冬を飛び越えてこのまま春になってしまうのかなー・・・と思っていたら突然雪が降り出したりして、暖かいのやら寒いのやらよくわからない山添村です。 そんななか、厨房に大きな冷蔵庫が運び込まれました。 近くの施設で使っていたものを布目の里のスタッフで運び込み設置完了。ちなみにこの日、奈良の十輪院さんからいただいた助成金で購入したオーブンの付いたガス台も納入され、厨房設備はほぼ揃いました。 この厨房、私たち布目の里の調理に使うのですが、地域のおばあさん方に加工品づくりに使っていただけないかなーと考えています。瓶詰め製品などを作りたいと思っていてもなかなか家の台所では作れない・・・そんな声を地域のおばあさん方から聞くことがあります。この体験厨房もまた地域の手仕事の伝承の場として活用してもらえるよう準備を進めていまるところです。
私たちが進める取組に対し、奈良のお寺「十輪院」様が助成金の対象として選んでくださり、9日(月)に贈呈式に出席してきました。ご住職さまより、「お金を社会の役に立つ活動に配分する」というお寺本来の役割にもとづいて助成が行われているとの法話があり、十輪院様ではこのような助成活動のほかに、ゲーム大会や、子ども食堂などの取組をされていてとても身近に感じ、また行ってみたいお寺だねーと言いながら皆で帰って来ました。 写真の「なーむくん」覚えていますか!?「せんとくん」が登場したときの対抗馬(?)として登場した奈良のゆるキャラ。その後ともに奈良を盛り上げる関係になったとのことですが、なんと十輪院のご住職さまは「なーむくん」の生みの親だそうです! 贈呈式の最中は、笑顔の「なーむくん」が合掌姿で見守ってくれていて、厳かななかにもクスッと笑ってしまう時間でした。 ちなみに今回助成いただくのは、改修建物内の厨房に設置する「オーブン付きガスレンジ」の購入費用。加工品づくりなど「手仕事」の場の充実には欠かせない機器で、大変有り難く頂戴いたしました。
さあ、クラウドファンディングの終了まであと10日。「FAAVO」のなかでは引き続き高い関心度をいただいており、関西エリアのピックアッププロジェクトとしてとりあげられています!
いろいろな課題を調整しながら、なんとか拠点施設の改修工事を始めることができました。 まずはキッチンの工事。 来訪者向けの体験や加工品づくり、隣の母屋で提供する食事の調理など多目的に活用を予定しています。 また先の構想として、地域の方々がこのキッチンで加工品をつくり、販売につなげられるような環境をつくる計画もあります。 このキッチンからたくさんの“おいしい”が生まれることを想像しながら、ワクワクしながら完成を待ちたいと思います。 ちなみに、工事を担うのは布目の里の大工ができるスタッフ。ペンキ塗りには「農泊」のスタッフも参加。備品はまだ使えるものをあちこちから集め、できるだけ費用をおさえられる方法を模索しています。 12月下旬にはキッチンの工事が終わる見込みで、年明けにはメインのスペースとなるホールの改修に着手します。その一角にこのクラウドファンディングでご支援をお願いしている「手しごとのえんがわ」が生まれます。 クラウドファンディングの終了まであとわずかになりました。「手しごとのえんがわ」スペースの充実のために、引き続き応援よろしくお願いいたします!
クラウドファンディングでご支援を募りはじめて1ヶ月。私たちの計画が多くの方に賛同いただけるものなのだろうか・・・そんな心配もよそにたくさんの応援をいただくことができています。お一人お一人ご支援をいただくたびにお名前のわかる方は顔を思い浮かべ、まだお出会いしたことのない方は「どのような方なのかな?山添に縁のある人かなー?」と事務局メンバーで思いを馳せながら、大きな励みになっています。ありがとうございます。 さて、「おばあちゃんの手仕事の場づくり」拠点施設の整備はこれからですが、中身についてはすでにいくつかの取組を手掛けていますのでご紹介させていただきたいと思います。 【おばちゃんマルシェ】 10月19日、20日の2日間、布目の里の1年で最も大きな行事「秋の収穫祭」が行われるのに合わせて、私たち農泊チームは「おばちゃんマルシェ」を行いました。地域の方々に助けていただきながら活動を行うとの趣旨のもと、「布目まごころ市」さんの野菜をはじめ、個人出店いただいた方の手工芸品が畳の広間に並びました。 また「ティーサポート」さんのご協力でオリジナルハーブティー作りの無料体験も行っていただき、来場者の人気を集めていました。 【さつまいも掘りでまんぷく体験】 11月10日はさつまいも掘りの体験でした。私たち農泊チームが企画したはじめての体験イベント、何人の方が参加してくださるかドキドキでしたが、定員を上回る30名もの参加申込みがありました。当日風邪のお子様など数名のキャンセルがありましたが、ふだん静かな村の通りや畑は参加者で賑わいました。肝心のお芋の収穫はといえば、小さなお芋しかできてなさそう・・・との事前の心配をよそに、参加者の皆さま大きなお芋を掘っておられる姿を見て一安心でした。 いも掘り、昼食の豚汁の準備、竹で焚くさつまいもご飯まで、今回も地域の技自慢の方にご協力いただき食事も充実。文字通り「まんぷく」になっていただけたのではないかと思います。参加者の方だけでなくご協力いただいた地域の方からも「またやりたい」とのお声をいただき、スタッフもお腹も心もまんぷくになった一日でした!