2014/03/31 08:04
遅くなりましたが、月桃再発見プロジェクトの活動報告です。
FAAVO支援者の皆様のお陰で実現できます、月桃の育苗や移植をしていく上で、「大切な知恵」をたくさん学んできました。
以下、報告です。
3月13日(木)、石垣島からWWFサンゴ礁保護研究センターのセンター長・上村さんをお呼びして、月桃再発見プロジェクト第2回公開勉強会を開催しました。
今回のテーマは『自然豊かな南城市を子どもたちに残そう!〜石垣島の事例に学ぶ、月桃を活用した自然豊かな海づくり〜』。
以前、ネットで月桃のことを調べていたら、赤土流失防止のために月桃を畑の周囲に移植しグリーンベルトを作り、青サンゴで有名な白保の海を守っているWWFしらほサンゴ村の取り組みを知り、ぜひ一度お話しを聞いてみたいと思っていたので、とても楽しみにしていました。
上村さんと公開勉強会の前に少しお話しをする機会がありましたので、実際に取り組んでいて難しいことなどをお聞きし、今後私たちが南城市で月桃プロジェクトを進めていく際のアドバイスもいただきました。
印象に残っている言葉が、「行政も縦割り社会だけど、私たちの生活も縦割りになっていないかな〜。海のことは、海人(うみんちゅ)がやればいい、畑のことは畑人(はるさ〜)がやればいいという考え方になっていないだろうか?沖縄でも、海の近くに住んでいても、意外に海のこと(特に海の中のこと)を知らない人が多い」。
もっと、お互いがお互いの環境を知り、連携を組んで活動していくことが大切。すべてはつながっているのだから「私には関係ない」ではなく、みんなが環の中で生きていることを知ることが大切だなということを改めて学ばせてもらいました。
上村さんのお話しを聞いて、俄然やる気になった月桃再発見プロジェクトのメンバー。その夜は、上村さんを囲んで遅くまで熱いトークが繰り広げられました。いろいろな可能性が広がり、さらにプロジェクトが進化しそうです。