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【高校生が挑む!】高山の森林の魅力を存分に感じてもらいたい!

近年、日本各地の林業が衰退しつつあります。飛騨地域も例外ではありません。そこで、地元企業様に協力していただき、高校生の手で、伐採・デザイン・加工・販売を行い、多くの方に飛騨の森林の魅力を発信すると共に森林・林業を支える担い手を育てます。

現在の支援総額

215,000

107%

目標金額は200,000円

支援者数

10

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/18に募集を開始し、 10人の支援により 215,000円の資金を集め、 2019/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

215,000

107%達成

終了

目標金額200,000

支援者数10

このプロジェクトは、2019/09/18に募集を開始し、 10人の支援により 215,000円の資金を集め、 2019/10/31に募集を終了しました

近年、日本各地の林業が衰退しつつあります。飛騨地域も例外ではありません。そこで、地元企業様に協力していただき、高校生の手で、伐採・デザイン・加工・販売を行い、多くの方に飛騨の森林の魅力を発信すると共に森林・林業を支える担い手を育てます。

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● 林業と高山を真剣に考える。

こんにちは、飛騨高山高校で勤務しています。教員の金桶です。

私は地域の良さ、魅力を日々実感しておりますが、残念なことに、地元の高校生は、卒業すると進学や就職でこの地を離れる生徒が少なくありません。また森林に関することを3年間学びながらも、関係する職種に従事する生徒は少ないのが現状です。

そこで、高校生一人一人がこの飛騨高山の魅力を知り、同時にこの地域に存在する豊富な森林資源や、魅力ある地元の会社に触れられれば、「魅力を発信したい・残したい」という気持ちを持って卒業し、地域で働いてくれるのではないかと思うようになりました。

少しでも地元に残る生徒を増やしたい、今すぐ叶わなくとも、Uターンで帰ってくる生徒を増やしたい。そんな思いから、地元の企業や木工作家の方と相談し、「木が植えられてから消費者に届くまでの一連の流れ」をぎゅっと凝縮した体験プログラムを実行することにしました。その費用拠出のため、クラウドファンディングを初めて利用したいと考えています。

 

● 高校生が自分でやることで、飛騨高山の森林の魅力に気づく

 

日頃、生徒たちに森林・林業や木工のイロハを教えていますが、言葉だけでは、実際の仕事の大変さや魅力がなかなか伝わりません。このプロジェクトで生徒は、教員の指示で山に入り、木を伐り、商品を作るのではありません。生徒が「自分ゴト」として木を活かし、自ら考え、現状の課題を意識するために、教員のサポートのもと、生徒が企画をし、地域の自然の魅力を伝えるオリジナルブランドを立ち上げました。本校環境科学科と地元企業の井上工務店さんと木材作家の鈴木さんとコラボレーションした「KIe」というブランドです。

自分たちのブランドを持つことで、普段は受け身である生徒が自身で考え、自ら行動をするように納得のいくものを作る大変さや、それを誰かに買ってもらう難しさも体で学ぶことができるようになると考えます。

オリジナルブランド、「KIe」の紹介をします。

KはKOIVUの「K」。「KOIVU(こいぶ)」とは、地元高山の木工作家鈴木さんの工房です。

Iは井上工務店の「I」。「井上工務店」とは、地元高山で昭和から続く工務店です。

eは本校環境科学科(environment)の「e」。

それぞれの頭文字をとってブランド名を決定しました。

 

KIe(木恵)は、「飛騨高山の木の恵みを生かし、飛騨の自然の尊さや温もりをたくさんの人に届けたい」という強い思いが込められています。

 

 

●高山の自然の尊さを多くの人に知ってもらいたい

本校の演習林の木材を利用し、高校生が木工製品を制作・販売します。飛騨の森林の魅力を制作する生徒が感じることはもちろん、その商品を購入してくださる人にも木の魅力を五感を通して感じてもらいたい。また、クラウドファンディングを通して全国の皆様にも地元の木を知ってもらい、木を通して飛騨の自然の尊さや温もりを伝えることが出来ればと考えています。

飛騨の木工製品を手にした方々から、その先の人にも魅力を伝えていただけるよう、飛騨の魅力を木工製品にのせて発信していきたいと考えています。

 

● プログラムを通して高校生が学ぶこと

①スイスフォレスターから学ぶ森林づくり

飛騨高山高校の演習林は9.69haあり、100年生のヒノキが生育しています。枝打ちや間伐などの作業をおこない、代々生徒が管理をしてきました。環境に配慮し、健全な森林を育てるとともに、質の高い木材生産を行っています。また、スイスフォレスターを演習林に招き自然環境に配慮した持続可能な森林管理を行っていきます。

 

 

②立木の伐採

井上工務店さんの指導のもと、用途に合わせた質の高い木を選び伐採します。

 

③製材・乾燥

伐採した木は井上工務店の工場へ運搬され、目的に合った寸法に加工した後、乾燥させます。

 

 

④デザイン

私たちが学んでいる科目である「農業情報処理」のプレゼンテーションソフト・CADの技術を生かして商品をデザインします。

 

 

⑤制作商品の検討

井上工務店さんとKOIVUの鈴木さんに商品を提案し、制作商品を検討します。

 

⑥商品の制作・加工

デザインが決定したらKOIVUの制作所をお借りし、鈴木さんの指導のもと木材加工を行っています。

 

⑦ひのう祭での販売活動

商品を本校の文化祭である「ひのう祭」にて販売します。

 

⑧植樹

次世代へ森を残すための植樹活動を行います。

⑨成果発表

様々なイベントや学習成果発表会に参加しその成果を発表します。より多くの方へ飛騨の森林の魅力を発信します。

 

● 支援金の使途

 ご支援金は、このプロジェクトを運営する費用に使わせていただきます。


①木材の運搬・製材・乾燥にかかる費用

②KOIVUの制作所で木材加工を行う際にかかる費用

③演習林に植樹を行う際の苗木にかかる費用

④緑の募金

 

・鈴木さん工房代 使用料  46,500円(昨年実績ベース)

・木材           47,500円

・返礼品          40,000円程度

・決済手数料           40,000円

 

● 実行スケジュール

9月18日     リリース開始

10月26日 ひのう祭

10月31日 締め切り

 

● お問い合わせ先

飛騨五木株式会社

飛騨五木株式会社HP

最新の活動報告

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  • 1年生演習林実習

    2019/10/30 07:12

    1年生演習林実習を実施しました。 実習のテーマはノコギリとナタの安全な使い方です。 生徒の中にはノコギリやナタを初めて手にした生徒もおり、安全に心掛けて作業をしていました。 実際にノコギリで直径10cmに満たない立木を倒して玉切りを行いました。 生徒は「自然の中で作業してとても楽しかった!」、「林業という仕事に興味をもった」などの声が聞けました。 今回の実習で道具の安全な使い方を学び、また、林業の楽しさや魅力について気づいてもらえたらと思います。   そして将来は地域の森林を支える担い手として活躍してもらいたいです! もっと見る

  • いつもお世話になっております。 本日、木工製品販売をひのう祭にて行いました。 「ひのう祭」は生徒だけで楽しむ文化祭とは異なり、地域の方々に普段の実習や学習の成果を発信し、一緒に楽しんでもらう祭りです。 環境科学科では、「飛騨の自然を五感を通して感じよう!」をテーマに森のアロマを使ったバスボム作りや木工クラフト体験など様々な企画を実施しました。   演習林で立木を伐採してから約1年。 その木材は生徒の手で立派な木工製品になりました! 時間をかけて大切につくり上げた木工製品。 始めは本当に売れるのか、製品を手にとって頂けるのか、生徒は不安な様子でした。 どうすればお客さんに手にして貰えるか。自ら考え、商品の配置の工夫や慣れない接客を試行錯誤しながら取り組んでいました。 販売を始めるとすぐに多くの方が立ち止まり製品を手にして頂きました。 「かわいい~!!」、「木のいい香りがする!」、「アイデアがいいね!」とお客さんからお褒めの言葉を頂くことができました。それを聞いたデザイン者は頑張りが報われ頬を赤くして喜んでいました!笑  ある生徒からは「物づくりの面白さがわかった。本当にやって良かったです!」、サポートに入っていた2年生は「自分たちも早く挑戦してみたい!!」と意欲的でした。  今回の販売した製品はティッシュケース8個、木製ストラップ55個、クジラ型まな板12個、レンコン鍋しき16枚です!  販売開始1時間でクジラ型まな板が完売し、その後もお客さんが絶えず、すべての製品を販売することができました! この実習を通して自らがデザインした製品を買っていただく喜びを実感したと同時に生徒自らが地域の魅力に気づけたと思います。  皆様の支えがあり、製品を通して飛騨の森林の魅力を発信できました。 今後も地元の自然を守り、次世代へ受け継ぐための人財を育てていきます!  御支援ただいた皆様、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。   もっと見る

  • いつも御世話になっております。 明日は飛騨高山高校の文化祭である「ひのう祭」です。 この日のために建築加工班は準備を進めてまいりました。この「ひのう祭」で木工製品や森林体験コーナーを通して自然の尊さや魅力を 地域へ発信したいと考えています。   今回建築加工班が木材作家さんや地元の工務店とコラボレーションし、作製した製品はこちらです!   ①クジラ型まな板(製作者:中林くん) クジラの形をした今までにない可愛らしいデザインのまな板を作りました。使っても飾っても良し!木の温もりを存分に感じることができます!     ②レンコン型なべしき(製作者:橋本くん) 肌触り抜群のレンコン型なべしきです。演習林で取れた樹齢100年を超えるヒノキを使用しています。研磨を丁寧に行い時間をかけて丁寧につくりました!     ③ティッシュケース(製作者:大坪くん) 高度な技術を用いて組み立てたティッシュケースです。POPなデザインで使いやすいティッシュケースになりました!組み立て加工がとても難しかったです。     ④木製ストラップ(製作者:三木くん) 飛騨の樹木の魅力を感じられる木製ストラップをつくりました!一つ一つに個性があり使い勝手抜群です!樹種は、ヒノキ、スギ、ケヤキ、ナラを使用しています。     今回使用している木材のほとんどが飛騨高山高校の演習林で大切に管理してきた樹木です。森林管理から伐採、木材加工、製品製作を行ってきました。明日はその製品を販売します!生徒は一連の体験を通して何を感じるのでしょうか。とても楽しみです。 この活動を通して飛騨の森林の尊さや魅力に気づけるのではないかと思います!そして将来は地域の自然を守る担い手として活躍することを祈っています。   生徒は販売に向けてとても意気込んでおります。 今後とも応援宜しくお願いします!!   もっと見る

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