はじめに・ご挨拶
はじめまして。
「資産運用を生活の一部に」これが私たちのミッションです。英語でいうと、Asset Management for your Lifeですが、短縮して会社名を「あせまねライフ株式会社」とし、2018年3月に設立しました。
代表取締役社長の宮井博は、証券アナリストの専門資格を持ち、証券会社のリサーチ部門で30年以上資産運用の調査研究に従事してきました。また、大学や大学院での投資教育の他、共済年金などの資産運用委員を多数歴任してきました。
代表取締役の小原沢則之は、証券アナリストの専門資格を持ち、投資関連業務に30年以上の経験を持つ投資分析のスペシャリストです。機関投資家向けに専門的な資産運用業務の研究・アドバイスなどを行い、大学での投資教育や投資研究にも従事してきました。
このプロジェクトで実現したいこと
私たち二人は、今まで長年に渡り金融業界に身を置き、資産運用に関する業務に携わってきました。そこで培った知識・経験を社会に広く還元することによって、今まで支えていただいた会社や業界、社会に恩返ししたいと考えました。具体的には、先進国の中で低いと言われるわが国一般個人の金融リテラシーの向上に役立てられないかを考えてきました。
私たちが特に注目したのは、多くの人が不安に感じている老後の生活費を、資産形成によってどのように補っていくかの問題です。これを解決するには、若い時から「投資による資産形成」に興味を持ち、資産形成に向けた取り組みを行うことが当たり前になる社会を作れるかが鍵です。この生活スタイルへ意識を変えることによって、老後資金の不安を解消できれば、それは大きな社会貢献になると思うようになりました。
そのためには、投資に関わる教育・学習の必要性を多くの人に広く認知していただき、継続的にどのように進めていくかを理解していただく必要があります。それを具体化する過程で、インターネットを用いたソーシャル・ラーニングのプラットフォームを構築し、堅実な投資によって長期的で安定的な資産形成を実現するための資産運用を学ぶ場を設けることが必要ではないかという考えに至りました。
その資産運用の学びの場として、私たちは会員制サービスを始めることにしました。この会員制サービスには様々な投資学習レベルの会員が集い、資産形成に関する情報を共有しながら継続的に投資教育活動を進めていきたいと考えています。
私たちと一緒にわが国社会にこの会員制サービスを定着させ、発展させていきませんか? そして、賛同していただける人とともにじっくりと着実に資産運用の力をつけ、お金の不安のない将来生活を目指していきましょう。
プロジェクトをやろうと思った理由
老後生活の一番の不安は「お金」なのに、しかも超低金利で銀行に預けても利息はわずかなのに「貯蓄から資産形成」に踏み出せない人が大多数です。そのような人に理由を聞くと、以下のような返答がかえってきます。
・人生100年時代、資産形成が必要だとは分っているけど・・・
・投資を学びたいけど、忙しくて時間がない!
・投資って、専門用語が多くて、難しいんだよね…
・金融機関にNISA口座を作ったけど… 何から始めたらいいの?
このような悩みを解決するためには、「きっかけ」を提供することで資産形成の必要性が広く認知されるように努め、基礎的な内容からのコンテンツをいつでどこでも利用できる「手軽さ」と、知識や技術を修得するのに必要な「続けられる工夫」で多くの人から賛同を得ることができるのではないかという考えに至りました。この「きっかけ」と「手軽さ」、そして「続けられる工夫」を兼ね備えたものとして開発を進めてきたものが「賢者のポートフォリオ」という投資教育アプリを核とする会員制サービス(「賢者のポートフォリオ 会員倶楽部(略称:賢者クラブ))です。
この全く新しい会員制サービスで多くの人の資産形成の悩みを解決すること、そしてこれによる生活スタイルの意識改革で社会貢献したいと考え、CAMPFIREでプロジェクトをやろうと思い至りました。
サービスの内容
もしあなたが「賢者クラブ」の会員になったら、
・あなたは長期的に安定的に資産形成が可能な堅実な資産運用の全てを学べます。
・あなたに提供されるのは、基礎レベルから上級レベルまで継続的に学べる投資教育情報です。
・新型コロナウイルスで悪化しつつある経済環境。そうした環境の中で老後資金を蓄えて行くには、あなた自身が資産形成に賢くなることが不可欠です。
・「賢者のポートフォリオ」は単なるゲームではありません。年単位の模擬投資期間で少しずつ継続的に繰り返しプレイすることで、あなたの資産形成力は確実に向上します。
「賢者クラブ」の特徴
・投資に関する様々な情報を盛り込んだブログやメールマガジンを通じて、投資初心者でも安心して学ぶことができます。特に、「老後資金2000万円問題」などで多くの人が感じる資産形成の「未学習、未経験」からくる不安は、知識の修得と株式投資を模擬体験することで解消できます。
・「賢者のポートフォリオ」は、一人でも、また複数人でも同じゲームを楽しむことができるソーシャルラーニングのプラットフォームなので、利用者が集まって議論しながらゲームを楽しむなど、資産形成を皆で楽しく学ぶこともできます。
・今までの一般的な株式投資のテキストブックは、難しい金融用語を如何に分かり易く解説するかに注力してきたため、説明的で堅苦しい文章の多いテキストでした。また、現実の経済をバーチャルに体験し、それを積み重ねて実際の投資を学ぶことはできませんでした。「賢者のポートフォリオ」は、過去にタイムスリップした感覚で株式投資を体験できるようにコンテンツをゲーム形式にアレンジし、楽しく長期投資の極意を修得できます。
・「賢者のポートフォリオ」は、株式投資の未経験者はもちろん、初心者から中・上級者まで、幅広いユーザーが楽しめ、双六形式のゲームを進めるうちに自然と投資のことがわかるようになる全く新しい株式投資体験アプリです。
・スマホでもPCでも、インターネットに接続できる環境さえあれば、どこでも気軽にプレイでき、様々なレベルの投資に役立つ情報を入手できます。
・投資の上級者には、過去に起こった様々な経済株式市場の変動時における投資リスクを何回も繰り返して体験できます。例えば、コロナ禍で世界の株式市場が大きく変動する最近の環境は、過去に発生した「市場ショック時」の投資を体験することで、シミュレーションできます。これを何回も繰り返すことで、「市場ショック時」も含んだ長期的に安定なポートフォリオ構築に向けた投資の極意を修得できるのです。
「賢者のポートフォリオ」で利用できる模擬投資ゲームの特徴は以下の3点です。
(1)過去約30年間の実際のデータに基づき、1~5年の投資を体験できます
(2)銘柄選びの操作が簡単で、その投資成果をすぐに確認できます
(3)用語解説と投資情報の活用を通じて、投資を基礎から実践的に学べます
これまでの活動
「賢者のポートフォリオ」を構想したのは、3年前に遡ります。私たち開発者は、資産運用業界に長く身を置いてきたので、機関投資家の現実の運用にとらわれすぎ、複雑で難しく大きなシステムの中で模擬投資を考えていました。
その考え方を変えたのが、シリコンバレー流の「MVP」という考え方です。これは「顧客に価値を提供できる最小限の製品や、それを使ったアプローチ」のことです。色々複雑な機能をそぎ落として最小限の機能で、顧客に価値を認めてもらえるようなサービスを考えた時に、たどり着いたものが現在の投資教育アプリ「賢者のポートフォリオ」です。
以下は「賢者のポートフォリオ」を使った会員制サービスの実現に向けて今まで取り組んできた活動です。
2018年3月 :あせまねライフ株式会社を設立
4月 ~5月 :「賢者のポートフォリオ」の構想を具体化
6月 ~7月 :株式投資の模擬体験ゲームに関するWEB調査を実施
8月 ~12月:モックアップ(デモ版アプリ)の開発
YouTubeに投稿しました(12月27日)。
「賢者のポートフォリオ」のFacebookページを開設しました(12月29日)。
2019年
3月~4月 :中小企業庁の「ものづくり補助金事業」へ応募
5月~6月 :WEB調査とマーケティング戦略の検討
6月~12月 :「ものづくり補助金事業」に採択され、試作版システム開発
2020年
1月~2月 :市場投入に向けた追加開発
2月 :神奈川県産業振興課が所管の「かながわシニア起業家ビジネスグランプリ2020」で「ベストアイデア賞」受賞
2月~5月 :ユーザーテストとその結果を受けて改良実施
3月 :Twitterで「賢者のポートフォリオ」に関わる情報発信の開始
6月 :正式リリース
6月 :大学の授業の教材に採用され、WEB授業を実施
「かながわシニア起業家ビジネスグランプリ2020」の記者発表
応援メッセージをいただきました!
①明治大学商学部の三和裕美子教授
②秦慎一郎さん
③たぁちゃん
年齢:小学校6年生
操作が簡単なので、パソコンの操作が分からなくてもできるのが良かったです。
銘柄選択は、「勘でやるのは良くないなぁ」と学びました。
何度か繰り返すうちに、バブル崩壊の頃に銀行の株価があがって、それを予測できるようになりました。
繰り返しやると覚えられるので、金メダルを目指したいと思います。
④涼さん
職業:金融機関法人営業
年齢:32歳
取引先の方達は、投資や資産運用に精通してる方々が多く、このゲームで得た知識を会話に活かせています。
特に「ゲームの舞台となる日本経済と株式市場」や「投資指標の有効な使い方」が大変参考となり、今までより踏み込んだ会話ができるようになりました。
今後もこのゲームを通して幅広い株式投資の知識を身に付け、営業活動に活かしていきたいと思います。
クラウドファンディング、頑張って下さい。
資金の使い道
・WEBマーケティング
・アプリの追加機能の開発
・アプリのメンテナンス
リターンについて
ご支援いただいた方には、「賢者のポートフォリオ 会員倶楽部(略して、賢者クラブ)」の会員権をご提供します。会員として資産形成を学び、多くの人と豊かな未来のための資産運用を実現しましょう。
①12か月会員権(先着100名) 3,700円(税込)
②12か月会員権 3,960円(税込)
③12か月会員権(2名セット、先着50名) 7,000円(税込)
④12か月会員権(2名セット) 7,400円(税込)
実施スケジュール
2020年6月5日:プロジェクト公開
2020年7月20日:プロジェクト終了
2020年7月27日:リターン配布(予定)
最後に
私たちのビジョンは、「草の根の金融リテラシーを向上させること」です。これによって資産運用が生活の一部になり、多くの人が抱く老後のお金の不安が解消されれば、「私たちのサービス」が認知され企業価値が生まれることになります。そして、長期分散投資で資産形成が実現する生活スタイルは、わが国の「社会」的な価値を高めることにもなります。つまり、私たちのビジネスは「共有価値の創造(CSV)」をもたらすことになると確信し、わが国の豊かな未来生活に向けた社会貢献を実現していきたいと思います。将来の資産形成を目指した社会貢献活動を一緒に進めていきましょう。
<All-in方式の場合>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る日本大学商学部で180人にリモート授業を実施
2020/07/09 22:17皆さん、こんばんは。あせまねライフの宮井です。今日は、日本大学商学部の証券市場論で「賢者のポートフォリオ」の使い方や、情報の取得方法などいについて講義をおこないました。「賢者のポートフォリオ」は、9月からの秋学期から本格的に授業で活用されるということです。今回のリモート授業はオンデマンドではなく、ライブで行いました。ZOOMの参加者のところ見ると、人数がどんどん増えて180名ほどになりました。この授業では出席点というのがあり、出席を確認して集計するのが結構大変なようでした。出席者が180名もいると、質問はなかなか出ないのですが、リモート授業の良いところは周りの人に惑わされることなく質問できる点です。実際、「賢者のポートフォリオ」では投機的な短期売買は対象にしないのかとか、投資指標を使えば高いリターンが得られるのかとか、株式投資を始めるには幾らぐらいの元手が必要なのかとか、どうして5銘柄選ぶのかとか、いろいろな質問が出ました。ただし、こうした質問はもともと想定されており、「賢者クラブ」の会員なら見れる「賢者の事典」や、あせまねライフのホームページにある「株式投資に関する素朴な疑問Q&A」でもいろいろな課題を採り上げているので、是非参考にしていただければと思います。秋学期にはまた、リモート授業に参加する予定なので、学生の皆さんの「賢者のポートフォリオ」の進捗状況と感想を聞くのが楽しみです。 もっと見る
リモート授業で「賢者のポートフォリオ」を解説
2020/07/07 17:15皆さん、こんにちは。あせまねライフの宮井です。今日は明治大学商学部の「機関投資家論」に参加して、「賢者のポートフォリオ」を解説しました。参加者の学生は、3年生と4年生で68名でした(講座の登録者は100名ほどいるということでした)。コロナ禍で大学に集まって集合教育できないので、リモート授業が行われています。明治大学の商学部の場合は、例年1~2年は京王線の明大前にある泉キャンパスで授業が行われ、3年~4年は駿河台キャンパスだそうです。駿河台キャンパスといえば、神田本屋街に近く、古くからのレストランがあり、学生は23階建てのリバティタワーで学びます。しかし、コロナ禍でそこに通えないというのを残念に思っている学生が多いそうです。さて、今日は学生の皆さんに「賢者のポートフォリオ」を使っていただく際の、ログインの方法や情報の使い方について解説しました。商学部の学生の皆さんなので、経済や投資関連の用語は、他の学部の学生に比べれば馴染みがあるとはいえ、いきなり「ガラス・土石」や「素材」といった業種名や、「ROE」や「時価総額」という用語が出ると調べる必要があります。しかし、「賢者のポートフォリオ」ではこう言った用語は全て、アプリの中に準備されているので、いつでもタップして内容を確かめられるのです。また、ゲーム形式なので、「攻略のヒント」をそれぞれの投資の局面に配置してあるので、基本はそれを参考に銘柄を無理なく選べるようにしてあります。とはいえ、実際の過去のデータを使うので、しかも投資には様々な要因が複雑に絡んでいるので、銘柄の一面だけではその銘柄の1年後~5年後のリターンは読めません。多面的な思考が求められ、これはまさに投資の経験を積みことに他ならないのです。学生の皆さんには「賢者のポートフォリオ」を使ってレポートを書くことが求められているので、積極的に利用していただきたいと思います。他の学生の皆さんとの比較にもなるので、修学意欲も増すことでしょう。また、ある程度進んだ段階で、皆で同じ投資環境での銘柄選びをディスカッションしてみたいと考えています。 もっと見る
前回のクイズの答えと、明治大学商学部のゼミ学生の方からの意見紹介
2020/07/05 12:00皆さん、こんにちは。あせまねライフの宮井です。前回の「市場ショック時の銘柄選択クイズ」の答えは、以下の通りです。1年後のパフォーマンスは、①京王電鉄:59.1%、②京セラ:-52.6%、③山崎製パン:-17.8% でした。①と②では実に1年間でリターンの差が100%以上あったことになります。見方を変えて①と②を保有していれば、市場ショックの影響はほとんど受けなかったということになります。長期の資産形成ではこのようなリスク分散が非常に重要になります。さて、今日は明治大学商学部三和ゼミの学生の方に「賢者のポートフォリオ」を使った感想を聞いてみました。・円安の傾向が理解できた。同じ設定を3回行うのでとても理解しやすい。・銘柄が実際と違い、絞られている(700銘柄ほど)ので初心者にいい。基礎を学べる。・4点とると嬉しい。ゲームとして面白い。説明を読んでちゃんとやったら点数がとれる。・原油と株価の関係が分かった。792通りの上位にくるとやる気がでる。上位10位以内に入ったらボーナスが欲しい。・勘でやるとあまり点数がとれないが、ちゃんと学んでからやると3,4点がとれて嬉しいい。・黄色の館になると、青の館と違ってすごく難しい。・途中経過が見られるのがよい。最初と最後でかなり結果が異なる場合もある。「賢者のポートフォリオ」では、「攻略のヒント」やメンターとして登場するDr.ブフェットのセリフを参考に銘柄を選ぶと、リターンの高い銘柄が選べるように工夫してあります。銘柄選択のとっかかりになると思いますので、株式投資に不安のある方に、是非試していただきたいと思います。よろしくお願いします。 もっと見る
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