雪室熟成でより甘みを増した極上の栗を多くの方に!
ブロックチェーン技術で安心のトレーサビリティ付きの「ブロックチェーン栗」をお届けするプロジェクトです。
雪室で熟成すると栗がとっても甘くなることを知っていますか?
雪室をご存知ですか?天然雪を利用した雪国古来の冷蔵庫です。室温は0~1度、湿度は90%以上の一定した環境です。雪室に栗を貯蔵すると、とても甘く、美味しい栗になります。普通の冷蔵庫だと乾燥するので栗を長く保存できませんが、雪室は高湿度のため長期保存が可能です。さらに雪室でじっくり熟成することで栗のでんぷんが糖化してとても甘くなります。過去に生栗で糖度26度を記録したこともあります。
糖度が増した栗の色を見てください(焼き栗)!
雪室にはいろいろな形がありますが、その1例です。
以前に検査機関で雪室熟成した栗の糖度を測定した実例です。
まず栗そのものが別格。栗の匠が丹精込めて作る完全無農薬栗
今回お届けするのは、岐阜県恵那市の完全無農薬栗です。恵那市や四万十町を中心に日本各地で栗の栽培・剪定を指導する(社)栗のなりわい総合研究所の代表理事、伊藤直弥さんが作る無農薬栗はそのものが最高品質の栗です。
伊藤さんの栗はこだわりの結晶といえるものです。
・土作りから始まる栗栽培の整然とした理論
・完全無農薬を実現する徹底した管理
・収穫高を大きく増やす卓越した剪定技術
・樹上にて完熟させる収穫法
・妥協しない優良栗と不良栗の選別
栗にかける情熱はまさに「匠」としか言いようがありません。
完全無農薬の栗は健康で艶が良いです。
無農薬栗の栽培技術を開発する(社)栗のなりわい総合研究所の伊藤直弥代表
雪室熟成栗はTV番組「ガイアの夜明け」でも紹介され、知る人ぞ知る逸品
雪室熟成栗は2017年7月18日に放送された「ガイアの夜明け」で取り上げていただいたり、高知の四万十ドラマ社が伊勢丹や通販で販売してくれたりと、まだ少量ですが、知る人ぞ知る特別な栗です。特に四万十ドラマ社の雪室熟成栗は「高知四万十の栗を新潟小千谷の雪室に貯蔵する」という地域間連携の成功例となっています。
雪室熟成栗の販売
「おいしい栗を必要なときに届ける」
ただ甘くなるだけではない、栗生産者と雪室のおいしい関係
伊藤さんの栗をにいがた雪室ブランド事業協同組合(越後雪室屋)が推奨する雪室にて数週間熟成させます。この雪室貯蔵は栗の糖度を向上させて、付加価値をつけるだけでなく、もう1つの価値があります。栗は通常9月中旬から10月上旬くらいに一気に生栗として市場に出て、短いシーズンが終わるとあとは加工品しか入手できません。雪室熟成は生栗の状態を数か月保つことができるので、生産者は出荷調整が可能となり、消費者はクリスマスや正月など「美味しい栗が欲しい時期」に購入できることを実現するのです。
最高品質の無農薬栗を雪室で熟成させた栗をぜひ体験していただきたいです!
雪室熟成の管理は「にいがた雪室ブランド事業協同組合」(越後雪室屋)の会員が行います。組合員だけが使用できるロゴの使用が認められています。
地域ブランドを守るため、安心・安全を保証するトレーサビリティの仕組みづくりにブロックチェーンを活用します。
無農薬栽培や有機農法など手間のかかる方法で丁寧に作られた農産物や、工芸家が一品ものとして作る作品は素晴らしいものが多いです。しかし、それらがどのように作られたのか情報が無いと、その価値が消費者に伝わらないこともあります。また、模倣品・偽物も横行し、それらとの区別するためにも生産過程や品質保証のトレーサビリティ情報は必要です。生産者と消費者双方が「幸せな取引」ができるよう、このトレーサビリティシステムを実現したいと思います。
すでにトレーサビリティのシステムはいくつかあります。それぞれに一長一短はあるでしょう。このプロジェクトではブロックチェーン技術を選びました。ブロックチェーンは仮想通貨の基本技術として知られていますが、その本質は「信用担保の技術」と言えます。信用担保ができるから通貨を作ることができるのです。トレーサビリティも信用担保が最重要なテーマです。だからブロックチェーンの利用は適しているのです。
ブロックチェーンを選択したもう1つの理由は、他に比べ安価にトレーサビリティシステムをユーザーに提供できる可能性が高いことです。特に農産物に利用する場合、安価でないと利用が難しいので、その課題解決にブロックチェーンを用います。
健康に育つ無農薬栗 この栗の情報を消費者にお届けしたい。
安価で使いやすいトレーサビリティシステムをブロックチェーンで実現
仮想通貨の基本技術であるブロックチェーンを利用して、誰でも簡単に使え、導入や運用コストも安価なトレーサビリティシステムを開発します。ブロックチェーンのプラットフォームはEthereum(イーサリアム)を利用します。サービス運用開始当初はパブリックチェーンの使用を予定しております。対象製品に適したスマートコントラクトを設定し、入力インターフェースを提供します。
このブロックチェーントレーサビリティシステムは農作物だけでなく、他の食品や工業製品、工芸品などの生産や品質に関する情報をトレースすることが可能です。
すでにトレーサビリティシステムの開発は先行して開始しており、近く完成予定となっております。
ブロックチェーントレーサビリティはフランス人数学者のテオ・ゴティエと
ITコンサルタントの起案者永井昭弘が中心となって行います。
試作中のブロックチェーントレーサビリティシステム
無農薬栗x雪室熟成xブロックチェーンのコラボが始まります!
● 支援金の使いみち
支援金の使い道は以下の3つです。
・恵那産の完全無農薬栗の生産者への栗購入費
・小千谷の雪室の保管作業に必要な経費
・ブロックチェーントレーサビリティシステムの開発費
● 実行スケジュール
・お返し品の雪室熟成栗は12月上旬から12月中旬の送付を予定しております。
・雪室見学案内は支援者様と伊藤チーフスノーマンの日程調整のうえ決定いたします。2019年1月~4月の間の土曜日または日曜日を想定しております。豪雪地帯なので、降雪の状況も勘案します。
・ブロックチェーントレーサビリティシステムの利用のお返し品は、出資者様のご都合をお伺いさせていただいたうえで、2019年2月上旬~来春にかけて実施を予定しております。
● お問い合わせ先
株式会社iLocal
永井昭弘
最新の活動報告
もっと見るブロックチェーントレーサビリティシステム開発奮闘中!
2018/11/27 17:31ぱっと見、なんだかまったくわからない落書きのような写真で申し訳ありませんが、これが実はすごいのです! 何が凄いかは秘密です(笑)、秘密というか難しい。でもこの道30年のITコンサルタントの永井が保証します。 今回のブロックチェーントレーサビリティシステムの開発者テオ・ゴティエが、面白いアイデアを出してきました。素晴らしいアイデアなので、システム開発に取りれますが、今までの設計を大幅に変更します。 テオとコンサルの佐藤が午前中から詰めっきりで設計変更とそれにともなうスクリプトの作成などをガンガンやってます。こうご期待! もっと見る
雪室熟成栗のおすすめの食べ方 その1
2018/11/04 10:29生栗の調理は面倒くさい?実は簡単です! 生栗は鬼皮や渋皮を剥くのが面倒で大変、という声をお聞きしますが、シンプルな調理法があります。 生栗を、茹でる、蒸す、焼く。ただそれだけ。蒸したり焼いたりした栗を二つに切ってスプーンですくって食べます。雪室熟成栗は糖度がとても高いのでシンプルな食べ方こそ、その魅力を味わえます。塩を少し振るとさらに甘みが引き立ちます。 特におすすめは焼き栗! 最近のガスコンロでは魚焼きグリルに入る小型のダッチオーブンが使えるものが増えてます。これで焼くのが簡単で美味い! 栗を洗って、鬼皮に切れ目を入れて、20分調理、20分放置。ただそれだけ。 栗を焼くときは鬼皮に切れ目を忘れずに入れてください。切れ目を入れないと熱膨張で栗が爆発します。 あとは、オーブン機能で20分焼いて、さらに余熱で20分。 それだけでホクホクの焼き栗が完成! さつま芋と一緒でもうまく焼けますよ! 塩を一振りして。雪室熟成栗の甘みと旨味をご堪能ください。 もっと見る
小千谷の雪室での栗管理
2018/10/30 11:53雪室での栗の管理を報告します! 今回のプロジェクトでは新潟県小千谷市にある雪室で恵那産の無農薬栗を貯蔵しております。 小千谷近くの越後川口SAからの9月末頃の風景 雪室熟成栗の取り組みは今年で5年目を迎えます。貯蔵する栗は高知県四万十町産と岐阜県恵那市産、どちらも一般社団法人栗のなりわい研究所の伊藤直弥さんが生産指導している栗です。 その栗を雪室で管理していただいているのが、加賀工業食品部の伊東裕士さん。伊東さんは仕事が迅速・丁寧で任せて安心です。伊東さんがいるから栗の雪室貯蔵が実現できたといっても過言ではありません。 雪室熟成栗の「守護神」伊東さんと起案者永井 トレーサビリティ対応の管理 恵那で収穫された栗はその日のうちに配送され、翌日には小千谷に到着します。到着した栗はすぐに雪室に貯蔵します。貯蔵開始日を記録し、その日付ごとにコンテナを分けて貯蔵管理します。 日付管理して雪室貯蔵されている栗 雪室は栗の鮮度を維持します。 雪室は室温1度前後、湿度90%以上の冷湿環境のため、栗の鮮度を維持するには好適です。ご支援者の皆様に返礼を送る12月上旬頃には糖度も大きく向上して食べごろの予定です。 2週間ほど雪室に入れていた栗。ツヤツヤです。 もっと見る