2019/08/16 16:49

※はじめに
今回のレポートには蓮の実(花托に入った状態)の写真がございます。
集合体恐怖症(トライポフォビア)をお持ちの方にはショッキングな画像となりますので、配慮として記事最後の方へ該当画像を張り付けておりますが、閲覧をして気分が悪くなった場合はすぐに画面を閉じてください。



今日は蓮の実を使った料理を作りました!
蓮の実は花が咲いた数週間後に採れる、花托の中にあるどんぐりのような形のものです。
花托からどんぐり状の物を取り出し、さらにその殻を割ると中から白い果肉が出て来るのです。そこが可食部分。
 
鹿野では蓮ウォーキングというイベント開催されるなど、蓮畑も有名です。
しかし地域の方に試食頂いたところ、蓮の実を食べる風習はあまり無いようです。

 


蓮の実は中国や東南アジアではポピュラーな食材。日本でも弥生時代から食べられているとか。
非常に栄養価が高く、お通じを良くするなどの効果もあるそうです。

過剰摂取は体に不調をもたらすため、銀杏よろしく食べ過ぎにはご用心。

(ボウルの中に入ったものが果肉。黒い部分が渋みを持っているそう)

 

 今回の調理の仕方は三種類。

・殻つきのまま塩と一緒に炒ったもの(塩炒り

・中身を蜜で煮たもの(蜜煮

・蓮の実を多めにしたごま豆腐(蓮の実豆腐

 

 地域の方々に試食頂き、渋みなどの検討・調整部分もございますが、おおむね好評のようです。

 昨日今日と蓮の実豆腐をメニューとして提供させていただき、珍しさとともに美味しいとのお声を頂きました。新メニューにも出来そうです。

 

 

 蓮の実は今が旬、というより今だけ食べられる食材です。花が咲いてから三週間程度で収穫可能ですが、放置している間にしぼんでしまいます。

 時期の限られた珍しい季節の食材、蓮の実。研究も楽しいです。

 

お知らせ

先日のレポートでお知らせした通り、今週から営業時間を変更いたします。二度目となりますがご了承ください。

 

現在は土日の夜、18:00~21:まで営業しておりますが、こちらを予約制とさせていただきます。

少人数であれば前日のご予約も承ります。予約があった日は駆け込みの方もOKですので、ご気軽にお電話ください!

 

 

写真

以下花托が映った写真を貼っております。

花托から蓮の実を取り出している写真です。

硬そうに見えますが、スポンジ状で意外と簡単に取り出せました。