わせ先◆

株式会社海老仙

TEL053-592-1115(平日8:30~16:00)

最新の活動報告

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  •  浜名湖発「ニホンウナギ資源回復プロジェクト」に多くの応援とご支援をいただき感謝いたします。 ニホンウナギの生態学ぶ浜松で講演会が静岡新聞3月6日記事で紹介いただきましたので転載して紹介いたします。 ニホンウナギの生態学ぶ 浜松で講演会  浜名湖地区水産振興協議会は5日、絶滅危惧種ニホンウナギの生態うぃ学ぶ講演会を浜松市西区の舞阪協働センターで開いた。中央水産研究所(神奈川県横須賀市)の横内一樹研究員が川や海、湖で生活するウナギについて紹介し、「いずれの環境もウナギを守るためには重要」と上流から河口周辺までをトータルで保全する重要性を訴えた。 横内研究員は川の上流や河口、海などすみかを変えて生活するウナギの生態を解説し、「水域が縦につながらないと生態系は維持できない。海も川も湖も大事」と語った。多様な環境への順応性を備えるウナギの特徴にも触れ、「すむ場所を選べればウナギが育ち、産卵する親も増える」との見解を示した。  浜名湖で続けている親ウナギの買い上げ放流について「東アジア全体でみれば少しづつ資源回復の効果も期待できる」と強調した。 今期不漁が通尽くシラスウナギの現状には、「ことしが特別悪いのはなぜか、原因はわからない」と話した。 もっと見る

  •    浜名湖発「ニホンウナギ資源回復プロジェクト」に多くの応援とご支援をいただき感謝いたします。 去る2月14日第3回浜名湖親うなぎ放流事業連絡会を開催し今年度の「浜名湖発親うなぎ放流事業」の報告を行いました。報告書を浜名湖発親うなぎ放流連絡会のホームページに掲載し、PDFでご覧いただけます。 浜名湖発親うなぎ放流連絡会:http://unagihouryu.com/ 事業報告:http://unagihouryu.com/businessreport_2017.pdf   またクラウドファンディングを通じ多くのご支援をいただきました皆様にお礼のメールを下記どおり発信させていただきました。重ねてお礼申し上げます。 「浜名湖発親うなぎ放流事業」に対する募金のお礼  春寒の候、益々ご精鋭のこととお慶び申し上げます。 日頃、「浜名湖発親うなぎ放流事業」には、格別なるご理解とご協力をいただきお礼申し上げます。  さて、本年度放流事業につきまして、11月28日の第1回放流と12月15日の2回目の放流で断念する結果となりました。気候の遅れだけでなく、親うなぎ発生にも変化があるようで、次年度に取り組みを強化して臨みたいと思います。放流の結果は下記URLからご覧いただける報告書のとおりでございます。 http://unagihouryu.com/businessreport_2017.pdf  この活動ができますのも、皆様からのご支援によるものと、心より感謝申し上げます。 当連絡会としましても、今後も浜名湖のうなぎ資源の回復に努めてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いします。                 浜名湖発親うなぎ放流連絡会                会 長 加茂 仙一郎 もっと見る

  •  浜名湖発「ニホンウナギ資源回復プロジェクト」に多くの応援とご支援をいただき感謝いたします。 平成30年2月25日の日本養殖新聞に掲載いただきましたので転載してお伝えいたします。   昨年のウナギ放流量 前年比58%減の173.7kg  浜松うなぎ販売組合や浜名湖養魚漁業協同組合などで組織される浜名湖発親うなぎ放流連絡会は14日、毎年遠州灘で親うなぎを放流する「浜名湖発親うなぎ放流事業」の活動実績を報告し、昨年の放流量が173.7kgで前年と比べて58%減少したことを明らかにした。 昨年は11月と12月の合わせて二回実施したが、合計の親うなぎの放流量は173.7kgで、前年の2016年と比べて58%の減少だった。  同連絡会の加茂仙一郎会長はその理由について、「うなぎの単価自体は前年と変わらないが、天然うなぎの全体の水揚げ量が少なかった。放流前の10月に台風が連続して襲来した影響ではないか」と話す。  前年は終盤に買い上げ資金が不足したため、クラウドファンディングで資金を募ったところ、予想を上回るおよそ53万円が集まった。加茂会長は「さまざまな目ティアで取り上げられたことで多くの人たちが親うなぎ放流事業に関心を持ってくれたのは非常に嬉しい。これを機にさらに資源保護の輪を広げていきたい」と意気込みを語っている。       もっと見る

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