第2回やまんマルシェ開催

こんにちは、「山都のやまんまの会」の三枝です。以前は
モリオンテプロジェクトをご支援いただきありがとうございました。今回も山都町をステキな町にするためのイベントを開催します!
わたしたち「山都のやまんまの会」は、昨年3月、1018年創建とされる由緒ある山都町の「小一領(こいちりょう)神社」の参道にて第2回「やまんマルシェ」というお祭りを開催しました。この神社はその名から「恋一路(こいいちろ)神社」とも呼ばれ、縁結びと恋愛成就の神社として注目され始めています。
イベントは初めての試みにも関わらず、町内外から1,000名以上のご来場をいただき、大好評でした。
やまんマルシェの目的は、町外からの来場者、出店者、地元商店街および町内の他地域からの方々などの交流の場を創出すること、また、町内外に情報発信することで、小一領神社ひいては山都町の認知度を高めることです。
今回は3月に開催される第2回「やまんマルシェ」の開催資金の一部をFAAVOで募集したいと思います!
山都町でもウキウキするお買い物をしよう!!〜マルシェ開催のきっかけ〜

山都町は、阿蘇の外輪山の南側にある、緑豊かな町です。
生命力溢れる緑、広く青い空、丁寧に手入れされた棚田など、イマドキなかなかない、正真正銘の美しい「田舎」です。
そして、2005年に矢部町・清和村・蘇陽町が合併した山都町は、とにかく広い!面積は544.83平方キロメートル、東西約33キロメートル、南北約27キロメートルにも及びます。そんなとても広い山都町ですが、ファミレスは町に一軒、ホームセンターは二軒。農協などのスーパー、無人販売所、もちろん個人商店や食事処はありますが、買い物や外食の状況は都会とはまったく異なります。
そんな環境なので、「買いに行くより作ったほうが早い!」とばかり、農産加工品や伝統的な「お煮しめ」ばかりでなく、誕生日のケーキやパンやお菓子など、ちょちょいのちょいと作ってしまう達人がたくさん。
農家でなくても多くの人が家庭菜園を営み、作っていない人にとっても、野菜は「買うもの」ではなくて「もらうもの」である、といっても過言ではありません(笑)。さまざまな点で、東京のような「都会」からは考えられない世界でしょう。
それでもやっぱり、若い人ほどちょっとお洒落な買い物をしたくなります。そんなときには、1時間ほどかけてイオンモールに行かなくてはなりません。
そしてまた、八朔(はっさく)祭にしろ馬見原の火伏地蔵祭(ひぶせじぞうまつり)にしろ、男性中心の祭りであることは否めません。九州のへそ、ど真ん中ですから、もちろん九州男児の町であります。何しろ、昨年10月の町議選で初の女性議員がやっと誕生したばりです・・・。
そんな山都町ですが、さて、想像してくみてださい。
そんな「男文化」の真っ只で、そしてふだんは静かな商店街の一角に、一日限りの「女性のためのマルシェ」が出現したら!!町が華やぎ、「女性のため」といえども、きっと男性もうきうき、しますよね。
なんで熊本の田舎で急に「マルシェ」なの!?と思う方もいるかもしれません。でも、あまりしられてないですが、熊本は農業が盛んなためか、もともと食関連のイベントがたくさん開催されているのです!3.11の震災以降は、九州に避難してきた人たちが始めたものも含め、各地で「マルシェ」がさかんに開催されています。
とはいえ、阿蘇ほどの観光地でもなく、交通の便もさほどよくない山都町では、そう頻繁にマルシェイベントがあるわけではありません。
そこで地元の元気な女性グループ「やまんまの会」が「やまんマルシェ」の開催を企画したのです!
合言葉は「サクラサク」
昨年、中山間地の小さな神社の参道で、「恋」をテーマにしたお祭りを開催しました。
2014年は3月9日、「サクラサク」を合言葉に、町を華やいだ雰囲気で満たしたいと思います。
やまんマルシェの内容は、町内外からの出店がメインとなります。山都町の方にとっては、ふだん見られない商品に出会うチャンス、町外からの方にとっては、山都町の豊かな農産物や特産品を購入することができるほか、道中の美しい景色に感動されるかもしれません。何より多くの方々に楽しんでいただき、交流が深まれば、やまんまの会としてはこれ以上の喜びはありません。
このほか、工夫を凝らした催しも多数あります。

▲「一箱古本市」は、手軽なリサイクルショップ

▲出店予定の品々
笑顔を引き出すやまんマルシェ~前回の様子~
2013年3月3日、ふだんは静かな商店街の真ん中にある小一領神社の参道が、「恋」をテーマに華やかに盛り上がりました。
オープニングを飾ったのは「福女」レース。急な階段を駆け上がる走者たちに、声援が飛びました。
「息子のために」と願掛けをして行かれたお母さま。
「ここに来るまでの景色も素敵でした」と言ってくださった、遠方からのお客さま。
「こんなにおしゃれなものがここで買えるなんて」と喜んでいた地元の若いお母さん。
青空のもと、絵本の読み聞かせはアコーディオンの伴奏もついて、子どもたちが釘付けでした。
スタッフも、生き生きと輝いていました。
すべてが初めての試みで手探りでしたが、必死の宣伝が功を奏し、予想以上の人出がありました。
終わった直後から、「次はいつですか」との問い合わせがたくさんありました。
多くの方のご期待に応え、今回もやまんマルシェを成功させ、定着させていきたいと思います。

▲急な階段を駆け上がる「福女」レース、白熱しました

▲アコーディオンの伴奏付き読み聞かせ。
地域に明るい展望を

▲笑顔が魅力の「やまんま」です
心豊かに暮らせる町なのに過疎化が進んでいる山都町ですが、魅力を掘り起こし、アピールし、希望を持って工夫していけば、人口減少を食い止めるどころか、増加させることだってできるはず!
やまんマルシェをきっかけに、山都町のことを知っている人が増え、外部との交流が進めば、ご縁と希望が広がっていくと思うのです。
やり方次第でたくさんの人を呼ぶことができるという実績を積み上げることは、地元の方々にとっても非常に重要なことではないかと感じています。
もうひとつ、町の課題として、あまりに面積が大きいのと、山がちな地形のせいもあって、合併した旧2町1村の地域間交流が進みにくい実態があります。やまんマルシェは、そんな旧町村間の隔たりを取り除き、交流を促進するきっかけとしての役割も果たせると考えています。
山都のやまんまの会に参加する女性たちも、旧町村の垣根を越えて集まっています。
第2回やまんマルシェ詳細

▲階段の上からマルシェを見下ろす
<第2回やまんマルシェ>
■開催日時:平成26年3月9日(日)
午前10時~午後3時(予定)
■会場:小一領神社
住所:上益城郡山都町浜町商店街内
(浜町252付近)
■出店:40店舗(予定)
■催し:
・福女(女性限定15名)が参道を駆け抜けるオープニングイベント
・音楽と楽しむ絵本の読み語り
・大鯛どっこい
・“サクラサク”花飾り(ワークショップ)
・ワンコインで買える山都んよかもん(新鮮な有機野菜等の販売)
・飲食・雑貨等販売(苺のスイーツ、焼き餅、ぜんざい、甘酒、手作り小物等)
・山都んよかとこコンクールの表彰式及び一部作品のパネル展示
■主催:やまんまの会
■問い合わせ先「やまんまの会」事務局
◆(株)まちづくりやべ内 山口・川内
Tel: 0967-72-1723 Fax:0967-72-1724
◆出店企画班・出店担当:クマモト
PCアドレス:yoshitak◆fc4.so-net.ne.jp
◆を@に変えてお送りください。
集まった支援の用途とその内訳
用紙代(チラシ等) 16 〆 × @ 1,100 = 17,600
新聞折込代 4,500 枚 × @ 3.15 = 14,175
音響機器レンタル料 @ 20,000 = 20,000
福女賞品代 @ 8,500 = 8,500
燃料代 @ 1,500 = 1,500
デザイン料(チラシ等) @ 20,000 = 20,000
事務費 @ 10,000 = 10,000
神社への初穂料、謝礼 @ 15,000 = 15,000
概算合計 ¥106,775
上記のうち50,000をFAAVOを通じてご支援を募りたいと思います。
*なお、支払い日時等の関係上、3月20日まで支援を集めさせていただきます。
明るく楽しく前向きな山都町のために
「明るく楽しく前向きに」をモットーに、様々なバックグラウンドのメンバーが参加する山都のやまんまの会。
生粋の山都町人も、お嫁に来た人も、移住者も、山都町を盛り上げたい一心でともにがんばっています。
やまんマルシェでは、やまんまの会のメンバー自身が楽しみながら関わることを目指していますので、それぞれの得意分野を活かして出店や司会、読み聞かせなどで活躍し、盛り上げます。ご注目ください♪
イベントは二回目が難しいといわれますが、今回を成功させれば、定着に向けて大きな一歩となるはずです。やまんまの会の自信にも繋がり、今後のまちづくり関連の活動の糧にもなるでしょう。
前回にも増して、丁寧に宣伝し、多くの方々に楽しんでいただきたいと思います。
ご支援よろしくお願いします!
起案者情報
【団体名】山都のやまんまの会
【代表者】石井陽子
【facebook】
https://www.facebook.com/yamato.yamanma
【Twitter】
https://twitter.com/yamato_marche
【Blog】
http://yamanma.otemo-yan.net/