今日は、瀬戸市小中学校のPTA母親代表が集まる会で講師をさせていただきました。
内容は、
「未来を生き抜くチカラ~年代別の関わり方~」
小中学校のPTAですが、小学生の子どもを持つ保護者もいれば、小学生と中学生の子どもを持つ保護者もいるので、参加された方ができるだけ参考になるようにと思い、年代別の関わり方についてお伝えすることにしました。
簡単に挨拶を済ませ、早速問いかけを。
「日本の未来、一体どうなっているのでしょう?」と問いかけ、
2030年、2040年、2050年。どのようになっているのかを簡単に考えて、参加者同士、お話ししてもらいました。
私からは、そのころ子どもは何才で、自分は何才なのか。
ちなみに2050年は、今の小中学生はだいたい38歳~47歳。私は74歳!!!
そんな未来。一体どんなチカラが必要で、それをどのように育んでいけばいいのか?ということを今日は学びましょう!
早速、今目の前に子どもが抱えている課題を出してみましょう!
各グループでやってもらいましたが、たくさんでましたね~!
生活面、学習面、ゲーム・スマホの鉄板課題wから「ポケットから砂がでてくる」というものまで!!
そして、では、先ほど話し合った未来に必要な力はどんなチカラでしょうか?
私からは、「”助けを求める力”ってとても大切なんじゃないですかね~」
こちらもいろいろありましたが、生み出す力、コミュニケーション力、自分で考える力、情報と正しく理解する力、変化を怖れない力・・・などなど。
一通り出した後に、21世紀型スキルの学びと評価プロジェクト(Assessment and Teaching of Twenty-First Century Skills Project〈ATC21S〉)による21世紀型スキルを紹介。
ここに出してもらった課題は全てこの未来を生き抜くチカラを育むための機会にすることができます!今日はこんな視点からみた関わり方についてご紹介します。
そして、コールバークの道徳性の発達段階について紹介。なかなか難しい文章なので、かなり簡略化しましたが。
一通り伝えたあとに、
「みなさん、わかりましたね~~!」
みなさん、「うんうん」
では、「今話したことを、お隣の人に説明してみてくださいね~~!」
しーーーーーんw
研修会ですしねw
もちろんいくつかしっかりサポートを用意して、それぞれにやってもらいました。
最後に、みなさんが挙げた課題に対して、道徳性の発達段階を踏まえた関わり方を具体的に考えてもらいました。
まとめ。
1・未来を生き抜くチカラってどんなチカラなのか。
2・子どもの発達によって関わり方は変わってくるということ
そして、話し合い、自分で考え、決めるような関わりをしていくことが、未来を生き抜くチカラを育む上で大切だということをお伝えして終了
みなさん、活発に話し合ってくれたので、アッという間の1時間15分でした。
ありがとうございました!