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カンボジア農村地域に安全な水を届けたい!世界を変える井戸掘りプロジェクト

今夏、カンボジア国プレアヴィヒア州を訪問した新潟県内の5名の少年少女は、自ら現地のニーズを聞き取り、解決方法を話し合い、行動してきました。 5名の体験報告の主旨にご賛同いただけましたら、ご協力をお願いいたします。

現在の支援総額

946,000

111%

目標金額は850,000円

支援者数

75

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/09/01に募集を開始し、 75人の支援により 946,000円の資金を集め、 2018/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

946,000

111%達成

終了

目標金額850,000

支援者数75

このプロジェクトは、2018/09/01に募集を開始し、 75人の支援により 946,000円の資金を集め、 2018/10/31に募集を終了しました

今夏、カンボジア国プレアヴィヒア州を訪問した新潟県内の5名の少年少女は、自ら現地のニーズを聞き取り、解決方法を話し合い、行動してきました。 5名の体験報告の主旨にご賛同いただけましたら、ご協力をお願いいたします。

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2019年8月吉日

支援者各位

公益社団法人日本青年会議所

北陸信越地区新潟ブロック協議会

2018年度 会長 中嶋知一

2019年度 会長 天木正史

 

未来へ変革する白い翼国際委員会

委員長 岡田周大

 

 

井戸造成工事完了のご報告

 

 この度は、新潟ブロック協議会の世界で活躍する人財の育成事業にともなうクラウドファンディングにご支援をいただき、誠にありがとうございました。

 今般、無事に10ヶ所の井戸が完成し、現地の人々が衛生的な水を継続的に得られるようになりました。子どもたちに教育の機会が確保されるとともに、衛生環境の改善、農業振興と経済発展への道がひらけたことをご報告いたします。

 

今回の井戸について

 このプロジェクトでは、2月から5月末にかけてエコビレッジ地域とバンコルブラベイビレッジ地域の10世帯に10基の井戸を提供しました。これは40戸の家族をカバーし、約160人の人々に恩恵をもたらします。

 水源の深さは15mから28mであり、これは一年を通して衛生的な水質を保っています。

 例えば、ソファルさん(後記各井戸写真:5. Ms. Chun Sphal)は4人の子どもと2人の娘を持つ未亡人です。彼女は自分の家の近くに井戸があることを望んでいましたが、井戸を掘るための十分なお金がありませんでした。

 彼女と彼女の子どもたちは、毎日、生活のための水を得るために約150メートルの距離を要していました。今回、彼女はこのプロジェクトで井戸を得ることになりました。

 

波及効果について

 実際に、井戸の波及効果は大きなものでした。

 安全な水の確保(ゴールNo.6)は、従来やむなく買っていた飲用水の費用負担がなくなることで、人々に経済的な恩恵を直ちにもたらしています(ゴールNo.1)。 

 

 また、水汲みの負担軽減は子どもたちの教育機会の確保につながり(ゴールNo.4)、成人女性の就業機会を増やしました(ゴールNo.5)。 

 そして、清潔な水が得られることは、衛生環境の改善に貢献しています(ゴールNo.3)。さらに、農業用水として使われることで地域経済の発展にも寄与することとなりました(ゴールNo.8)。

 上記の中でも、とりわけ飲用水の費用負担については、各世帯の平均月収が約100ドルであるのに対し、毎月15ドル以上払っていたものがなくなったことで、直ちに大きな効果がありました。 

 農業への利活用については、各戸においてナマズの養殖が始まり、これが収益源となったほか、ナマズのフンが栄養となり、作物の栽培にも寄与しているとのことでした。

 そのほか、防虫ネットを有するハウスが建てられ、無農薬のメロンが栽培されていました。日本青年会議所関係者の協力が、少なからず現地の経済発展に寄与していました。

 

 来年、プレアヴィヒア州では主要道の舗装やごみ焼却施設の建設が始まるとのことです。

 国全体が目覚ましい速さで発展していく中で、しかしながら貧困や格差も明確に残っています。今回のプロジェクトは、誰も置き去りにしない、持続可能な世界の実現(SDGs)に確かな手応えをもって貢献することができました。

 

各井戸の写真、位置図

 今回造成した井戸は、次のとおりです。

 

最後に

 新潟ブロック協議会2018年度スローガン「変革」、 Be the change you want to see in the world 世界のなかで見たいと思う変化にあなた自身がなりなさい、というガンジーの言葉の通り、世界を変える井戸掘りプロジェクトは、関係者の尽力により、まずは一つの到達をみることができました。

 本事業に協力いただいたすべての方々に、あらためて、心より感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

 

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