チャレンジ2日目・19時です
吹上ワンダーマップ10レポート配信のお時間がやって参りました。
昨日お伝えした通り、今日から数回に渡って吹上ワンダーマップの沿革をご紹介させていただきます。
プロジェクトページにワンダーマップの前身である『体育館で芸術』から2009年開催の『吹上ワンダーマップ』までの流れを掲載しておりますので、本日は第2回開催の『吹上ワンダーマップ2010』について書かせていただきます。
第2回 吹上ワンダーマップ(2010)
「芸術による地域振興の実践」
第1回開催の成功によりアーティストと地域住民が密接に関わることの有効性を見出せました。同時に地域住民に対する感謝の気持ちがアーティストに芽生え、自身の創作表現活動を地域のために活かすことができないのかを考えるようになりました。その流れで設定されたテーマが「芸術による地域振興の実践」です。
※婦人部の皆様とアーティスト
※アーティストと地域住民(サテライト会場にて)
※商店街の空き店舗をアーティストが改装して期間限定のカフェ&バーを運営
「ガイドブックの発行」
自分たちのアートを見てもらう為の展示会から、地域の為にアートを活用するプロジェクトになったことで、より多くの地域の人々と関わるようになりました。開催にあたりWANDER 「MAP」というからには地図を作りたい想いが強くなり、吹上町の地図を作成する事になりました。
地図に掲載する情報(魅力)を集めていたのですが、想像以上に吹上町には魅力が多く、それを全て掲載する為には地図の形では間に合わなくなってしまいました。そこで吹上町の魅力をアーティストが紹介するガイドブックを作る事になりました。「地域の魅力はそこに暮らす人々が創るもの」と考え、地域の人々の顔が見える編集を行い発行しました。完成した冊子はとても評判が良く、多くの方に喜んでいただけたため、ガイドブック制作はその後のプロジェクトの柱の一つとなり、毎年様々な企画に取り組み、芸術祭の開催に合わせて制作・発行するようになりました。
※ガイドブック表紙
それでは引き続き当プロジェクトを宜しくお願い致しますm(_ _)m
また明日のレポートで