「いちじくの里」オープンに先立ち、3月21日(木祝)と3月31日(土)午前10時より、現地で農園見学会を開催します。参加費は無料です。事前予約制になりますので、ご希望の方は、ご連絡下さい。 場所:神戸市西区平野町繁田589 電話:078-945-6586 合同会社エースクールまで。
写真は農園整備の相棒、うちの「ヤン坊」です。 年式不明、26馬力のヤンマートラクターで、7年前に中古で購入しました。 骨格、エンジン共にしっかりしてて、まだまだ余裕で使えます。 そして、今回の農園整備もあったので、先日、フロントローダーを取り付けました。(前に付いているショベルです) 後ろにはロータリーといって土を耕す為のは回転爪が付いています。 今回、フロントローダーとロータリーを駆使して、土を削ったり、移動したり、します。 本当はユンボなどの重機の方が早いのかも知れませんが、そんな高価なものは持ち合わせていませんし、以外と「ヤン坊」は使いやすくて、これで、工夫しながら頑張ります。 本日は、ロータリーで土寄せをしました。実は耕すだけではなく土寄せもできるのです。
今回のプロジェクトを通じて、4月に、あらたにオーナー制いちじく園をオープンする事になりますが、あらためまして、何故「オーナー制を始めるのか」について、プロジェクトページに書ききれなかった想いなど、少しお伝えさせて頂きたいと思います。 私の農園では、いちじくは7年前に栽培を始めました。当初、普通に栽培して、主にスーパーや直売所に販売をしていました。 しかし、昨年、いちじく狩り園をオープンし、販売方法をがらりと変更しました。昨年は、ほとんどがご来園のお客様向けの販売に変わっています。 何故、方向転換をしたかと言いますと、いちじくの本当の魅力を知って欲しいと思ったからなんです。 いちじくが本当に美味しいのは、やっぱり「モギタテ」です。それも、樹の上でギリギリまで熟させて、完熟になったものは最高の味になります。それこそ、お店で買うものとは、まるで別物です。 ところが、スーパーや直売所に出そうと思うと、どうしても輸送時間がかかるので、それを見越して、完熟より半歩程手前で、収穫せざるを得なくなります。 これが、どうにも悔しくて、なんとかしたいとずっと考えていて、いちじく狩りの構想はずっと持ってました。それが、昨年、ようやく、機会に恵まれ、オープンする事ができるようになりました。 そして、今度の「オーナー制いちじく園」です。 こちらは、お客様に1株オーナーになって頂いて、苗から育てる体験をして頂けるものです。 ここから本題なのですが「何故、オーナー制にしようと思ったのか」と言いますと、ひとつは「自分で育てる体験をすると、更に、いとおしく、美味しく感じる」からです。 特にいちじくあのモギタテは、本当に美味しいですから、きっと感動して頂けるのかなと思っています。(私は毎年感動しますので)。しかも、樹ですから、毎年成長をしていくところを見る事ができます。 そうする事で、いちじくへの誤解?を完全になくしたいなあと。 それと、なんていえばいいのでしょうか。 実はこちらが本当に実現したい事なのですが、この活動を通じて「農家は生産する人」「お客様はそれを買って食べる人」という関係だけではない関係を作れればいいなあと思っています。 いちじくを作る人、買う人という垣根を越えて 「いちじく好きが集まって、あ~でもない、こ~でもないと言い合える仲間のような関係」 「いちじくの里」に、こんな仲間が集まって、本当に美味しいいちじくを一緒に食べる事ができたら最高ですね。 農業っていうと大げさなのですが、こういう事で相互の理解が進めばいいなあって思います。 このような思いでプロジェクトを進めております。 工事も始まり、いよいよです。
いよいよ本日より「いちじくの里」の開園に向け、農園整備工事を開始しました。 とはいえ、昨日の雨で農場には湿り気があり、トラクターなどの機械を入れる事が出来ません。 なので、今日は、メジャーで測量をしました。 完成予想図はこんな感じです。(下図) 工事は、電柱から電気を引いて貰う工事以外は、ほとんど業者に依頼せず、私(田中)とパートナー(宮﨑)で、えっちらこっちら行います。 まずは、交流スペース(18mのところ)の土(表土)を削って、栽培スペース(24mのところ)に運びます。さすがに、この量ですと手作業では無理なので、ローダーといって土を削るショベルが付いたトラクターで工事を行います。 土の状態次第なのですが、明日は出来るかな???
神戸市西区平野町。神戸市営地下鉄西神中央駅より車で10分程のところに、いちじくの里のオープン予定農地があります。 周り一面田園地帯で、そのほぼ中央に位置します。 写真の向かいに見えている山は、雄岡山と雌岡山で、雌岡山の山頂には「神が出る」と書く、神出(かんで)神社があります。神々がお生まれになったという伝説も…。 写真の農地は、現在の様子です。 いよいよ、これから「いちじくの里」づくりに取り組みます。