2019/08/05 12:26

障がい者のお仕事発掘イベント「助っ人祭」の『出演者の紹介コーナー第2弾』


このイベントの主役は「彼らだ!!」

出演者の2人目は「岬さん」です。表紙のタイトルの絵や紹介文のイラストなどを描いてくれています。間違いなく今回の主役であろう彼女をご紹介します。

今回のお仕事発掘イベント「助っ人祭」は『正解』を見つけるためのイベントではありません。
「彼らの選択肢を広げること」
「雇用側が彼らの可能性を知ること」
そして、「彼らが必要とされる存在であることを自覚すること」を目的とします。

今回、出演前の岬さんに現在の心境などをインタビューしてきました。

<自己紹介プロフィール>
名前 : 岬
年齢:28歳
障害名:鬱・強迫性障害
手帳:精神手帳3級
趣味 : 絵を描く、ゲーム
長所:ひとつの事に集中して取り組める
短所:過度なマイナス思考
 
【経歴】
・平成3年に徳島市に生まれる
・小学生の頃長期のいじめに合い不登校に
・中学はフリースクールに通い、高校も定時制の学校へ進学する
・県外の専門学校で絵について勉強し、卒業後地元へ帰郷
・現在は森本さんの紹介で事務や絵、流れ作業などの仕事を不定期でこなしている

今の目線
少し前まで自分への極度の劣等感やマイナス思考で潰れそうだったのですが、
森本さんに支援してもらえるようになって、大分落ち着いたように思います。
『これからやりたい事』
イラストレーターとして活動できるのが夢です。
あと、経済面で諦めてきた趣味についても少しずつ手を出していけたらな、と思います。

社会に伝えたいこと

精神疾患持ちの人と関わるのは疲れますよね。
同じ精神疾患患者の私ですらそうなのだから、
健常者の方は一際大変だと思います。でも、私たちは少し風邪を引いただけなんです。
身体じゃなくて心の風邪を。風邪を引いたら看病してくれる人が必要ですよね?
心の風邪だって同じです。精神疾患だって周りのサポートが必要なんです。
どうか怠けだと頭ごなしに否定せずに、治す手助けをして頂きたいです。



(森本コメント)
「助っ人祭」に出演することで、選択肢を広げたいという彼女。当日までにいろんな準備をしていく予定。今後の彼女からも目が離せない!!