
FAAVOをご覧の皆さん、はじめまして!
北谷(ちゃたん)町在住の井上聖(きよし)といいます。通称ガリと呼ばれています。
北谷町は、沖縄本島中部にある極東最大の米軍嘉手納(かでな)基地に隣接し、普段の暮らしと米軍基地が密接に関わるエリアです。

(沖縄、米軍基地、嘉手納、普天間、辺野古、等のキーワードでぜひ検索してみて下さい)
今沖縄はとても大きな岐路に立っています。
米軍普天間基地の代替施設として、辺野古の埋め立て工事が着工され、11月の沖縄県知事選挙に向け、平和を願う島人(しまんちゅ)のエネルギーは大きなうねりとなって来ています。
この熱い熱い想いをアジアの人々と共有し、東アジアを平和な地域にしていくために、この秋、沖縄の若者たちと、平和を願うすべての皆さんからのメッセージを携えて、韓国国境の島チェジュへ走りながら伝えて来ます!
そのための資金の一部をクラウドファンディングで募集します!
どうか沖縄の本当の思い、聞いて下さい!
アジアの真ん中で沖縄の平和への想いをEarth runで伝えたい!

今、沖縄を巡る状況はまさに「待ったなし!」です。
秋には多くの地方選挙、そして11月には沖縄県知事選挙が控えています。
最新の世論調査では県民の8割が新たな基地建設に反対しています。
本心では新たな基地など望んでいない。誰もが平和な社会を望んでいます。
反対・賛成と二つに分断されてしまった思いを一つに繋ぎ、
本当に大切なものをもう一度みんなで紡いでいきたい。
私達が住む沖縄は国境の島であり、それは逆に言えばお隣の国に一番近い場所に位置しています。今回の平和祭は東アジアの人々とお互いをわかり合い、同じ地球に生きる仲間なんだと確認するまたとないチャンスです!
チェジュで開催される『JEJU平和祭2014』へ向け、私の地元北谷をはじめ沖縄に住む若者や、現地の人達と一緒に走りながら、皆さんの平和に託した想いを多くの人々に伝えていきたいと思います!そしてその体験を持ち帰り、今度は沖縄本島を北部、中部、南部と走って周ります。

私も一緒に「Earth run 2014」に行ってきます!↑
元々この地球には国境線なんてありません。
そこでこのランニングツアーを「Earth run 2014」と名付けました!
今回FAAVOで、このランニングツアーのための資金を集めさせていただきたいと思います!
このJEJU平和祭での出逢いを皆さんと共有し、ともに祭を作って行く事で、奪われかけている私達一人一人の誇りを取り戻すとともに、本来私達が持っている、平和を愛し生命の尊さを何より大切にする意識を、一緒に走ったり、応援してくれる、うちなーんちゅの若者たちは勿論、次世代を担う子どもたちに伝えて行きたいと願っています。
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Earth runってなに?
Earth Runとは、呼びかけ人の私、井上が、サンフランシスコからワシントンD.C.までアメリカ大陸を走って横断する「Sacred Run(セイクレッドラン) 2006(2006/2/11~4/22)」に参加し、インスパイアを受けた事からはじまりました。

セイクレッドランとはアメリカインディアン運動のデニス・バンクス氏が提唱した「大地といのちを癒す」ための祈りのランニングです。
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その新たな冒険のはじまりである、この平和祭への参加、そして「Earthrun 2014」へのご支援、
FAAVOをご覧の皆さん、ぜひぜひご協力よろしくお願いします!!
どんな思いで走るの?
私は沖縄移住以来19年間、予備校や塾で沖縄の子どもたちと関わって来ました。

6年前からは北谷町内の砂辺公民館で「砂辺ユイマール塾」を開講しています。
授業中にF-15イーグルが通過すると、その爆音で隣の人の声が全く聞こえません。
そんな地域にも子どもたちの非現実的な、しかしたくましい日常がある驚き。
これらの環境の中でもお互いが少しでもハッピーになれるような塾を目指してきました。

さらに4年前からは北谷町桃原の自宅で「ハートオブアースカフェ」という集いの場を開いています。

カフェでは、小さな子どもから若者、大人まで集まってくれたみんなが心から繋がり合える世界を築くために様々なイベントを開催してきました。
↓これは麻炭みそ仕込みの様子です。

ネイティブアメリカンの大切な教えに「7世代先の未来」の事を考え、そのために行動するというものがあります。
自然と調和し、ご先祖を敬い、人々がお互い仲良くし、自立した誇りの持てる社会をみんなの力で築き上げていく事の大切さを、私はここ沖縄の地で、そして様々な先人たちの生き様を通じて学んできました。
しかし残念ながらここ1~2年、子どもたちを巡る環境が急激に変化してきた事を実感しています。

そしてその状況はまさに危険な水域にまで達しているように感じられます。
要因は様々考えられますが、一言で言えば私たちが築き上げて来た現代社会の矛盾を一番敏感に体現しているのが今の子どもたち、そして自然界だと考えています。

国と国、民族と民族、宗教間の対立による様々な紛争、
歴史問題、領土問題を巡る感情のもつれ、
頻発する異常気象・・・。
ヘイトスピーチに代表される人々の心の荒廃、いじめの多発、無気力、不登校・・・・・・・
未来を担う子どもたちの瞳から輝きが失われていく現状。
これらはすべて私たちの世代が直面しているテーマです。
そんな時代にわたしたちひとりひとり、何が出来るのか?
いま、この瞬間、この時期だからこそ、わたしたち一人一人が出逢い、お互いの目を見て交流することで
「国を越えて人と人がつながりあい、互いを思い合える平和な世界を実現するのは可能なんだ!」
「僕らが描きたい未来や世界は、こういうものなんだ!」
ということを形として表現し、メッセージをはっきり送っていく。
この平和祭は「沖縄の今、そして未来」を世界に伝える大きなチャンスだと考えました!
「ユイマール」?「イチャリバチョーデー」?
「沖縄・琉球」そして東アジア地域の果たす役割は、一般に考えられているよりはるかに大きくかつ重要なもので、この地域の変容は世界全体にとって大きく作用しますし、一歩間違えれば取り返しのつかない損失です。
わたしたちの沖縄にはすばらしい黄金(くがに)言葉があります。
「ユイマール」
一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合う相互扶助の精神
「イチャリバチョーデー」
一度会って話をすれば誰もが地球の上に生きる兄弟(チョーデー)
私は19年間過ごしてきた沖縄で、これらの言葉がまだ生きている事を実感しました。と同時にこれらの宝物は、私達が自ら拾い上げ、磨いていかないとその輝きを失うものだと気付きました。
かつて、北谷に住む人々による英国船籍インディアン・オーク号救助(1840年)は「航海史上の奇跡」と呼ばれ、世界を驚かせました。当時、船が難破するということは、積荷を掠奪されるのが常識で、乗組員の命の保証もありませんでした。ところが、北谷の村民は乗組員67名全員を救助し、彼らが帰国するまでの45日間、食事や住居の世話など手厚くもてなし、更には帰りの船まで新たに建造してあげたのだそうです。
私たちは今こそ誇りを取り戻し、先人が残してくれた「たいせつなもの」をもう一度拾い上げていく時と思っています。ご先祖や自分を生かしてくれる全ての存在に感謝し、自らの気高いビジョンを掲げて走っていきます!!
その新たな冒険のはじまりである、この平和祭への参加、そして「Earthrun 2014」へのご支援、
FAAVOをご覧の皆さん、ぜひぜひご協力よろしくお願いします!!
『JEJU平和祭2014』はアジアにつながるチャンス!
今回参加する『JEJU平和祭2014』、韓国、中国、台湾、日本の市民が国境の島、チェジュに自発的に集い開催されます。
これは「子どもたちがすくすくと育ち、笑顔で生きることができる平和な世界」をめざし、ひとりひとりが国を越えて出逢い、東アジアから平和を祈り、学び合い、楽しむお祭りです。
Earthrun 2014のスケジュールです!
3日間に渡り開催される「JEJU平和祭」2014~クニヲコエテ~(10月17~19日)に合わせ、
沖縄からの参加者は以下のように動きたいと考えています!
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+ 10月4~5日
-: 現地入りの前のプレイベントとして、
+ 北谷町内~嘉手納基地一周、辺野古から普天間までのランを予定
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+ 10月10日~12日
-: 東京近辺でミニイベント開催を予定
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-: 10月13日
+ 済州島入り(成田発9:45 済州島12:30 大韓航空利用)
-: 現地サポートスタッフと合流
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+ 10月14日
-: 島内視察とご挨拶、打ち合わせ。ハルラ山登頂(予定)
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-: 10月15日~17日
+ Earth Run2014 in Jeju
-: 済州市にある平和祈念館からスタート~平和祭会場へ
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+ 10月17日~19日
-: JEJU平和祭2014
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-: 10月20日
+ 平和祭会場からカンジョン村へゴール
-: 帰国(済州島発18:00~成田着20:20を予定)
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-: 10月25日
+ 帰国報告会
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+ 10月31日
-: Earthrun2014 in 沖縄前夜祭
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-: 11月1日~3日
+ Earthrun2014 in沖縄 ヤンバル
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+ 11月8日~10日
-: Earthrun2014 in沖縄 中部
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-: 11月14日~16日
+ Earthrun2014 in沖縄 南部
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+ 11月16日
-: 沖縄県知事選挙投開票日
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済州島には島を一周するウォーキングコースがあり、済州方言で「オルレ=小さな空間から、広い世界へ繋がる道」と呼びます。
そのオルレを子どもたちや仲間たちとともに、リレーしながら沖縄からの平和への想いを繋いでゆっくり走ります。走りたい距離をゆっくり自分のペースで。歩いてもいいし、自転車やスケボー、車いすだって参加オーケーです。(参加希望の方は是非連絡ください!)
現在予定している主な訪問先です!
途中ふさわしい場所で植樹をしたり、ご縁のあるスポットに立ち寄ったり、おいしいものをいただきながら
地元の皆さんと交流させていただき、済州島の今と沖縄の今をシェアしながら進んで行きます。
●済州4・3平和公園
済州4・3平和記念館には 済州4・3の過去と現在、そして未来があります。
●カンジョン村(江汀村)
韓国海軍基地が住民の反対を押し切って強制的に進められている村。近隣の海はイルカたちの聖地。
●ハルラ山(漢拏山)
漢拏山は韓国の済州島にある山。標高1,950mであり、韓国の最高峰
●海女博物館(ヘニョパンムルグァン)
済州海女達が残した大切な文化遺産を発掘・保存し、企画展示などもあります。
●済州島の守り神トルハルバン
沖縄のシーサーのように島のあちこちにみられるそうです。トルハルバンは、済州島の象徴であり、街の入口などに立てられ守護神と呪術的な宗教機能を兼ね備えています。
また、現地の小中学校を訪問し、一緒に走り、植樹する計画(現在交渉中)もしています。
つながるこころ、「ピース・フラッグ」で伝えてきます!
沖縄の大切な仲間、ジュゴンとヤンバルクイナ、
そして平和を祈るすべての人からのメッセージを

済州島のイルカと韓国最高峰ハルラ山の神様、

海女さん文化発祥の地のあまちゃん達に

しっかりと伝えていきたいと思います。
出発までの日々は沖縄本島各地で皆さんの平和へのメッセージを集めていきたいと思います。
今回は「ピース・フラッグ」というカタチで集めさせてください!
ピース・フラッグを一緒に作りませんか!!

まずはハートオブアースカフェ前で9/12よりメッセージ受付開始します!
ちょっと北谷までは行けないなあという方、下記のピース・フラッグのつくりかたを参照いただき
お店までお送りいただくという方法でも助かります!
送付先:ハート オブ アース カフェ (Heart of Earth cafe)
沖縄県中頭郡北谷町桃原5-1
韓国出発までこれからどんどんピース・フラッグ設置店を増やしていきます。
レポートで随時追記して行きますので、もう少々お待ち下さい!
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-: ピース・フラッグのつくりかた
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平和祭に届けるためのフラッグを皆さんから大募集します!
平和・自然・ジュゴン・ヤンバルクイナ・命どう宝・イチャリバチョーデーなど
メッセージテーマはあなたのインスピレーションでどうぞ!
☆韓国語や英語が出来る人は是非それで!日本語、もちろんイラストも大歓迎!☆
■■□――――ピース・フラッグってこういう感じです――――□■■
おおよそ 20cm × 20cm × 20cm 以内の
三角形の布(カラフルな布 (古着などでも可))で作って下さい。
ピース・フラッグはお手元にある布を切り、
そこにあなたのメッセージを書いていただく形が基本です。
オブジェや鳥や花、太陽など、素敵な何かの形でも可 (持ち運びの出来るもの)
水で落ちないマジックや絵の具をご使用ください。
作り方などは下記サイト↓↓↓を参考にしてくださいね。
■■□――――――
フラッグのつくりかた――――――□■■
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なお、9月12日には辺野古に出掛けて皆さんからのメッセージをピース・フラッグにいただいて来ます!
日本からのメッセージは平和祭会場でアジア中から集められたピース・フラッグと共に一つに縫い合わされ、世界に向けて発信されます!
最後までお読みいただきありがとうございました!
どうぞご支援よろしくお願いします!!