Check our Terms and Privacy Policy.

地元の街に映画鑑賞の機会を復活させたい!

地元である七尾市が昔に比べて交流する場が減り、あまり人が出歩かなくなっているんじゃないかという思いから、地域が盛り上がるために何かその一端を担えないかと模索し、映画上映の機会を創出しようと考えました。

現在の支援総額

269,000

26%

目標金額は1,000,000円

支援者数

25

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/26に募集を開始し、 25人の支援により 269,000円の資金を集め、 2017/09/30に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

地元の街に映画鑑賞の機会を復活させたい!

現在の支援総額

269,000

26%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数25

このプロジェクトは、2017/08/26に募集を開始し、 25人の支援により 269,000円の資金を集め、 2017/09/30に募集を終了しました

地元である七尾市が昔に比べて交流する場が減り、あまり人が出歩かなくなっているんじゃないかという思いから、地域が盛り上がるために何かその一端を担えないかと模索し、映画上映の機会を創出しようと考えました。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

ICOU(イコウ)とは?

みなさまご覧いただき、ありがとうございます。


Dining & Gallery ICOUの白藤達也と申します。

 

石川県は能登半島の付け根にある七尾市で、一家で飲食店を営んでいます。

ランチタイムは主に地元の食材を使用した料理を提供し、ディナータイムはダイニングとして営業しています。

 

 

今から5年前、築100年以上の旧鹿渡酒造の建物をリノベーションし、七尾の観光スポット「一本杉通り」にほど近い木町という所にDining & Gallery ICOUをオープンしました。


 

使用する魚や野菜、調味料といった食材は、可能な限り”地元産”にこだわり、

栄養バランスの良い食事をご提供出来るよう、日々努めています。

 

 

 

 

”ICOU”という名前には、「行こう」という意欲的な意味と、「憩う」というくつろぐ意味、そして「移行」という移り行く時間(時代)を感じさせる意味が込められています。

 

建物やその歴史から貰う力がとても大きな財産となっており、私たちもまたその歴史を紡ぎ、地元に恩返しをしていくことが当店の大切にしたい想い、そして役割だと考えています。

 

 

この街に、”ひと”と”ひと”が交流できる場を作ろう!

今回このプロジェクトを立ち上げるキッカケとなったのは、地元である七尾市が昔と比べて人と交流する場が減り、あまり人が街を出歩かなくなっているのではないかと思い始めたことでした。地域を盛り上げるために、ICOUとして何かその一端を担えないか...その想いから、今回のプロジェクトを起案しました。

 

 

当店には昔ながらの白い土壁があり、そこに映像を投影することができます。
この特徴を最大限に活用し、「定期的に映画を上映する機会を作ってみてはどうだろうか。」「飲食店ならではの上映の形として、美味しい料理にお酒を呑みながら映画を鑑賞する場があっても楽しそうだ。」


そうして、地元がもっと楽しそうな街になってくれれば、と考えました。

 

能登・七尾の現在と昔

ICOUの近くには歴史情緒ある一本杉通りという商店街があり、最近では花嫁のれん館という施設もでき、観光スポットとして注目されています。

その影響もあり、昼間は観光客が訪れて賑わいがありますが、夜になると人通りも少なく閑散としています。

 

 

しかし現在とは対照的に、昭和の半ば頃には「七尾劇場」「七尾東映」「オリオン」「玉木劇場」という4つの映画館が七尾市にはあったそうです。街中にこれらの劇場がひしめき合っていたという事からも、当時の街の賑わいぶりが伺えます。

 

七尾劇場(出典:七尾古写真アーカイブ

 

その頃は、きっと現代ほど多様な娯楽はない時代だったかと思います。しかし、逆に現代の娯楽から消えつつある、人との交流が街のいたるとこに溢れていた時代でもありました。

そんな街の姿を、少しでもまた地元に再生させたいと思っています。

 

なぜ交流する場が必要なのか?

同じ映画を観て、ひと息つける娯楽の時間を共有する。そこには共感があり、賛否両論があり、あーでもないこーでもないと語り合う。その会話が、酒の肴にもなる。

 

しかし今、この街ではそういった機会は失われてしまいました。

 

 

ある人と、1つの映画を一緒に観たのに、捉え方が違ったなんてことはよくありますよね。1つの映画でも、人によってそれぞれ異なる観方があります。映画という娯楽をキッカケに人々が交わり、多様な価値観や視点を共有する、そうして1人1人の中にある世界観も広がっていって欲しいと思っています。

 

 

もっと多様な娯楽の場が増えることを願って

残念ながら私たちには、街に大きな映画館を作る力はありません。ですが私たちに出来る形で、この街に映画鑑賞の機会を創ることは出来ると思いました。

 

 

映画という娯楽を通して、

―子供から大人まで文化や人との出会い・交流を楽しめる空間を演出したい。

―昭和の良き時代を知る方には、外を出歩く楽しさをもう一度思い出してもらいたい。

―若い人にはその機会を存分に楽しんでもらい、少しでも街が賑わって欲しい。

 

それが私たちの想いです。


支援金の使いみち

今回このFAAVOでご支援いただいた支援金は、映画鑑賞設備の整備に使わせていただきます。

現在も、安価なプロジェクターで映像を投影することは出来ますが、画質も悪く音響設備も整っておらず、お客様に満足して映画を楽しんでいただける環境にはありません。

このプロジェクトで、更に満足していただける鑑賞環境を整え、これまで以上にお客様に楽しんでいただきたいと考えています。

 

<内訳>

・プロジェクター40万円

・サラウンドシステム20万円

・配線工事10万円

(FAAVO手数料を除く)


10月にお披露目レセプション上映会を開催!

プロジェクト期間終了後、さっそく機材を購入&設備を整え、レセプション上映会を10月に開催いたします!

レセプション上映では、能登に縁のある作品として、能登の酒蔵の杜氏にスポットを当てたドキュメンタリー作品「一献の系譜」の上映を予定しています。

 

 

 

私たちICOUのお店も元は旧酒造の建物なので、ICOUにも縁のある作品だと思っています。

日程が決まり次第お知らせいたしますので、ぜひ、今からスケジュールをチェックしておいてください!皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

レセプション上映会終了後の上映スケジュール

今後の定期的な上映スケジュールとしましては、月2回ほどの上映を予定しています。

小規模なスペースでの自主上映という形になりますので、大手配給会社の作品は扱うことができません。ミニシアターでも上映可能なオルタナティブな作品を選定していく予定です。


上映作品のお知らせは、月間スケジュールとして前月にお知らせします。

上映時間は基本的に夜間(18時もしくは19時スタート)のみとなります。

 

最後に

昭和の時代に想いを馳せながら、ICOUはいつも通り飲食店を生業としながらも、今後はささやかながら映画を上映するお店として歩みを進めていきたいと思います。

皆が知っている作品ではなく、「知る人ぞ知る作品」を。心に残る映画、その時その場所でしか巡り合えない映画と出会える場所として、素敵な作品を魅せられる空間の演出に努めていきたいと思っております。

 

皆さまのお力添えを、どうぞよろしくお願い致します。

 


 

最新の活動報告

もっと見る
  • 本日まで!

    2017/09/30 16:39

    今日が最終日です!残り7時間! よろしくお願いします!! 現在配給会社等も決まってきて、そこのリストを見ると、あれもこれも観たくなります(笑) ドキュメンタリーや、ファンタジー、邦画や、洋画。 沢山面白そうな物がある中楽しい時間と、充実感をご提供できるように頑張ります!   何卒よろしくお願いいたします!!! もっと見る

  • 早いものでもう1ヶ月が経ちました。 沢山の方々から応援して頂き、寄付も頂きありがとうございます!! あと三日、ラストスパートでお声かけさせていただきます! ご迷惑かと思いますがよろしくお願いします!   このプロジェクトを企画して、七尾にもこんなに沢山映画を見たいという想いを持っている方々が居ると知りました。   田舎にもっと、文化的な娯楽を、皆が楽しめる空間を、夜の電灯が明るくなるのではなく、夜の伝統が明るくなるように頑張ります!もっと沢山の人が夜歩き回り賑やかになって欲しいです!   応援よろしくお願いします!! もっと見る

  •   新聞に掲載いただいたこともあり、日々その反響と温かいご声援をしみじみと感じています。 そして昨晩はお店で嬉しいひと時がありました。 ご来店いただいた地元のお客様がそれぞれに今回のプロジェクトに共感くださり、昔の映画館があった頃を懐かしみ、貴重なお話しを聞かせていただきました。   ある方は、 「私らの小さい頃は一人で映画館行ってきたとか言ったら、不良やって言われてんよ(笑)」   またある方は、 「俺らの頃は駅前のオリオンやったけど、「銀河鉄道999」を何回も観たなぁ。何回も観たけど一回分しか払うとらんげん。入れ替えの時にトイレに忍び込んで次の回も観とったわ(笑)」   などなど、そこからさらに昔懐かしい思い出の話しで盛り上がった夜でした。 途中には新聞見たわといってわざわざ店頭までお越しいただいてご支援くださる方も現れたり。   いらっしゃったお客様も最後に、 「帰りに支援してくちゃ。ICOUさんを応援するって意味ももちろんあるけど、単純にもう一度この街で映画を観たいげん。だから支援させてもらいたいげん。」とのお言葉を受け、あぁこれはもう一人ごとの事ではなくなってきているんだな、皆さんそれぞれにこの街と映画の思い出があり、それぞれにその想いをこの場に乗せてくれているんだと実感しました。   非力な私たちがそんな一人一人のご期待に添える場としていけるかどうか不安にもなりますが、映画館があった頃を知らない世代で作ろうとしている映画のある街の復活に足りないピースは、映画館があった頃を知る方々の想いを乗せていただくことなのかもしれません。 その先でどういう場になるのかは、私たちを含めてまだ誰にもわかりません。 今のところはそれでいいと思っています。   巻頭写真:七尾古写真アーカイブ もっと見る

同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト