アジアの真ん中で沖縄の平和への想いをEarth runで伝えたい!
今、沖縄を巡る状況はまさに「待ったなし!」です。 秋には多くの地方選挙、そして11月には沖縄県知事選挙が控えています。 最新の世論調査では県民の8割が新たな基地建設に反対しています。 本心では新たな基地など望んでいない。誰もが平和な社会を望んでいます。 反対・賛成と二つに分断されてしまった思いを一つに繋ぎ、 本当に大切なものをもう一度みんなで紡いでいきたい。 私達が住む沖縄は国境の島であり、それは逆に言えばお隣の国に一番近い場所に位置しています。今回の平和祭は東アジアの人々とお互いをわかり合い、同じ地球に生きる仲間なんだと確認するまたとないチャンスです! チェジュで開催される『JEJU平和祭2014』へ向け、私の地元北谷をはじめ沖縄に住む若者や、現地の人達と一緒に走りながら、皆さんの平和に託した想いを多くの人々に伝えていきたいと思います!そしてその体験を持ち帰り、今度は沖縄本島を北部、中部、南部と走って周ります。 私も一緒に「Earth run 2014」に行ってきます!↑ 元々この地球には国境線なんてありません。 そこでこのランニングツアーを「Earth run 2014」と名付けました! 今回FAAVOで、このランニングツアーのための資金を集めさせていただきたいと思います! このJEJU平和祭での出逢いを皆さんと共有し、ともに祭を作って行く事で、奪われかけている私達一人一人の誇りを取り戻すとともに、本来私達が持っている、平和を愛し生命の尊さを何より大切にする意識を、一緒に走ったり、応援してくれる、うちなーんちゅの若者たちは勿論、次世代を担う子どもたちに伝えて行きたいと願っています。 +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+Earth runってなに?
Earth Runとは、呼びかけ人の私、井上が、サンフランシスコからワシントンD.C.までアメリカ大陸を走って横断する「Sacred Run(セイクレッドラン) 2006(2006/2/11~4/22)」に参加し、インスパイアを受けた事からはじまりました。 セイクレッドランとはアメリカインディアン運動のデニス・バンクス氏が提唱した「大地といのちを癒す」ための祈りのランニングです。 +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+ その新たな冒険のはじまりである、この平和祭への参加、そして「Earthrun 2014」へのご支援、 FAAVOをご覧の皆さん、ぜひぜひご協力よろしくお願いします!!どんな思いで走るの?
私は沖縄移住以来19年間、予備校や塾で沖縄の子どもたちと関わって来ました。 6年前からは北谷町内の砂辺公民館で「砂辺ユイマール塾」を開講しています。 授業中にF-15イーグルが通過すると、その爆音で隣の人の声が全く聞こえません。 そんな地域にも子どもたちの非現実的な、しかしたくましい日常がある驚き。 これらの環境の中でもお互いが少しでもハッピーになれるような塾を目指してきました。 さらに4年前からは北谷町桃原の自宅で「ハートオブアースカフェ」という集いの場を開いています。 カフェでは、小さな子どもから若者、大人まで集まってくれたみんなが心から繋がり合える世界を築くために様々なイベントを開催してきました。 ↓これは麻炭みそ仕込みの様子です。 ネイティブアメリカンの大切な教えに「7世代先の未来」の事を考え、そのために行動するというものがあります。 自然と調和し、ご先祖を敬い、人々がお互い仲良くし、自立した誇りの持てる社会をみんなの力で築き上げていく事の大切さを、私はここ沖縄の地で、そして様々な先人たちの生き様を通じて学んできました。 しかし残念ながらここ1~2年、子どもたちを巡る環境が急激に変化してきた事を実感しています。 そしてその状況はまさに危険な水域にまで達しているように感じられます。 要因は様々考えられますが、一言で言えば私たちが築き上げて来た現代社会の矛盾を一番敏感に体現しているのが今の子どもたち、そして自然界だと考えています。 国と国、民族と民族、宗教間の対立による様々な紛争、 歴史問題、領土問題を巡る感情のもつれ、 頻発する異常気象・・・。 ヘイトスピーチに代表される人々の心の荒廃、いじめの多発、無気力、不登校・・・・・・・ 未来を担う子どもたちの瞳から輝きが失われていく現状。 これらはすべて私たちの世代が直面しているテーマです。 そんな時代にわたしたちひとりひとり、何が出来るのか? いま、この瞬間、この時期だからこそ、わたしたち一人一人が出逢い、お互いの目を見て交流することで 「国を越えて人と人がつながりあい、互いを思い合える平和な世界を実現するのは可能なんだ!」 「僕らが描きたい未来や世界は、こういうものなんだ!」 ということを形として表現し、メッセージをはっきり送っていく。 この平和祭は「沖縄の今、そして未来」を世界に伝える大きなチャンスだと考えました!「ユイマール」?「イチャリバチョーデー」?
「沖縄・琉球」そして東アジア地域の果たす役割は、一般に考えられているよりはるかに大きくかつ重要なもので、この地域の変容は世界全体にとって大きく作用しますし、一歩間違えれば取り返しのつかない損失です。 わたしたちの沖縄にはすばらしい黄金(くがに)言葉があります。 「ユイマール」 一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合う相互扶助の精神 「イチャリバチョーデー」 一度会って話をすれば誰もが地球の上に生きる兄弟(チョーデー) 私は19年間過ごしてきた沖縄で、これらの言葉がまだ生きている事を実感しました。と同時にこれらの宝物は、私達が自ら拾い上げ、磨いていかないとその輝きを失うものだと気付きました。 かつて、北谷に住む人々による英国船籍インディアン・オーク号救助(1840年)は「航海史上の奇跡」と呼ばれ、世界を驚かせました。当時、船が難破するということは、積荷を掠奪されるのが常識で、乗組員の命の保証もありませんでした。ところが、北谷の村民は乗組員67名全員を救助し、彼らが帰国するまでの45日間、食事や住居の世話など手厚くもてなし、更には帰りの船まで新たに建造してあげたのだそうです。 私たちは今こそ誇りを取り戻し、先人が残してくれた「たいせつなもの」をもう一度拾い上げていく時と思っています。ご先祖や自分を生かしてくれる全ての存在に感謝し、自らの気高いビジョンを掲げて走っていきます!! その新たな冒険のはじまりである、この平和祭への参加、そして「Earthrun 2014」へのご支援、 FAAVOをご覧の皆さん、ぜひぜひご協力よろしくお願いします!!『JEJU平和祭2014』はアジアにつながるチャンス!
今回参加する『JEJU平和祭2014』、韓国、中国、台湾、日本の市民が国境の島、チェジュに自発的に集い開催されます。 これは「子どもたちがすくすくと育ち、笑顔で生きることができる平和な世界」をめざし、ひとりひとりが国を越えて出逢い、東アジアから平和を祈り、学び合い、楽しむお祭りです。Earthrun 2014のスケジュールです!
3日間に渡り開催される「JEJU平和祭」2014~クニヲコエテ~(10月17~19日)に合わせ、 沖縄からの参加者は以下のように動きたいと考えています! +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+ -: + 10月4~5日 -: 現地入りの前のプレイベントとして、 + 北谷町内~嘉手納基地一周、辺野古から普天間までのランを予定 -: + 10月10日~12日 -: 東京近辺でミニイベント開催を予定 + -: 10月13日 + 済州島入り(成田発9:45 済州島12:30 大韓航空利用) -: 現地サポートスタッフと合流 + + 10月14日 -: 島内視察とご挨拶、打ち合わせ。ハルラ山登頂(予定) + -: 10月15日~17日 + Earth Run2014 in Jeju -: 済州市にある平和祈念館からスタート~平和祭会場へ -: + 10月17日~19日 -: JEJU平和祭2014 + -: 10月20日 + 平和祭会場からカンジョン村へゴール -: 帰国(済州島発18:00~成田着20:20を予定) + -: 10月25日 + 帰国報告会 -: + 10月31日 -: Earthrun2014 in 沖縄前夜祭 + -: 11月1日~3日 + Earthrun2014 in沖縄 ヤンバル -: + 11月8日~10日 -: Earthrun2014 in沖縄 中部 + -: 11月14日~16日 + Earthrun2014 in沖縄 南部 -: + 11月16日 -: 沖縄県知事選挙投開票日 + -:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+ 済州島には島を一周するウォーキングコースがあり、済州方言で「オルレ=小さな空間から、広い世界へ繋がる道」と呼びます。 そのオルレを子どもたちや仲間たちとともに、リレーしながら沖縄からの平和への想いを繋いでゆっくり走ります。走りたい距離をゆっくり自分のペースで。歩いてもいいし、自転車やスケボー、車いすだって参加オーケーです。(参加希望の方は是非連絡ください!)現在予定している主な訪問先です!
途中ふさわしい場所で植樹をしたり、ご縁のあるスポットに立ち寄ったり、おいしいものをいただきながら 地元の皆さんと交流させていただき、済州島の今と沖縄の今をシェアしながら進んで行きます。 ●済州4・3平和公園 済州4・3平和記念館には 済州4・3の過去と現在、そして未来があります。 ●カンジョン村(江汀村) 韓国海軍基地が住民の反対を押し切って強制的に進められている村。近隣の海はイルカたちの聖地。 ●ハルラ山(漢拏山) 漢拏山は韓国の済州島にある山。標高1,950mであり、韓国の最高峰 ●海女博物館(ヘニョパンムルグァン) 済州海女達が残した大切な文化遺産を発掘・保存し、企画展示などもあります。 ●済州島の守り神トルハルバン 沖縄のシーサーのように島のあちこちにみられるそうです。トルハルバンは、済州島の象徴であり、街の入口などに立てられ守護神と呪術的な宗教機能を兼ね備えています。 また、現地の小中学校を訪問し、一緒に走り、植樹する計画(現在交渉中)もしています。つながるこころ、「ピース・フラッグ」で伝えてきます!
沖縄の大切な仲間、ジュゴンとヤンバルクイナ、 そして平和を祈るすべての人からのメッセージを 済州島のイルカと韓国最高峰ハルラ山の神様、 海女さん文化発祥の地のあまちゃん達に しっかりと伝えていきたいと思います。 出発までの日々は沖縄本島各地で皆さんの平和へのメッセージを集めていきたいと思います。 今回は「ピース・フラッグ」というカタチで集めさせてください!ピース・フラッグを一緒に作りませんか!!
まずはハートオブアースカフェ前で9/12よりメッセージ受付開始します! ちょっと北谷までは行けないなあという方、下記のピース・フラッグのつくりかたを参照いただき お店までお送りいただくという方法でも助かります! 送付先:ハート オブ アース カフェ (Heart of Earth cafe) 沖縄県中頭郡北谷町桃原5-1 韓国出発までこれからどんどんピース・フラッグ設置店を増やしていきます。 レポートで随時追記して行きますので、もう少々お待ち下さい! +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:- -: ピース・フラッグのつくりかた +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+ 平和祭に届けるためのフラッグを皆さんから大募集します! 平和・自然・ジュゴン・ヤンバルクイナ・命どう宝・イチャリバチョーデーなど メッセージテーマはあなたのインスピレーションでどうぞ! ☆韓国語や英語が出来る人は是非それで!日本語、もちろんイラストも大歓迎!☆ ■■□――――ピース・フラッグってこういう感じです――――□■■ おおよそ 20cm × 20cm × 20cm 以内の 三角形の布(カラフルな布 (古着などでも可))で作って下さい。 ピース・フラッグはお手元にある布を切り、 そこにあなたのメッセージを書いていただく形が基本です。 オブジェや鳥や花、太陽など、素敵な何かの形でも可 (持ち運びの出来るもの) 水で落ちないマジックや絵の具をご使用ください。 作り方などは下記サイト↓↓↓を参考にしてくださいね。 ■■□――――――フラッグのつくりかた――――――□■■ -:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+:-+ なお、9月12日には辺野古に出掛けて皆さんからのメッセージをピース・フラッグにいただいて来ます! 日本からのメッセージは平和祭会場でアジア中から集められたピース・フラッグと共に一つに縫い合わされ、世界に向けて発信されます! 最後までお読みいただきありがとうございました! どうぞご支援よろしくお願いします!!最新の活動報告
もっと見るチェジュから戻りました その3 Vamos!!
2014/10/30 14:242006年2月 Sacred Runで見た世界 All life is sacred. 全てのいのちは神聖なもの 2006年10月 沖縄本島を8の字に走って周ったEarthrun2006 その時の合言葉は「初志貫徹!」 今回ワールドカップ会場から最後のランをする時に、みんなで叫びました。「初志貫徹!!」 今回のプロジェクト、はじめに思い描いた通りには全く運びませんでした。明日が締め切りのファンディングも目標金額には全然達していません。 それでもまだ自分は諦めていませんし、たとえ達成できなかったとしても、それを補ってあまりある素晴らしい出会い、未来への希望、スピリットをかき立ててくれる命の姿を目撃しました。繋がりも沢山出来ました。いよいよハングルもしっかり習おうと決心しました。 島一周は出来なかったけれど、しっかりと想いは届けられたかなと思っています。 このような地平に立たせてくれたこと全てにただ感謝です。 来月はいよいよ知事選。 11月も、決めごとを作り過ぎずに、心の赴くままこの沖縄の大地を、喜びと信頼を持って、ゆっくりいそいで走って行きます。 そんな自分への御支援、明日がファンディングの一応の締め切りですが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 最後に、このプロジェクトをずっとサポートし応援してくれたFAAVOスタッフのM・Aさんへ。 お土産も買えなくてごめんね。あなたなしではここまで走って来られませんでした。最後まであきらめずに初志貫徹すること。それが恩返しだと思っています。これからも宜しくです。 50男の人体実験パート1はこれで一旦終わります。 祈りは続いて行きます。 明日の締め切りまで、皆さんからの御支援熱烈歓迎しています!! 一つだけお断りを。。。 様々な変更に次ぐ変更で、ファンディングに対するお返しの内容がこれまた大幅に変更になっています。どうぞご了承ください。なおその詳細に関しては個別にお知らせ致します。 そんな自分をトラストして下さる方、どうぞご支援をお願い致します。 済州島でのEarthrun報告会を11月22日に予定しています。 詳細はHeart of earth cafeのブログやフェイスブックなどでお知らせします。是非ともに未来を創っていきましょう。 Earthrunは喜びと共に大地を走る事 まだ見ぬ明日に向けて、叫びながら走りだす事 ようやくまたスタートが切れました。 皆さん、この素晴らしい世界でともに走ったり、歩いたり、唄ったり、踊ったり、ゆんたくしたり、笑ったり時々泣いたりしながら、幸せを抱きしめて生きて行きましょう。 ありがとうございます。 Vamos!! もっと見る
チェジュから戻りました その2
2014/10/30 13:52平和祭翌日、今回のもう一つのハイライトである済州島南部にあるカンジョン村に向かいます。 ここは韓国海軍基地が住民の大多数の反対を押し切って強引に進められている所。日本の大手メディアなどでは殆ど扱われていません。平和祭参加のメンバー60人ほどのツアーに自分達も同行。ここで現地の人と一緒に走り、木を植える事が今回のもう一つのミッションです。 amanakuniさんのブログです。映像も充実していてとてもわかりやすいです。amanakuniさん、ありがとうございます。 [FAAVO{http://amanakuni.blog79.fc2.com/blog-entry-104.html}] その中にある動画から カンジョン村海軍基地ゲート前アクション [FAAVO{http://youtu.be/6omWwvSy0-k}] カンジョン村にある食堂前で記念植樹 [FAAVO{http://youtu.be/9EL6ozaYJaI}] カンジョン村の反対運動を描いた「クロンビ」という映画の監督さん(沖縄の桜坂劇場でご挨拶したかた)と平和祭会場で再会し、カンジョンに木を植えたいと伝えたら何と!!たまたま(必然??)木を用意しているとの嬉しい言葉。しかも3本も。映像で流れているのはまーちゃんはじめツアー参加者みんなで植えたその内の1本です。 残りの2本もこれまた最高の形であるべき場所に植える事が出来ました。 10月21日、ツアー後に残った我々で、gamaharuという二人組のユニットとホリ君とでゲート前でゲリラライブをしようと言う事になりました。 gamaharu&holyのゲリラライブ [FAAVO{http://youtu.be/pl5ypbeBrqY}] 前日に初めてこの曲を聴いた時、全身に鳥肌が立ちました。 「目で見て 旅をする 耳で聴いて 旅をする 手で触れて 旅をする 愛を感じて 旅をする」 「歩み寄ろう 歩み寄ろう」 「ありがとう ごめんね 素直に言えるかな?」 「だんだん近づいて行くよ だんだん大地に足跡広げて行こう!」 このあとすぐにゲート前でのトラブルでライブは中止。 まるでロードムービーのような、しかしリアルな姿。 「争いは いらないよ 国境も いらないよ」 「みんな同じ 人間だ みんな同じ いのちだ」 「今この時が 今この時が 旅」 彼らの姿に世界の希望を観ました。 このライブを決行するために韓国と日本の仲間がそれこそ一つになって働きました。ライブが途中で中止になり本当にみんな悲しみました。カンジョン川にある普段は入れないネッキリソという聖地に行き、みんなで魂を鎮めました。 その後、ゲート前に二番目の木をゲリラ植樹。ゲート前と言うハードな場所でその命を輝かせて欲しい、そんな事を祈りながら速攻で植えました。位山の祝詞を奉納させて貰いました。 その晩はgamaharuの仕切り直しライブがピースセンターで行われ、地元の神父さんや若者も参加し、良い宴に。 10月22日カンジョン最終日 午後には空港でレンタカーを返却しなければなりません。 前日、ピースセンターで「Earthrun」をやりたいと相談したら、何とマラソン好きな神父さんがいらして一緒に走ってくれる事に! gamaharuの二人も、ずっとカンジョンへと俺たちを導いてくれた与那国の守り人テツさんも(元駅伝ランナー)、前日まで寝込んでいたケンちゃんも一緒に6人で走ります。 スタートは近くにある2002ワールドカップ会場。 思えばこのワールドカップ共催から今に至る韓琉ブームなどの流れが始まりました。そこからまた新しい流れを、みんなで創っていくことの大切さを感じました。 途中、それぞれが先頭に立ちながら走ります。 ゲート前では腹の底から「海軍基地 決死反対」と叫びました。自分は今まで、「反対」と言う言葉を使う事を極力避けて来ました。これからもその基本スタンスは変わらないと思います。しかし、どうしても反対しなければならないものもある。現場に立たなければわからない事がこの世界には沢山ある。 また一つ、大きな学びをさせて貰いました。 ピースセンター到着。最後の木をピースセンター玄関脇に植樹。ミッション完了! このあと仲間たちはそれぞれの仕事(活動の支援)に散らばり、別れを惜しむ間もなく自分は空港へ。車に同行したのは若干17歳でありながら世界のあちこちを歩いて回っている韓国人の青年。今回も7Gウォークに参加しています。ここにも新たな光に出会えました。(その3へ続く) もっと見る
チェジュから戻りました。その1
2014/10/30 13:03みなさん、こんにちは。Heartofearthの井上ガリです。 お陰様で無事済州島から戻りました。沢山のご支援・御声援本当にありがとうございました。 皆様にご報告です。(なぜか自分のPCから画像アップが出来ません。Facebookに入られている方はこちらをご覧くださいhttps://www.facebook.com/kiyoshi.inoue.5) 今回のプロジェクトは途中から大幅な変更を余儀なくされました。そのせいもあり、レポートがなかなか出来ずにごめんなさい。 一緒に行くはずだった仲間が急遽行けなくなったり、現地と連絡を取り合っていたが渡航前になると皆それぞれ忙しくなり、音信不通になったり。。。 こうなったら直接現地に入り、地元の方々と交渉しながら島内一周は無理でも部分的にでも走り、木を植え、沖縄と済州島、日本、韓国、東アジアを繋げて行くメッセージを届けたい!と願いました。 予定では13日に現地入り。しかし台風19号の影響でそれも変更。結局済州島に入れたのは平和祭前日16日の午後のことでした。 しかも!! クレジットカードが何故か使えず、レンタルwifiやレンタカーを借りることすらままならない状況に。。。 何人かの友人からは、人からお金を支援して貰い走るのはいかがなものか?と言う指摘や批判もいただきました。小さな子どもや妻を残して走りに行くのは自分のエゴや単なるプライドなのでは???と。 それらの批判は本当に温かく、身に染みました。直接反論することは全く出来ません。 それでも、今回ばかりは自分の中に、この形で進むのだ!という自分でも驚くほどの強い決心があり、それは最後まで変わらなかったのです。 お陰様でレンタカーはたまたま済州島まで飛行機が一緒だった友人にお願いして借りて貰い、何とか動けるように。 久々の左ハンドルとハングルの標識(全くわからない!)には参りました。レンタカー会社で設定してくれたナビが間違っており、会場に到着出来なかったりもしたけれど、「やるしかない!!」と気合を入れて何とか乗り切りました。 この言葉の壁は思った以上に厚いものでした。しかしそれ以上にわかり合おうとするお互いの想いがその壁を越えさせてくれました。 到着後は平和祭の会場で送迎などのお手伝いをしながら、早速今回のランのスタートに決めていた4・3ミュージアムへ。ここは済州島にとって本当に痛ましい事件の記憶を伝えている博物館です。沖縄の人にとっては平和祈念公園のようなものだと言えばわかりやすいかもしれません。 4・3事件に関して [FAAVO{http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%88%E5%B7%9E%E5%B3%B6%E5%9B%9B%E3%83%BB%E4%B8%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6}] その一角には本物のベルリンの壁がモニュメントとして飾られています。(前回のレポート写真参照) アポなしで飛び込むと、日本語の話せるカンさんという女性が、木の手配から植樹の場所まで全て上司と掛け合い、オーケーを出してくれました。 今から木を探すのは大変だろうと、4・3事件の犠牲者を弔う為に植えてあった椿の花をわざわざ抜いて提供してくれました。有り難い事です。 さて翌日走る予定満々でいたら、平和祭本部から、ある方を是非空港まで迎えに行って欲しいとの事。走るのは一旦延期してお迎えの仕事をしました。 午後になり、一緒に走ってくれる南の島 まーちゃんうーぽーやニシケンと話していて、何となく今日じゃあないなとお互い直観。 この直観が素晴らしい流れを生みます。 平和祭自体はあまり楽しむ時間がなかったけれど、三宅洋平君や喜納昌吉さんのステージは最高でした。おっと一緒に走ってくれたまーちゃん&ニシケンのライブも!!でした。 それ以外にもあちこちでそれぞれのやり方で、平和を求める姿がありました。お天気も最高で、ハルラ山はずっと見守っていてくれました。 平和祭最終日の午前10時、会場内で一番見晴らしの良い丘に東京からいらしていたNPO「世界平和の響き」の坂崎さん他の皆さんと一緒に世界の平和を祈るピースポールを立てる。その後世界193カ国の旗を掲揚しながらのセレモニー。 その後4・3記念館に移動。まーちゃんによる祈りの唄、水野みさをさんによるイマジン・フラの奉納、先の坂崎さんらもご一緒に祈る。 世界が平和であるように ランスタート。四国から来ている御遍路姿のやっさんも交え4人で会場まで繋ぎ、無事ミッションパート1は完了しました。 もっと見る