2015/05/22 06:00
おはようございます。
非営利活動団体とびらの大向克明です。
昨日に続き、本日も大向の生き方考え方について語らせて頂きたいと思います。
昨日は教育の目的が題材でしたので、
本日はその目的を達成するための、教育の手法について。
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まず、我々とびらの共通認識として、子どもたちの悩みの原因は、全て人とのかかわり方にあると考えて子どもに接しております。(こちら、体系的なことは、アドラー心理学のほうを参考に勉強させて頂いているところもあり、ほとんど同じ捉え方ですので詳しくはそちらを確認していただければと思います。)
そして、大向自身が自分と向き合い変わる決意をしたのも、昨日のレポートの通り、自分のことを正面から見て理解しようとし、自分は居場所を求めているだけだという潜在的な感情を教示してくれた先生のお陰だったという自身の体験も考慮した結果、我々の教育はとにかく中立的に子どもの話を聞くという手法を用いることにしました。
ここで重要なのが、中立という立場になります。
というのも、とびらの教育活動に参加してくれるボランティアさんは、中には定年退職まで教員をされて、その持て余す教育力を使って社会に貢献をされたいと考えておられる、いわゆる教育者としての実力を兼ねそろえた方も居ますが、基本的にはまだ社会に出たこともない学生が中心となっております。
なのでそんなの我々に、
「子どもたちの将来をマネジメントする」だとか
「生きる上で大切なことを教える」だとか
自らの人生経験を武器にした
スーパースターのような教育は出来ないと考えております。
では逆に、学生ボランティアの武器は何か?
それは三つ
「真剣に子どもと向き合おうという強い意志があること」
「一人の子どもと向き合う時間を、自由に取れること」
「年が近いので、気軽に話しやすいこと」
という三つです。
なので我々は、この三つの武器を有効活用し、出来る教育はないだろうか?と考え
その結果、相手を否定することなく、偉そうな事も言わず、ただ頼られたときはいつでも中立的に話を聞くという教育をすることで、子ども達に「自分のことを理解しようとしている人がいる。」という強い実感を与えると共に、自分の口から自分のことを語らせることで自己分析の助けをし、自身と向き合うきっかけを与える教育を手法としています。
もっと具体的なやり方は・・・
気をつけるのこと!!
なども用意してはいるのですが、こちらはさすがに企業秘密ということで・・・笑
ただ、さすがに自団体の武器をインターネットで流出させるのが怖いだけで、子どもと上手く関わりたいなと興味を持ってくれた方に教え渋る理由はないので、こちらは直接連絡いただければ、ご説明はさせていただきたいと思っております。
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ということで、今日はここまで、
またの投稿をお楽しみに!!