浜名湖発「ニホンウナギ資源回復プロジェクト」に多くの応援とご支援をいただき感謝いたします。
ニホンウナギの生態学ぶ浜松で講演会が静岡新聞3月6日記事で紹介いただきましたので転載して紹介いたします。
ニホンウナギの生態学ぶ 浜松で講演会
浜名湖地区水産振興協議会は5日、絶滅危惧種ニホンウナギの生態うぃ学ぶ講演会を浜松市西区の舞阪協働センターで開いた。中央水産研究所(神奈川県横須賀市)の横内一樹研究員が川や海、湖で生活するウナギについて紹介し、「いずれの環境もウナギを守るためには重要」と上流から河口周辺までをトータルで保全する重要性を訴えた。
横内研究員は川の上流や河口、海などすみかを変えて生活するウナギの生態を解説し、「水域が縦につながらないと生態系は維持できない。海も川も湖も大事」と語った。多様な環境への順応性を備えるウナギの特徴にも触れ、「すむ場所を選べればウナギが育ち、産卵する親も増える」との見解を示した。
浜名湖で続けている親ウナギの買い上げ放流について「東アジア全体でみれば少しづつ資源回復の効果も期待できる」と強調した。
今期不漁が通尽くシラスウナギの現状には、「ことしが特別悪いのはなぜか、原因はわからない」と話した。